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「カレーにスープ付きはありか?、なしか?」、論争についての一考察

2018年01月31日 | ちょっとした話
先日、女房と論争になった。

週に一度、女房の代わりに夕食の支度をしているのだが、
「ドライカレーとスープにしようと思ってるんだけど…」
といったら、猛反発を喰らった。

「スープ」はおかしいでしょう?
カレーにはサラダよ!」

そこで、俺は
「サラダもつけるけど…」
といったのだが、

カレーにスープっていうのがおかしいのよ!
今晩、それが出てきたら怒るわよ!」

というのだ。

更に加えると、義母も以前から
「カレーには福神漬けが絶対必要!カレーを作るときは必ず福神漬けを買ってくること!」
といっていたのだ。

俺には「何をいってるのか?」しばらく意味が解らなかった。
まるで、宇宙人の言葉なのである。



大体が
…ねばならない!」とか「…であるべき」
という言葉に不快感を猛烈に感じる性分だ。

「しがらみ」
っていうやつなのだ。

俺には洋食に中華、和食、その他諸々のミックスなんて大ありのコンコンチキである。
その方が、楽しくっていいじゃないか?


何故、こうも意見が違うのか考えてみた。


俺なりの結論はこうである。

俺は、荒川の川向うのド下町で育った。
子供の頃は洋食屋なんてなく、カレーを食べるとなると定食屋か、中華屋である。
特に定食屋となるとカレーに味噌汁や中華スープなんて当たり前だ。
メニューはカレーから中華そばから、うどんまで何でもあるのが普通なのである。

だいたい、こんな感じ

ところが、荒川、隅田川の手前の台東区あたりから山の手に至る上品な地域は、カレーは洋食屋なのだ。
女房は新宿の女であるからして、当然ながら「新宿中村屋」の「インド式カリー・ライス」で育っている。


こういう上品なカレー

川の向こうとこちらで人種が違うのである。


このカレーにスープ付き?ありなし論争はネットで調べてみると
読売オンラインの発言小町の中に以下のような意見があった。(以下、抜粋)

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※ 日本式のカレーライスは丼物と同類なので、汁物、香の物(福神漬)を付けて出します

※カレーの日はスープとサラダ、ほぼ絶対つけます。スープはたまごスープが合うと個人的には思っています。

※ だからカレーには水がつきものなんだと思います、よって”カレー+スープ”は当然ちゃ当然の成り行きの組み合わせだと思います。

※ カレーとポタージュは重いけど、コンソメなら歓迎です。

※ 日本式カレーの粘度を考えると「汁物」に分類するのは、マーボー豆腐を飲み物とするぐらいムリがあるような気がします。よってスープがついてもおかしくないと思います。

(終わり)


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