常夜灯とテントみたいな蒲鉾型の家
ここでも道に迷う。
本来なら直進があたりまえなのだが、常夜灯の正面が脇道に向いているように思え、つい左折してしまったのだ。
原因は
1. カーブミラーが常夜灯の正面に取り付けられてしまった為
2. 常夜灯の説明書きも脇道に沿っている為
、である。
左折して下り坂をおりたら国道がみえ、直感的におかしいと思い、戻り、今度は直進してみたが、旧街道らしき風景には思えず、また戻り、ここで30分は悩んでいた。
(赤星マークがその常夜灯)
人に聞こうにも人影はなく、ウロウロしていたら、直進方向の道(下り坂)からチョッとそれた路地に「元門と元天神道」という案内を発見。
案内板を読んで直進が正解だと知った。
偶然見つけた路地の奥にみえる名所案内板。
大抵の人は通り過ぎてしまうだろう。
だが、
実はこの細い路地こそ見付天神につながる元の天神道
で、ココは江戸時代初期は見付天神社への参道入り口だったのである。
まさにとおりゃんせの
「天神様の細道じゃ」
だったのだ。
見付天神は矢奈比賣神社といわれ、磐田市見付に鎮座する矢奈比賣命(ヤナヒメノミコト)と菅原道真公をお祀りする神社だ。
「見付のお天神様」として親しまれ、秋に行われる「見付天神裸祭」は国の無形重要文化財になってるいる。
なお、その祭りの時は、ココに清めの榊が2本立てられるらしい。
道に迷った俺に天神様の導きがあったのである。
天神の今の入り口(奥までは見学しなかった。)
見付天神裸祭(はだかまつり)は、毎年旧暦8月10日の直前の土、日曜日にかけて行われる東海道遠州見付に古くから伝わる 矢奈比賣神社の大祭
希望すれば一般人参加もできるようで今年は9/14だったようだ。
裸祭りは日本中にあるが、このお祭りでは腰蓑みたいなものを穿いている。
この動画をみて、俺は懐かしの「少年ケニヤ」を思い出した。
『ナショナルキッド』の後番組である。
俺はアフリカで父親と離ればなれになって強く生きる少年ワタルに憧れていたのだ。
なお、作者の山川惣治は荒井由実の曲「海を見ていた午後」で出てくる、山手のドルフィンの経営者だった。
ドルフィン
走っていて、とても気いったのがこの現存最古の小学校「旧見付学校」である。
白亜の校舎がとても美しい。
中を無料で見学できる。
以下、何枚か写真を紹介する
ノートの代わりにミニ黒板
三角定規は厚紙でできていた。
こころなしか、綺麗な三角形ではなく、歪んでいるように見える。
非ユークリッド三角定規である。
これでもって、また思い出したことがある。
子供のころ、
「三角形のすべての内角を足すと180度になる」
のは驚きだった。
さらにいえば、高校では数学が好きだったので、数学の先生から、それは
「水平の場合のみに限られるのだ。7つの海を渡る航海では通用しないぞ。」
、と教わり、またまたビックリした。
それには非ユークリッド幾何学(曲面上の幾何学)というものがあって、「三角形の内角の和は一定しない」という世界感を知り、夏休みに自由研究みたいな感じで簡単な本を読んだことがある。
当たり前は当たり前じゃないというのが素晴らしい。
商船、水産、航空の学校では、「球面数学」を学習するので、非ユークリッド幾何学が普通に使われているのだ。
この幾何学の方が全てが簡単になる。
そして、この幾何学はアインシュタインの相対性理論につながる。
三角形の内角の和が270度の場合
(つづく)
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