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2020年3月25日の続きです。
諏訪大社が近くになりました。
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街道から引っ込んだところに三層の土蔵?発見
これだけ立派な建造物なのに、
観光案内板みたいなものはありません。
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坂室(茅野市)というバス停に水場がありました。
飲料水に適しているかは不明ですが、
水は綺麗そうなので、手ですくって飲んでみました。
喉が渇いていることもあり、旨く感じます。
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坂室という地名は近くにある酒室神社からきてるんじゃないでしょうか(たぶん?)
諏訪大社に奉納するお酒でも造ってたんでしょうか?
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再び三層の土蔵(茅野市宮川)
こちらには説明書きがありました。
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土蔵とは違う板倉というものなんですね。
地元のカラマツ、アカマツなどの木材を
横に組んで壁にして繭蔵や寒天蔵として使われたということで、
茅野市など八ケ岳山麓に多くみられる建物だそうです。
寒天については
---------以下、たてしなの時間より
茅野の寒天は棒寒天または角寒天と呼ばれ、真冬に製造されます。
テングサなどの海藻を煮て、溶けだしたものを冷やして固め、
屋外の寒さで凍結と解凍を繰り返し、いわばフリーズドライにして作ります。
この作業ができるのは寒さが厳しくなる12月~2月のわずかな期間。
その原材料や製品を保管しておくには大きな収納場所がが必要でした。
---------
なるほどね。
繭も寒天も相当に軽い物ですよね。
板製の三階建てでも構造的に問題ない重量です。
それに、よく見ると屋根も軽くできてます。
しかもバラシて移動しやすい蔵ということですから、
使われなくなった近くの岡谷市の三層の繭蔵に目を付けて
茅野市宮川に移したのも頷けますね。
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説明書きにある三国志の彫刻は良く見えません。
ただし、その案内書きに気になることがあります。
「玄徳 赤兎馬に鞭打って潭渓を越ゆる」
と案内板には書いてありますが、
赤兎馬は関羽の馬ですよね。
(焼酎でも有名ですが…)

吉川英治の三国志を3度よんだ自分の知識としては
劉備玄徳の馬は
「しもべが乗れば客死し、主が乗れば刑死するという凶馬である」
といわれた
的盧(てきろ)
なんだけど?

これは、三国志ファンの人なら気が付くと思います。
書き直した方がイイんじゃないかと思うけど。
劉備は、的盧に乗って川を渡った後(というか、飛び越えたんじゃなかったか?)、
さらに追っ手を振り切って逃げる道中に
隠遁者で人物鑑定家の水鏡先生(司馬徽)に出会え、
あの有名な、
臥龍・鳳雛
即ち、
将棋に例えれば飛車角の軍師である
諸葛孔明と龐統士元のことを知るんですよ
…たしか、そうだったと。

街道脇に諏訪頼重の墓がありました。
だが、誰だかよくわかりません。
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武将であり、諏訪大社の神職、祝(ほうり)? でもあったようですね。
吉川英治の太平記は読んでないので知りませんでした。
大河TVもみてません。
そのうち、読んでみようと思ってます。

日本最古の神社の1つ、諏訪大社上社前宮に着ました。
諏訪大社が4カ所あるということは知っていましたが、
訪れたのは今回が初めてです。
上社 (かみしゃ)のうち
本宮 (ほんみや)(長野県諏訪市中洲宮山)
前宮 (まえみや)(長野県茅野市宮川)
下社 (しもしゃ)のうち
秋宮 (あきみや)(長野県諏訪郡下諏訪町武居)
春宮 (はるみや)(長野県諏訪郡下諏訪町下ノ原)
歴史を感ずる趣タップリの神社です。
とても静かで、あまり観光地化されていません。
前宮の本殿は、諏訪大明神が最初に居を構えた地であり、“諏訪信仰発祥の地”だそうです。
祭神は夫婦の形であって
・諏訪大明神こと建御名方神(たけみなかたのかみ)
・八坂刀売神(やさかとめのかみ)…諏訪大明神の妃神
それ以上、詳しいことはわかりません。
前宮の前を沢が流れています。
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飲める!ご神水「水眼(すいが)」
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すぐ近くにある 本宮 へ向かいました。
太鼓橋を渡って、東参道の鳥居から入りました。
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こちらはいくつかの建物で構成されていました。
ウィキペディアで調べてみたら次のようなことが書かれていました。
---------
上社本宮には本殿が設けられていない。
本宮の神体は現在守屋山と一般的に認識されているが、
明治時代の始まりまでは諏訪明神こと建御名方神の「御正体」(依り代…神霊が依り憑く)とされた
諏訪氏出身の大祝(おおほうり…神職)が上社の神体ないし現人神として崇敬されていた。
---------
大祝といえば、先ほど街道沿いで見かけた供養塔の諏訪照雲頼重ですね。
天皇家以外に現人神が存在していたとは非常に驚きですよね。
しかも武将なんですから。

本宮摂社 出早(いづはや)社(左):諏訪大社の門番神
イボが治るご利益があるそうです。
工事中の正面は龍が彫られた入口御門で、本殿に至る廊下みたいでした。
(参考)摂社:本社に付属し、その祭神と縁の深い神を祭った社(やしろ)のこと

本宮神楽殿
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本宮拝殿
不思議な神々しい雰囲気にあふれています。

雷電為右衛門(身長190m、体重170kg)の像
相撲の始まりが知らなかったのですが、
御神体である建御名方命(諏訪大明神)と武甕槌命(鹿島神宮の御神体)が
国譲りをかけての相撲だそうです。
諏訪大社には奉納相撲があるみたいです。
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今日の宿に向かって走りました。
ワラーチを脱いで裸足で向かいました。
乾いたコンクリートが気持ちいい。

途中、雰囲気のいい居酒屋はないかと探しながら向かったのですが、
大衆チェーン店の店しかありません。
まあ、今宵はそれで良しといたしました。
そのかわり、コンビニで菊水を購入

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菊水を飲みながら、部屋の窓からの眺めです。
明日は、いよいよゴールである中山道と甲州道の分岐に向かいます。
(おしまい)
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当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。

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諏訪大社が近くになりました。
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街道から引っ込んだところに三層の土蔵?発見
これだけ立派な建造物なのに、
観光案内板みたいなものはありません。
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坂室(茅野市)というバス停に水場がありました。
飲料水に適しているかは不明ですが、
水は綺麗そうなので、手ですくって飲んでみました。
喉が渇いていることもあり、旨く感じます。
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坂室という地名は近くにある酒室神社からきてるんじゃないでしょうか(たぶん?)
諏訪大社に奉納するお酒でも造ってたんでしょうか?
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再び三層の土蔵(茅野市宮川)
こちらには説明書きがありました。
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土蔵とは違う板倉というものなんですね。
地元のカラマツ、アカマツなどの木材を
横に組んで壁にして繭蔵や寒天蔵として使われたということで、
茅野市など八ケ岳山麓に多くみられる建物だそうです。
寒天については
---------以下、たてしなの時間より
茅野の寒天は棒寒天または角寒天と呼ばれ、真冬に製造されます。
テングサなどの海藻を煮て、溶けだしたものを冷やして固め、
屋外の寒さで凍結と解凍を繰り返し、いわばフリーズドライにして作ります。
この作業ができるのは寒さが厳しくなる12月~2月のわずかな期間。
その原材料や製品を保管しておくには大きな収納場所がが必要でした。
---------
なるほどね。
繭も寒天も相当に軽い物ですよね。
板製の三階建てでも構造的に問題ない重量です。
それに、よく見ると屋根も軽くできてます。
しかもバラシて移動しやすい蔵ということですから、
使われなくなった近くの岡谷市の三層の繭蔵に目を付けて
茅野市宮川に移したのも頷けますね。
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説明書きにある三国志の彫刻は良く見えません。
ただし、その案内書きに気になることがあります。
「玄徳 赤兎馬に鞭打って潭渓を越ゆる」
と案内板には書いてありますが、
赤兎馬は関羽の馬ですよね。
(焼酎でも有名ですが…)
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吉川英治の三国志を3度よんだ自分の知識としては
劉備玄徳の馬は
「しもべが乗れば客死し、主が乗れば刑死するという凶馬である」
といわれた
的盧(てきろ)
なんだけど?
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これは、三国志ファンの人なら気が付くと思います。
書き直した方がイイんじゃないかと思うけど。
劉備は、的盧に乗って川を渡った後(というか、飛び越えたんじゃなかったか?)、
さらに追っ手を振り切って逃げる道中に
隠遁者で人物鑑定家の水鏡先生(司馬徽)に出会え、
あの有名な、
臥龍・鳳雛
即ち、
将棋に例えれば飛車角の軍師である
諸葛孔明と龐統士元のことを知るんですよ
…たしか、そうだったと。
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街道脇に諏訪頼重の墓がありました。
だが、誰だかよくわかりません。
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武将であり、諏訪大社の神職、祝(ほうり)? でもあったようですね。
吉川英治の太平記は読んでないので知りませんでした。
大河TVもみてません。
そのうち、読んでみようと思ってます。
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日本最古の神社の1つ、諏訪大社上社前宮に着ました。
諏訪大社が4カ所あるということは知っていましたが、
訪れたのは今回が初めてです。
上社 (かみしゃ)のうち
本宮 (ほんみや)(長野県諏訪市中洲宮山)
前宮 (まえみや)(長野県茅野市宮川)
下社 (しもしゃ)のうち
秋宮 (あきみや)(長野県諏訪郡下諏訪町武居)
春宮 (はるみや)(長野県諏訪郡下諏訪町下ノ原)
歴史を感ずる趣タップリの神社です。
とても静かで、あまり観光地化されていません。
前宮の本殿は、諏訪大明神が最初に居を構えた地であり、“諏訪信仰発祥の地”だそうです。
祭神は夫婦の形であって
・諏訪大明神こと建御名方神(たけみなかたのかみ)
・八坂刀売神(やさかとめのかみ)…諏訪大明神の妃神
それ以上、詳しいことはわかりません。
前宮の前を沢が流れています。
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飲める!ご神水「水眼(すいが)」
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すぐ近くにある 本宮 へ向かいました。
太鼓橋を渡って、東参道の鳥居から入りました。
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こちらはいくつかの建物で構成されていました。
ウィキペディアで調べてみたら次のようなことが書かれていました。
---------
上社本宮には本殿が設けられていない。
本宮の神体は現在守屋山と一般的に認識されているが、
明治時代の始まりまでは諏訪明神こと建御名方神の「御正体」(依り代…神霊が依り憑く)とされた
諏訪氏出身の大祝(おおほうり…神職)が上社の神体ないし現人神として崇敬されていた。
---------
大祝といえば、先ほど街道沿いで見かけた供養塔の諏訪照雲頼重ですね。
天皇家以外に現人神が存在していたとは非常に驚きですよね。
しかも武将なんですから。
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本宮摂社 出早(いづはや)社(左):諏訪大社の門番神
イボが治るご利益があるそうです。
工事中の正面は龍が彫られた入口御門で、本殿に至る廊下みたいでした。
(参考)摂社:本社に付属し、その祭神と縁の深い神を祭った社(やしろ)のこと
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本宮神楽殿
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本宮拝殿
不思議な神々しい雰囲気にあふれています。
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雷電為右衛門(身長190m、体重170kg)の像
相撲の始まりが知らなかったのですが、
御神体である建御名方命(諏訪大明神)と武甕槌命(鹿島神宮の御神体)が
国譲りをかけての相撲だそうです。
諏訪大社には奉納相撲があるみたいです。
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今日の宿に向かって走りました。
ワラーチを脱いで裸足で向かいました。
乾いたコンクリートが気持ちいい。
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途中、雰囲気のいい居酒屋はないかと探しながら向かったのですが、
大衆チェーン店の店しかありません。
まあ、今宵はそれで良しといたしました。
そのかわり、コンビニで菊水を購入
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菊水を飲みながら、部屋の窓からの眺めです。
明日は、いよいよゴールである中山道と甲州道の分岐に向かいます。
(おしまい)
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