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インド洋の涙スリランカ、オッサン心の旅(羽田~コロンボ、その2・・・酒乱の女性には参りました)

2016年03月05日 | インド洋の涙スリランカ、オッサン心の旅
表題写真は「夜のコロンボフォート駅」です。
真世界より写真をお借りしました)

コロンボ・フォート駅は歩いて10分ぐらいのところにあった。
道は、聞けば皆気持ちよく教えてくれたので、助かった。
インドとは安心感が数倍違う。

だが、駅のどこで切符を購入するかがわからない。
まず最初のうちの鉄道の旅は、猛烈混雑列車の前の小手調べとして、ラジャニ・エクスプレス(豪華列車)か、1st class の窓際の予約席で快適な鉄道旅行をしようと思っていたのだ。

切符売り場は6か所ぐらいあって、1st class の窓口に行ったのだが、
ここじゃない17番窓口にいけ!
と冷たくいう。

だが、17番窓口なんてどこにもないのだ。

各窓口には大きく窓口番号が書かれた看板がる。
番号は10番ぐらいまでしかなかったように思う。


写真はピーターパンの夢追い旅よりお借りしました。

もう一度聞くと、指さして「あっちだ!」という。
だが、みつからない。

近くの人に聞いても「わからない。」という。
なんだか、ダンダン面倒になってきた。

もう、明日はバスにしようかと、あきらめかけて、ザックを駅舎の壁際におろし、水を飲んでいたら、目の前のドアに、実にチンケな紙切れが貼られていて「17番」と書かれていた。

「ここかぁよぉ~!ったぁ~く

まったく、ふざけた、オマケみたいな、子供の電車遊びの駅みたいな17番である。
それに、なんでいきなり17番なんだ?
11番じゃねえの?
さらに12番、以降はどうしたのよ!


だが、その入り口ドアの真上に大きく、且つ冷ややかに、俺を見下げるように
Reservation
と書かれた看板があったのだ。

17番という番号ばかり見ていたからであった。
「バッター17番、バカ丸出し君、 in Colombo」の俺であった。


(写真は他人のをお借りし、文字を書き加えています。問題があれば消去します。)
でもねぇ、深夜で暗いから、なかなかわかんないのよ。
ほんと!



ドアをあけて中に入ると、また窓口が3つぐらいある。
その中の一つに最初から用意していた

Reservation

21/Feb ,To Kandy
dep. 8:00
I.C or 1st


と書いた紙を渡した。

だが、すでに満席だという。
明らかに、
もう、今頃来たってあるわけねぇだろう!」、
というのが、駅員の顔の表情からうかがえる。

さらには、
「後ろのチェックボード見てみろ!」
といわれ、みると明日はすべてのクラスの予約は満席である。
明日ばかりでなく、明後日も「FULL」の文字ばかりなのである。
結構先の日付のでもFULLと書かれていた。

俺は甘かった!

現地に行けばなんとかなるだろうと思っていたが、多少金銭的余裕のあるスリランカ人には予約席は人気なのだ。
通勤にも使用していると思われる。
それ以外は、通勤時間帯だと、地獄の超混み混み列車になってしまうのだ。

俺は、覚悟を決めた。
いきなり、超満員列車に挑戦するのだ!

柔道白帯の選手が黒帯有段者に挑戦するようなものである。

あえて、通勤時間帯の8時に2等、3等列車に乗るぞ、
せっかくのスリランカ、この面白さを味わなければ、・・・クェッ!

そう、興奮気味になりながら、俺はホテルに向かった。



コロンボでは、ごく普通のホテルに宿泊した。
どこの国にいっても、初日、真っ暗闇でのホテル探しは困難を極める。
だから駅のそばの歩いて行けるホテルを予約しておいたのである。

チェックインをすませ、シャワーを浴び、早速、レストランへ。

ホテルの脇に、暗闇の中、やけにキラキラしたFRIDAYSというPUBがあり、誘蛾灯に誘われる蛾のように俺は入った。


これじゃぁ、入っちゃうよね!



カウンターに座ると、となりはスリランカ男性と、話し方からしてフランス系らしき女性のアベック。 
逆は、多分イタリア人中年夫婦?。
その間に入って食事をとった。


(写真は他人のをお借りし、文字を書き加えています。問題があれば消去します。)

ライオンの生ビール(500ml,Rs.315)
に、まずは軽く、FISH AND CHIPS(Rs.890)
そのあとにステーキでも食べるつもりでいた。



ところが、そのFISH AND CHIPSが唖然とするほど巨大なのであった!!!

サラも、パーティ用オードブルにでてくるような大きさ!
多すぎて食べきれない。

だいたい、フィッシュ1個がでかすぎる。

(写真が斜めからだから小さく見えるが、この皿は縦横比1:2ぐらいの大きな楕円であり真上から見たらびっくりだ。フィッシュも4本ぐらいにしか見えないが、山の向こうと地下に、さらに4本ぐらいが隠れている。)

3人分はあるだろう。(だから、魚とポテトの晩飯になってしまった。)


通常↑は大体こんなもんじゃねぇ?(俺の常識的世界観が歪みはじめたのであった。)


日本のPubだと、軽くビールを飲みながらのツマミ的範疇なのだが・・・

値段を考えると、ビールのわりに高いから、推して知るべしなのである。
(ああ、その写真がないのだ

店名をよく見ると、Sir Lanka Pubではなく、American Pub と書いてあったのだった。
有名なアメリカが創業のチェーン店で、日本にもあるカジュアルダイニングレストランなのであった。
(日本ではワタミがやってるらしい)


ビール2杯目を注文したころであったと思う。
アベックが喧嘩しだしたのだった。
というか、女性が酔っぱらって相手の男にからんでいたのだ。

いやぁ、まいった。
大声は出す、泣く、長い髪を振り乱す、勢いで俺に体をぶつける、携帯電話を怒鳴りながらかけまくる、もう滅茶苦茶である。
これは、笑うしかなかった。

バーテンも笑っていた。
どうも常連客らしく、いつものことらしい。



イタリア人夫婦が大笑いながら、
「私たちはもう帰るから、こっちの席へ移りなさい。」
といってくれたのだった。

この乱痴気騒ぎは20分は続いたと思う。

かと、思うと急に女性は大人しくなり、男性に甘えだす。
かと、思うと、「もう酒は止めておきなさい。」と云っているバーテンダーに
酒を飲ませろ!
とせがむ。

俺も、見ているのはアホらしくなり、帰ろうと思ったが、バーテンが「迷惑かけたから是非とも、もう一杯飲んでいってくれ。サービスするよ。」、というので、また10分ほどバカ騒ぎに付き合ってしまったのだった。

明日は、早い。
現地時間で12時を過ぎていた。
1500mlのピールと、フィッシュ+ポテトでパンパンになってしまった腹を抱え、エアコンの効いたホテルに戻り、すぐ寝てしまった。


朝早く起きて、通勤列車に乗りたいのだ。

(つづく)



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