祭の思い出

今日は近所でお祭りの中日です。

この地域の御神輿は小さくて、かつ担ぎ手も少なくて、チョッと残念なのですが、それでも声を張り上げて、汗を流すのは楽しいですね。

私の育った日暮里、西新井大師、元浅草の御神輿は大きくて、担ぎ手も老若男女様々で人数も多く、汗が迸って賑やかでした。
大人達もちょっと、興奮気味だったこともあり、ケンカが遭ったりしたりして、子供の僕らにしては大人のケンカを見るのがワクワク体験なのでした。
火事と喧嘩は江戸の華と言いますが、僕は消防団に入ってますし、ケンカを見ると血が騒いでしまいます（笑）

（昔、チビッ子だった頃、神輿台を担げば大人達と一緒に行動できて、チビッコ達が山車を引いてもらう甘いお菓子ではなく、大人と同じ立派なお寿司などの食べ物がもらえて、おまけに、風呂屋のお風呂券ももらえたりして、仲間の友達たちに得意げに見せたりして…、でも本当はガキは邪魔者だったのに大人達の寛大さに甘えて、チョコマカ大人神輿にひっついたりしてました。）

ここ、新宿百人町は、それに比較すると、とても小ぶりなのですが、それでも担ぐのは楽しいですね。

私は仕事の都合上、今まで地元に殆どいなくて、となり近所程度の付き合いしかないのですが、担ぐだけなら黙々とできますし、声を張り上げるのは得意なので、今日も頑張ってきましたよ。

明日は最終日ですから、目一杯担ぐつもりです。
なにせ、御神輿を担ぐのは縁起物ですからね。

そうそう、皆さん、神輿には絶対触って下さい。

神輿の神様は神社などでデーンと鎮座している所から、神輿に担がれることで、本来の野性的な荒れることが好き、触られることが好き、という本来あるべき自然な形の神様に戻ります。

神輿の良いところは、黙って担ぎ出したとしても、そのうち自然に声を張り上げるようになることでしょうか。
そして、その流れに身を任せる気持ち良さというものがありますね。

そしてさらに、汗を流せば担いだ者同士知り合ったような気分になることです。
その時、周りの人と話せなくても翌年、そのまた翌年担いでみてください。
必ず、よく見た事のある貴方に周りが話しかけてきます。
そういうものなんですよ、お祭りって。

楽しいですよ。
地元のお祭りに是非参加してみてください！

＜追伸＞
表題の写真は女房が撮りました。
僕の遺影にするそうです。


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