野尻駅で一杯＠旅ラン「中仙道走膝痛シ」

旧中仙道、須原宿に入りました。


ここで水を一杯いただきました。
餅つき用の臼ですかね。


木村本陣跡


西尾脇本陣跡
西尾家は木曽義元の家臣で、その後は尾張藩の山林取締を勤めたそうです。
問屋と庄屋も兼ねていました。
酒造業（銘酒「木曽のかえはし」の蔵元）は江戸時代創業で現在に至っているそうです。


水舟
「寝ぬ夜半をいかにあかさん山里は　月出つるほとの空もたにもなし」
正岡子規の句のようです。


清水医院跡
島崎藤村「ある女の生涯」の舞台で建物は愛知県の明治村に移築されてしまっているそうです。


明治村に移築された清水医院（レトロな建物を訪ねてよりお借りしました）

実は島崎藤村の作品は読んだことがありません。
知っているのは島崎藤村の詩を曲にした舟木一夫の哀愁ある歌「初恋」です。

初恋 ☆ 舟木一夫


いちおう、こういう朗読がありましたので載せます。

【朗読】島崎藤村作「ある女の生涯」#1



常夜灯


須原宿の街並み


水舟


旧旅籠（はたご）「柏屋徳次郎」


用水路に沿った桝形「鍵屋の坂」


第９中仙道踏切



旧橋場村あたりから、疲れが出てきました。
歩くことが多くなり、しかも家があるのに人に会わなくて、自分ひとり取り残されてしまった人類であるかのような不思議な感覚でボーっとしていました。

須原宿橋場村を過ぎたあたりで




常夜灯が二基？奉灯の文字があるけどなんだこれ？
第１０中仙道踏切の手前左側にありました。



ここから、再び国道１９号及び線路＆木曽川沿いに進みます。


モーテル〇？？？


第11中仙道踏切を過ぎたあたりで江戸方面からはY字路を左に登っていくのですが、疲れもあって楽な道なりにまっすぐ下る坂を行ってしまいました。

かなり、下ってしまい、変だと気が付き携帯のGPS地図で確認したら間違っていることに気づきました。

もう、喘ぎながら道を戻りました。


第１２中仙道踏切


お題目碑の台石に注目してください。
イボ石と言われてるそうです。

イボを箸でつかみ、ここに置く仕草をすると採れると伝わってるそうです。

この辺りに屋号が「東のはずれ」という家があるらしいのですけど、わかりませんでした。
したがって、この辺りから野尻宿になるみたいです。

逆に京に近い方には「西のはずれ」という屋号の家があって野尻宿の京（西）口になるそうです。


祠と常夜灯籠







旅館庭田屋
この旅館、フーテンの寅さんの映画に出てくるらしいです。


野尻駅に着きました。

ここから、上松駅まで戻り、駅からコミュニティバスで寝覚ノ床のそばにある「ねざめホテル」に宿泊します。


電車が来るまで時間があるので、持参したバーボンウィスキーを飲みながら駅の待合室でノンビリしました。
電車が来るまでの間に誰かくるかと思いましたが誰も来ませんでした。

電車はワンマン電車らしく、待合室には乗り方が掲示してありました。



乗り降りでマゴマゴするのは恥ずかしいので熟読しました（笑）

丁度良い気分になりだした頃に電車がきましたので乗りましたが、人が殆どいません。



電車の下車口
電車がつくとカーテンが開いて、運転手さんが運賃のやり取りをしてくれました。

電車が上松の駅に着くと、丁度良いタイミングでバスに乗れました。
降りたのは、午前中に通った大桂のあたりで、そこからホテルまで歩きました。


ホテルの部屋からの景色
JRと寝覚ノ床が見えます。

結構大きなホテルなのですが、コロナで客が殆どいません。
取り敢えず、荷物だけおいて、近くの寝覚ノ床まで行くことにしました。




行く前にホテルの裏をみてみたら、木曽駒ケ岳の美しい景色が・・・



寝覚ノ床はこんなかんじ。
下まで降りていく気はしませんでした。

早くホテルに戻って、風呂に入ってノンビリしたかった。

ちなみに、ホテルの食事は素晴らしかった。
ですが、疲れていて写真も撮れてません。

すぐに寝てしまいました。
明日は、暗いうちに出発し、上松駅～野尻駅の始発にのるため、駅まで歩いていきます。

（つづく）


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