気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。
諸般の事情で絶賛引きこもり中。

暫定税率

2008-04-29 11:00:00 | その他

今回は、かなり辛口で・・。
今まで、出来るだけ避けていた"政治"の話である。
以下の内容は、自民党にも意見としてメールで送ったみた。
ま、あの政党は、こんな一国民の意見など歯牙にもかけないだろうけど、言わなくては収まらない気分だったんで、過激だとは思ったのだが書いてみたのだ。


暫定税率を復活させようという自民党には、心底呆れた。

これは、元々「全国の道路を整備する為、受益者であるガソリン(自動車)の使用者に負担をして貰おう。」と言う趣旨で暫定的に税率を引き上げていたはずである。

それで30年以上も"政治屋と、建設業者"の為の道 (地方に住んでいる者が本当に望んでいる道とは違う) を造り続けた上、次から次へと際限無く出てくる無駄遣い。
更に、それらの問題が浮上してくると一転して"一般財源化"を逃げ道にしようとする政治屋。

暫定税率設定の趣旨からして、一般財源化をするなら、一度暫定税率を撤廃し、新たに必要な税を設定すべきではなかろうか。
そうで無ければ筋が通らない。

又、次々と出てくる無駄遣いを完全に無くさない限り、「税収が足りない。」との言葉は説得力を持たない。
年度末に予算を無理矢理使い切るとの話も、実際に現場で働いている人間から良く聞く話である。

そもそも、無駄遣いの当事者に調査報告をさせても、「そんな事は有りません。」と言いながら、調査期間と称した時間稼ぎで"証拠隠滅"を謀るに決まっている。
政治家とは、そんな当たり前の事も判らないような人種なのだろうか。

それに、昨年度末で暫定税率の期限切れが来ると言う事はとうの昔に判っていたはずだ。
そして、暫定税率及び、道路財源云々の問題点は、以前から言われていた事である。
今までは、自民党 (与党) が過半数を占めていた為、数の暴力でその議論を握りつぶしていただけだ。

それが慣例になっており、暫定税率の維持ありきで予算を組んでしまった為、地方の道路建設が止まってしまったのではないのか。
つまり、今回の騒動は"ねじれ国会"の為に、思いがけず、隠していた問題が吹き出したに過ぎない。
もっと早くから、根本的に議論すべき議題だったのである。

よって、その責任は、問題を放置し (または、握りつぶし) て来た政治屋達にある事は明白である。

今のまま暫定税率の復活を強行するのは、「せっかく取れている権益を放したくない。」政治屋と官僚共のゴリ押しにしか見えない。
「取り易い所から搾り取る。」方策以外の何者でも無い。

それを「国民の為。」「国民生活の混乱を避ける為。」との言葉で飾り、誤魔化さないで貰いたい。
それどころか、この諸物価高騰の折、暫定税率の復活は、消費意欲の減退、景気の後退等の混乱を招くのは必定だ。
又、輸送費の高騰により、物価の上昇に拍車がかかることも、容易に想像できる。

解散総選挙で民意を問うて欲しい所だが、今のままでは、選挙に勝てはしないので、それも出来無いのであろう。

後期高齢者医療の問題も、同じような物である。
高齢者は、腐りきった無駄遣いしかしていないような役所の人間と、それをどうにも出来無かった政治屋どもの犠牲になったような物だ。
が、こんな、弱者を狙い撃ちにするような安易な方法では無く。まだ他に手は有ったはずである。
又、やるにしても、可決から実施までの間に周知徹底をしていれば、これほどの混乱は無かった筈だ。
このやり方では、実施まで表沙汰にせず、臭い物に蓋をしたままで、無理矢理実施したと言う誹りは免れない。

こんな事を続けている政党には、もう何も期待できない。
ハッキリ言って、自民党の政治屋どもは、すべて罷免して欲しいくらいである。


追記

自民党から返事が来た。
予想通り、木で鼻を括ったような、おそらくは自動返信であろう定型文の返事である。
ほんとは、全文掲載したいのだが、問題が有りそうなので止めておく。

個人的見解で、思いっきり意訳すると。

「一般庶民の言う事なんかいちいち聞いちゃ居られないし、メールも読んじゃ居ないんだが、一応聞いてやった事にしといてやる。
そっちも、メールを送った事で、少しは気が晴れただろう。
又、文句があったらメールして来いや。
読んじゃ居ないけどな。」

って感じか。  あくまで俺はこう受け取ったって事です、念の為。

うーん、俺ってやっぱりひねくれ者?

コメント (2)
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