のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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弟を偲びつつ隅田川七福神

2012年01月10日 10時34分54秒 | ウォーキング
 
江戸の情緒が残る墨堤通り 近代の文化人の足跡も残る街である
今では 大きな道路が白髭橋方面へ伸び スカイツリーが傍に聳える
この道路から 一段低くなって街並みと 通りがある 通称 下の道である
 
永井荷風に描かれる玉の井 吉行淳之介に描かれる 鳩の街
いずれも昔の遊郭の世界であり そこに居る女性 下町の風情があった
わずかに そんな香りがする通りに点在するのが 隅田川七福神である
 
 
     スタートは東武線堀切駅 しばらくは線路と併行に歩く
 
榎本武揚の関連する多聞寺(毘沙門天) 白髭橋近くの白髭神社(寿老人)
向島百花園は都立公園(福禄寿) 自然の草木を配置した公園でもある
江戸の文化人達が集まった時に 七福神めぐりが発案された 言わば発祥地でもある
 
 
 
毎年 正月は七草かゆの素材が売られる
秋には 月見や虫の声を聴く会なども催される
子福桜という桜が ポツポツと咲き始めた
園内の売店では 甘酒などが販売され 一隅には牡丹の花が咲いていた
 
 
 
  
 
徳川家光も飲んだと言うのが長命寺(弁財天)の井戸水 
この裏には有名な長命寺の桜餅がある
音楽にもゆかりの深い弁財天には 願いを込めて祈る
 
言問団子の店は 道路を挟んで江戸の味を供している
この一画には 各種の桜が植樹され 小さな公園 そして桜も開花していた
 
 
 
 
  桜 上は十月桜 下は冬桜 ゆるきゃらは 言ちゃん(向島言問姐さん)
 
七福神で唯一の実在人物だったと言う布袋様を祀る弘福寺
二つの神様 恵比寿・大国を祀る三囲(みめぐり)神社
この付近は 向島芸者の伝統を継ぐ置屋さんや 料亭が現存する
 
 
 
隅田川七福神 個々には寺社を訪れているが 30数年ぶりである
弟と除夜の鐘を聴いて 初詣にこの地へ行った
その年の夏 33歳で逝った
 
だから 何となく七福神詣では心の中で避けていたのだろう
しかし もう 吹っ切れるように 昨日歩いて見た
二人で話をしながら お札のスタンプを集め巡った
 
弁財天には 弟に嫁さんの縁があるように祈ったものである
しかし 独身のまま 逝ってしまった
 
年も私と3歳の差 スキーに行ったり 三つ峠も登った
弟の車で房総にドライブも行った
私の子供が幼い時 良く来ては 遊んでくれた
 
 
そんな感傷も 持ちながら同行したような気分にもなった
亡くなった後 録音テープがあり ギターの練習をしていたようだ
曲は今でも覚えている
 
知床旅情 今なら私のピアノと合奏しただろうに・・・
 
 
 
 今日の誕生花  アナナス
 花言葉      たくわえる
 
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