のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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歌会始めから百人一首の想い出へ

2012年01月13日 07時34分17秒 | その他
 
昨日は宮中歌会始の儀があった
天皇陛下や皇后様など 大震災に想いを寄せて歌を披露された
平安の昔より続いているだろう和歌の世界 雅な行事・風習である
 
詠み人の独特な節回し 遠い記憶を呼び起こした
かなり旧いセピア色の記憶 所々穴も空く昔の旧いフィルム  
 
中学の頃だろうか
家族で百人一首をした覚えがある
父が読上げる最初の札 あしびきの 山鳥の尾の~ 
この口調が詠み人のそのものだった
 
母がかなり強く 私たちのライバルだった
負けるのが嫌で そのうち坊主めくりになった
天皇が何枚か貰え 姫がくりかえしめくる 坊主は何枚か返す
これやこの~で始まる蝉丸の坊主は 全部返してしまう逆転があった
 
    
 
高校は昼間は町工場に勤め 夜間4年間通った
この町工場に1年先輩の同窓生が居て 趣味が合いグループで遊んだ
仕事の最中に機械を廻しながら 百人一首のやりとりをした
 
上の句の5文字を言われたら 下の句を言い返す
下の句を読まれたら 上の句を応える
お陰で上下どちらからでも 百首 暗記が出来た
 
グループでかるた取り 源平に分かれて競った
読上げの最初の5文字の出だし む・す・め・ふ・さ・ほ・せ
これだけは一文字だけ読んだ瞬間に取れる
 
まだ若いから 青春の歌に胸が響くように 恋の歌には思い入れがあった
百人一首には 激しい恋情を綴るものが多い
 
添乗員になってもガイドは付かない 私が雑学を披露したり案内する
福島周辺を通る時には みちのくの しのぶ文字摺り~の話をする
お客様が 地理に加えてこういう話をすると 良く知っているねと感心する
 
仙台の北部に多賀城市がある ここには 日本最古の城跡がある
そして近くには 末の松山 波こさじとは~の地名もある
高台から見て 波がここまで来ているように見えるという
昨年の大震災では 本当にこの辺まで津波が押し寄せて被害が及んだ
 
 
 
平泉の毛越寺での曲水の宴や 江戸時代の連歌
いろはにほへとも 色は匂えど散りぬるを から来ている
国歌の君が代も和歌である
 
形を変えて 歌謡曲や唱歌は すべて七五調 か 五七調になって心地よい
 こうして 和歌の心は現代にまで生きていることに 感慨を新たにする
 
今日は童謡唱歌うたう会に行く
曲目にはないが 平城山の曲が好きである
平城山で都の天皇に寄せる女性の歌に 北見志保子が不倫の恋をダブらせた
人恋うは 悲しきものと平城山に もとほり来つつ 耐え難かりき
 
 
 
 今日の誕生花 カトレア
 花言葉    あなたは美しい 成熟した魅力
 
 
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