また 失敗してしまった
練馬区上石神井・・・車のナビに打ち込んだ場所が？の場所に案内する
住宅街の道路に入り込んで 失敗に気づいた
まずは車が行き交う道路に出なくてはと ぐるぐる回り幹線道路に出た
ところで ここはどこ？ どちらへ向かうのが良いのか分からない
コンビニで方向を聞いて ようやく老人介護施設の場所が分かった
実は 昨年もここへ行くのに同じ間違い
何のことは無い ナビへの入力ミスだった
お陰で 開始時間少し遅らせての慌しさになった
こんなドサ廻りのようなバンドでも 器材はすごく多い
ドラムセットだけでも大変 アンプ類 スタンド 電源リール 楽譜など
沢山の機材があり 貨物用バンを この日だけはあるところから借りてくる
馬子にも衣装 そろいのブレザー 蝶ネクタイもすると格好は付く
時間は無く 音あわせも出来なく いきなり演奏開始
まあ 聴かせるバンドでなく 皆さんに歌ってもらう伴奏が主体であるから少しは楽である
キーボードでリードするが アンプの調子が悪かったり ギターのジャックの雑音が気になる
気になるが 得意のトークで盛り上げながら 進行は続ける
今回は 特にバンド練習もしていなくて 久しぶり いきなりの本番でもあった
進行するにつれ ようやく歌っている皆さんの様子も見れるようになった
演奏しながら うたごえや 口の動き 手指や身体の動きを注視することも大切な要素
昨日の施設には 認知症の方が少なく 建物は立派 スタッフも多い
認知症の方が多いと その対応も心構えも少しは違ってくる
音楽療法などと 専門的なことは言えないし 個別に対応は出来ない
しかし 音楽の持つ力を 脳の活性化 記憶の呼び出し 意欲の前進には活かせたい
この施設にも 専門の音楽療法士の方が居て 歌の時間もある
それでも 私たちにも来て欲しいと言う
単なる慰問ではなく その効果を確実に読み取っているからだ
専門の方にない良いところを私は持っていると自負する
何のことは無い それは私の方が かなり高齢者であること
これが 施設利用者との垣根を低くして近づける
歳が近い 話が合う 選曲も違う 話しの進め方が違う
知識や若さでなく すべて年齢が与えてくれる度量である
７０年近い生きて来た人生が そのまま みんなと共感が出来るようになる
また来て下さい
本当は毎月来て欲しいのだけれど 遠いから無理は言えません
来年の予約を正式にお願いします 日程調整を連絡します
来年？
いま すべての日程が半年以上先で動いている
来年？ 生きているかなぁ 健康でいるかなぁ
いや きっと健康であちこち廻っているだろう
まだ 神様から連絡が来ていないから・・・
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