立ち居振る舞いに衰えは感じさせない
話す語調もしっかりとしていて 聴き易い 歌声となると 高い音域も 声量がある 以前にも 90歳近くで ボランティアのお世話をしていた彼女
未だ現役で カラオケの指導もして居ると言う 昨日の施設へのボランティアで 『紅の舟歌』を披露した
聴いていた皆さんも 歌の歌唱力も含めて 感動していたようだ その若さの秘訣は何か
常に何かに取り組む情熱と 笑顔では無いだろうか 物事を明るく捉え 人に感謝する この積み重ねは 徳となって やがて自分に還って来る
私たちが目標としたい 生き方でもある プログラムの最初と最後の部分は 踊りのグループが盛り上げる
楽しそうに踊る姿に 皆さんも 身体が揺れたり 手が動く 昨日初めて 毬と殿様を踊って見せた 動きが可愛い 民謡は南部牛追い唄と小諸馬子唄
なじみの曲が 伸びやかに歌われる 本場ハワイの大会にも出場した方のフラダンスも華やかだった
私は いつものように歌詞は用意しないで ハーモニカで演奏
赤とんぼ 里の秋 故郷の空 そして 軽快な唱歌 スキー 頭の中で想い出しながら 皆で歌ってくれる 今までに無かった催しは 朗読劇だった
何人かで 民話ストーリーを配役して 朗読する 衣装も役に合わせて着ていて 朗読の内容が面白く進行する 静かに聴いているので 理解がされているか多少 心配はあった
それでも役の方の動きで微笑して オチも分かっていた ところどころで 笑いを誘う展開が 飽きさせずに聴いてもらえる 施設訪問が出来る
待っていてくれる 喜んでくれる それ以上に 私たちが力を貰うこと 心を豊かにさせてもらえる感謝でもある 今日は 午後 墨田のうたごえカチューシャ
一応 講座の形式をとり 月2回の開催である こんな私を先生と呼んでくれる 楽しい仲間たちの歌の集いでもある 今日の誕生花 むらさきしきぶ
花言葉 聡明 |
人生の大きな曲がり角に立つ頃 私にはまだ夢があった
定年の節目を迎えるに当って その前から幾つか描いた夢がある
仕事が終わる寂しさはあるが それは避けて通れない現実が来る
定年の節目を迎えるに当って その前から幾つか描いた夢がある
仕事が終わる寂しさはあるが それは避けて通れない現実が来る
一つは 運転免許証を取って 長距離ドライブに行きたい
まだ免許証も無いのに 夢の中でドライブしている夢をたびだび見た
いつも市街地ではなく 爽やかな風を受け高原の道を走らせていた
まだ免許証も無いのに 夢の中でドライブしている夢をたびだび見た
いつも市街地ではなく 爽やかな風を受け高原の道を走らせていた
働くことに精魂かけて 休暇などは 余り使用したことが無かった
もしかしたら再就職に役立つかなと 密かには思い教習所に通った
しかし 免許を取っても 新しい仕事には無縁だった
もしかしたら再就職に役立つかなと 密かには思い教習所に通った
しかし 免許を取っても 新しい仕事には無縁だった
それでもボランティアには 最適な手段となった
今までは 仲間の車をともに活用していたが 自分で運転して行ける
今までは 仲間の車をともに活用していたが 自分で運転して行ける
更には 夢だったロングドライブが 現在では うきうきしながら走っている
もう一つは 旅好きが講じて 国内旅行主任者の試験を趣味として受けた
通信教育であったが 見事クリアできた
今度は 旅行会社の設立もこの資格で出来ることから 真剣に検討した
通信教育であったが 見事クリアできた
今度は 旅行会社の設立もこの資格で出来ることから 真剣に検討した
しかし 問題は設立と運転資金のお金があるわけではなく無理だった
こちらは 直接に役立たないが 大手旅行会社の添乗員のチャンスが来た
11年間 天職ともいえる添乗員の仕事を楽しむことが出来た
こちらは 直接に役立たないが 大手旅行会社の添乗員のチャンスが来た
11年間 天職ともいえる添乗員の仕事を楽しむことが出来た
この間 仕事を超えて お客様との交流もツアーごとに重ねてきた
そして 音楽が仕事の上にも役立ち お客様も喜んでくれた
最優秀添乗員の栄誉も与えられ カナダにも旅行がプレゼントされた
そして 音楽が仕事の上にも役立ち お客様も喜んでくれた
最優秀添乗員の栄誉も与えられ カナダにも旅行がプレゼントされた
もう一つの夢は 喫茶店の経営だった
大好きな珈琲 出来るなら自分の店を持ちたい 永年の夢だった
店の中には ピアノも置いて 興が乗れば お客さんと歌いたい
大好きな珈琲 出来るなら自分の店を持ちたい 永年の夢だった
店の中には ピアノも置いて 興が乗れば お客さんと歌いたい
調理師免許も要るので 専門学校の案内も取り寄せた
合羽橋道具街も 勉強の為に歩いて見た
しかし これも簡単には行かない すべて お金の世の中である
合羽橋道具街も 勉強の為に歩いて見た
しかし これも簡単には行かない すべて お金の世の中である
神様は 私に数々の試練を与えてくれた
人並みに涙や辛さを経てきたが それは人としての心の深さを極める試練だった
そして それ以上の幸せを 人生の終盤に与えてくれた
人並みに涙や辛さを経てきたが それは人としての心の深さを極める試練だった
そして それ以上の幸せを 人生の終盤に与えてくれた
うたごえ喫茶 赤とんぼ
店も珈琲も無いが 私がピアノを弾き みんなが歌ってくれる
それは夢見たものに ふさわしい感謝と喜びであった
店も珈琲も無いが 私がピアノを弾き みんなが歌ってくれる
それは夢見たものに ふさわしい感謝と喜びであった
昨日は 初めての会場 東大島文化センターでのうたごえであった
集る人数も心配したけれど 仲間や初めての方など 集ってくれた
参加される皆様 手伝ってくれる仲間やパートナー 感謝で一杯である
集る人数も心配したけれど 仲間や初めての方など 集ってくれた
参加される皆様 手伝ってくれる仲間やパートナー 感謝で一杯である
今日は 定例の老人介護施設へ行く
ここでは慰問 数組のサークルと共に私はうたごえの時間を持つ
ここでは慰問 数組のサークルと共に私はうたごえの時間を持つ
ハーモニカで数曲 施設の方の笑顔を見ながら演奏する
今日の誕生花 りんどう
花言葉 あなたの悲しみに寄り添う
花言葉 あなたの悲しみに寄り添う
永い間 仕事も含めて旅に出ると 不思議なことに遭遇することもある
これは 3週間ほど前に 東伊豆の宿に泊った時の事である
宿はオーシャンビュー 遠くに伊豆大島から新島など 伊豆七島の幾つかが見える
大好きな海鮮料理を堪能して 風呂に入って心地よく寝た
明け方 誰かが私を起こす
ねぇ もう起きてよ
ねぼけまなこで声の方向を見た
枕元に 浴衣姿の女性が二人 正座している
一人は 幼児か小学生くらい
別に恐怖も何も感じない
軽い調子で 寝たまま片手を 子供の手に触れた
指が軽く触れた
瞬間 幻は消えて おぼろげに眼が覚めた
薄暗い部屋の中に 遮光カーテンから一条の赤い光が映っていた
カーテンを開けると まさに日の出の瞬間だった
伊豆大島の南側から 赤い太陽が大きく登り出す
カメラを取り出して 日の出を撮る
ほんの2.3分で 海から完全に姿を現す
今度は見ているうちに雲の中に あっという間に隠れてしまった
以後 太陽は雲に隠れ 当日はくもり空だった
あの 見事な日の出の光景
ほんの数分の出来事を あの二人が私に教えてくれた
ところで誰なんだろう?
顔も判らないが 知っている人では無い
浴衣姿であることは 妙に意識している
多分 ここで亡くなられた方かも知れない
でも 子供連れ?
私は霊感がある方ではない
むしろ 鈍感の方である
だから こんなことがあっても 有難うねという気持ちのほうが強い
部屋から出る時 心の中で挨拶した
さようなら
着いて来てはダメだよ
旅の宿での不思議な出来事であった
今日の誕生花 にがうり
花言葉 強壮
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私の好きなタイ 微笑の国 タイ 広大な平野を有し 産業では90%以上が農業の国である
日本への友好の意識も高く 東日本大震災でも いち早く人材と物資を送ってくれた
報道では 数十年に一度の雨量で 川は水量を増し 国土を半分くらい水没させている
もともと 雨期 乾季という南国特有の気候であり 雨期には やはり浸水する所もある
雨期には結婚式が少ない
それは雨が多いからということでなく 道路などが水没して参加できない事情も多い
そのくらい おおらかに雨期を受け容れてきた
首都バンコクを流れる大河 チャオプラヤ 堤防の無い両岸が続き浸水し始めている
しかし 今回の雨期は 想像を絶する雨量で 生活地域を水没させている
日本でも大震災があるように 長い歴史の中で一度という被害に見舞われている
世界のニュースを見ていても 歴史上初めての地震や乾季などの災害がある
すべてを地球温暖化のためとは言わないが 地球の自然が乱れていることは確かだ
タイの治水は これまでの乾季 雨期の例から 多少の水害は 諦めていた
したがって 川の水面と 道路や生活地域の間に 堤防らしきものは余り見かけない
現在の浸水が排水できる対策も無いことから 長期に亘り 水は引かない
汚水も全般に拡大しており 伝染病の拡大も心配される
長い間隣国との戦争で破壊された寺院遺跡 世界遺産のアユタヤ 現在の水位は人の高さにある
ここはバンコクから移設された水上マーケット
農業も 生活する街も村も
水面からは ほんのわずかな地表である
現在は1メートルくらいの水の中だろう
ワニ園のワニが200匹くらい逃げ出した
水没している生活地域にも出没している
懸賞金も付けて捕獲をしている
私は30年前くらいに 日本の自動車生産工場の視察に行った
当時より更に多くの会社が進出しており 日本人も多く現地に生活している
工場も生産された自動車も すべて水没している報道もあり胸が痛む
微笑の国 タイ 日本への友好の国タイ
これを契機に治水 災害対策が 日本とも協力して強化されることを願っている
真に 微笑が浮かぶ日が来るように 私たちも祈ろう
今日の誕生花 わた
花言葉 繊細
介護老人施設のお誕生会 昨日の午後訪れた
その月の誕生を迎える方が 最前列に並ぶ
一番若い方で62歳 最高齢で96歳だった
車椅子でなかったら 普通の元気ある女性が 先月と同じセリフを言う
あなた どこかで見たことがあるわ
先月も先々月も同じだった
そうですね 私も会ったような気がするよと笑って応える
私ね 喉が痛くて 歌は歌えないの 歌わないからね
これも同じセリフだった
しかし 歌の時間になると 何事も無かったように歌っている
認知症も この程度だと 少しは改善する見込みはある
ただ 個人的に 本人と家族と廻りの理解協力が求められる
こういう 施設では それは不可能に近い
こうして 記憶が少しづつ失われていくのだろうか
ただ 哀しいことや辛い記憶は 一番先に上塗りされて消えていると思う
他人に迷惑やお世話になることが多くなければ これもまた良いのかも知れない
私もまた 最近 忘れ物が多くなったと自覚している
ボランティアに行く時 キーボードや楽譜類 コードの類
何かを忘れていることがあり 対応に苦労していることがある
行く前に頭の中で チェックはしている
あれは持ったか これは有るか
問題は それは車の中に積んであると思いこんで実は無い思い込みだ
ボケと忘れることは 必ずしも一致しないが その件数が多くなって居る
地名 人の名前 物の名前は 感心するほど 一時忘れていることがある
何だっけ 何だっけ 思うとあせるから 考えることを放棄する
あとで何気なく ふっと思い出す
なんで こんなもの こんなことを忘れるのだろう
自分自身に感心をしてしまう
施設の方たちは 歌の時間を楽しみにしていてくれる
あくまでイベントプログラムのようで 希望者が集る
それでも かなりの方が 車椅子の介助を受けて参加してくる
会いたかったぁ
高齢の女性から声がかかる
これは 本当に喜びの顔に溢れている
今日の歌は 懐かしく良かったよ
私を友人のように話す男性が居る
廻りには 少しうるさいぐらいの方だが 悪意は無いのだ
一人一人を見ていると それぞれ違う人生を歩んでいる
そして その身体と心も 背景に関係なく違う
しかし 歌という 一つの時間で 楽しさを共有しているのだ
以前より 全体のうたごえの明るさ 大きさは良くなっている
毎月訪れて 心の交流が出来ている証かなと私も元気付けられる
昨日は 私のうたごえのグループから4名が応援に来てくれた
施設の方たちの周囲に立って 歌の介助?でもあった
笑顔もその数だけ増えている
今日の誕生花 みずひき
花言葉 慶事 祭礼