地元にて文化教室が開かれた 京都の南部に位置する城陽市と木津川市は
仏教伝来後早くから寺院の造営が進み、歴史的遺稿や仏像が数多く点在して居る
奈良と境界線を分け、当該地区を『南山城』と呼ぶその代表的な寺院が『蟹萬寺』と『平川廃寺』である
両寺の仏像の制作年代や造営のやり方を勉強する機会を得た
まず山城地区には渡来系の人々が住み出し、その中でも狛氏・粟隅氏・鴨氏・橘氏らが勢力を伸ばして行く~
上流の巨椋池から木津川を通して舟便が活路となり早くから仏教文化が伝わった
そう言う流れが他地区と異なり文化が栄え、対外使節への関わりも盛んだったようだ
その代表的な寺院が蟹萬寺であり平川廃寺でも在った