お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

46歳で、韓国へ単身赴任する同級生と飲んだ。

2006年04月15日 | エッセイ・日記・意見
先日、高校のバスケット部の同級生と本当に久しぶりに飲んだ。彼は「変圧器」を作る会社に勤めているが、会社が韓国に「工業用ロボットの製造工場」を作るので、この6月から、韓国に単身赴任するとの事。子供が高三と高一で、家族と一緒に行く訳には行かないそうだ。転勤も単身赴任も海外での仕事も初めて。多分、「少なくとも5年は帰られへんと思う」とさして、動揺した素振りも無く語ってくれた。

まずは、高校の別の同級生の経営している南インド料理「ダバ・インディア」(03-3272-7160 地下鉄銀座線・京橋駅徒歩3分)へ。ここは料理も美味しいし、接客姿勢もいいので、いつ行ってもほぼ満員。やっと、カウンター席を2席空けて貰い、乾杯。店の経営をしている同級生とも会う事ができた。学校の同級生と飲むのはいい。普段、仕事の関係者や社内のスタッフと飲んでいるので、どこかに「利害関係」や「気持ちを制御している事」があるからだ。もちろん、そんな事を考えずに飲める人も何人かはいるが。いずれにしても、10年以上、会っていない同級生と仕事を忘れて飲むのは楽しい。

一時間ちょっといて、「東京をよう知らへんねや」という一言で、新宿・歌舞伎町を案内。ゴールデン街のいつもの店に行き、夜の12時前まで飲み続けた。その日は、横浜の妹さんの家に泊まるという事で、新宿駅への道順を教えて、僕は再び店に戻る。彼にとってはかなり強烈な「東京体験」だったかもしれない。

それにしても、46歳から5年以上、単身赴任で海外駐在するという事は、大変な事だと思う。僕だったら「精神的」に参ってしまうかもしれない。韓国に建設中の工場はソウルから電車で1時間半の田舎にあるそうで、繁華街も無いだろうし、「お酒でストレスを発散する事」も難しそうだ。
彼曰く、インターネットで、日本で録画したテレビ番組を圧縮して送って貰い、それでもみていようかなぁ~と言っていた。彼は「技術屋さん」なので、その辺のやり方は熟知している。今の日本での肩書きは「部長」。部下は10人いるそうだ。最近、倒産しかけた、ある会社を吸収合併し、「合併された会社の給与体系は年功序列」、「彼の会社は成果主義」。合併された会社にいた部下に「昇進試験」を受けさせたが、「昇進への意識が低く」、点数も低かったので、全員、「落とした」そうだ。それゆえ、彼らからは「恨み言」を言われ、大変なのだとか。管理職は、こういう部下との「人間関係」「信頼関係」をどう作っていくかで頭を悩ませる。

うちの会社も、「管理職以上」は「成果主義」になっており、大変そうだが、僕は「幸いにも(?)」平社員なので、基本は年功序列+査定。
彼の話を聞いて、大変だなぁ~と思ったのは、メーカーや銀行等には、「昇進試験」がある。その為に仕事が終わってから勉強をするそうだ。「大学卒業」以来、「勉強」「試験」とは無縁な僕は、テレビ局に入って良かったと彼の話を聞きながら思った。つまり、「何か決められた分野で点数評価される」という事に違和感を持っているからである。「テレビ番組制作」の点数は、もしかしたら「視聴率」+「視聴質」なのかな?

彼が韓国に赴任すれば、韓国人の上司・同僚・部下もできるだろうし、言葉が通じない、価値観が違う中で、「いい人間関係を構築し、それを保ち続ける事」は日本にいるより、一層難しい事だろうと心配している。心が疲れた時は僕のブログにコメントしてネ、K君。



コメント (2)
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春・・・だなぁ~と思った瞬間。

2006年04月15日 | エッセイ・日記・意見
自宅から最寄り駅までの間に「チューリップ」が咲いていました。「チューリップ」って、見ていると元気になります。「桜」は「和の精神」を持った花だと思いますが、「チューリップ」は「洋」という感じ。原産はオランダ???
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先日、キー局と懇親会をした座敷で見つけた「コールボタン」

2006年04月15日 | エッセイ・日記・意見
なんか、普通の居酒屋にある「店員さんを呼ぶボタン」と違っていませんか?「CALL」と英語で大きく書かれていたのに惹かれました。浜松町の「とっても所が分かりにくい料理屋」に外国人が来るとは思えないのですが・・・「CA~LL」なんですって・・・
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「小泉今日子」オススメの水があった!!!!!

2006年04月15日 | 健康・スポーツ
知覧特攻基地を題材にした高倉健主演の映画「ホタル」のロケ地として全国に知られる垂水の地。その地名が表しているとおり、この地は“名水の垂れる地”として、旧薩摩藩時代から良く知られています。桜島をはさんで、およそ鹿児島市の対岸に位置しており、桜島のエネルギーをたっぷりと蓄えた飲む温泉水「財寶温泉(R)」は、この地下1,000mから55℃の高温で湧出しています。

財寶温泉(R)

1ケース(2リットル12本入) 2,580円(税込・九州地区以外) 2,340円(税込・九州地区)
  人の身体の7割以上が水分で出来ています。汗や尿などによって排出される水分を人間は毎日補給しつつ生命を維持します。水は血液に酸素や栄養分を溶かして体内に送り、要らなくなった老廃物を身体の外に排出し、体液成分のバランスを保ちます。そんな毎日の水分補給には飲む温泉水、財寶がぴったりです。また、お茶・コーヒー・お米の炊き上げ水・料理にもよく合います。
http://www.zaiho-onsen.com/waterlist.html

僕も一回飲んでみようかな。「財寶温泉」というネーミングのインパクトが強い!



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「永田農法」を知っていますか?

2006年04月15日 | 健康・スポーツ
食は土にあり―永田農法の原点

NTT出版

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永田農法(ながたのうほう)とは、永田照喜治(1926年- )が創始した農法である。現在の農法と違って必要最小限の水と肥料で作物を育てることが特色であり、「断食農法」、「スパルタ農法」、「緑健農法」、「ルーツ農法」など様々な呼び名がある。美味しんぼで取り上げられ、ファーストリテイリングの子会社エフアール・フーズがこの農法による農作物を販売した(現在は終了)ことにより話題となる。

歴史
永田照喜治は神戸大学経済学部卒業後故郷の天草に戻り、家業の農業に従事。ミカン栽培の経験から、痩せた土で栽培したほうがおいしい作物が取れることに気付く。その後、「砂栽培」(砂に液肥を与える栽培法)に触発されて野菜の原産地に近い環境を再現しようと試みる。その後、雑誌に掲載された原産地の野菜の写真を見て自らの考えの正しさを確信した。現在では、日本国内の他に台湾、中国、フランスなどで導入されている。

方法
ジャガイモ、トマト、ホウレンソウなどの多くの野菜はもともと高原原産であるので高温多湿である日本の気候には本来向かない。そのため、基本的にはビニールハウス内でマルチシートを張って雨風を避け、石交じりの土で作物を乾燥気味に栽培する。肥料および水は、必要最低限の液肥を、葉がしおれた頃合を見て与えるのみである。作物を常に飢餓状態に追い込むことによって、植物が本来持っている力を最大限に引き出すのが狙いである。その結果、できた作物は通常販売されている野菜よりもはるかに多くの栄養を持つこと、そして野菜特有のアクが少なくなることなどが実証されている。
ここで用いる液肥は化学肥料である点が、有機農法とは一線を画している点である(永田は、堆肥の乱用には批判的である)。

問題点
おいしい作物を得るためには、液肥を常に作物が枯れる手前で与えなければならないため、そのタイミングが難しい。そのほかにも、ハウスやマルチなどの設備が必要となり、商業単位ではコストがかさんで野菜の値段が高くなることが問題となる。エフアール・フーズが頓挫した最大の理由でもある。
このため、永田は家庭での栽培のほうを推薦している。

「キョンキョン」の本に、「永田農法」の話が載っており、僕も以前、プロデュースしていた「旅番組」で扱った事があったので調べてみました。


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テレビドラマのロケの日、雨が降ったら・・・

2006年04月15日 | テレビ番組
ドラマのディレクターの判断の中で、とても決めるのが「しんどい」決断がある。

雨が降り始めた時、或いは朝から雨が降っていてロケ地が遠い時、最終的には「予算」の事もあるので(つまり、ロケバスやスタッフの人件費、ロケ弁当代、ロケ地の使用料等・・・場合によっては、一日200万円位の費用)プロデューサーの判断になるが、現場を仕切っているのはディレクター。
連続ドラマの場合、結構全体的にスケジュールがきつく、「ある一つのシーン」に出ている俳優のスケジュールが合う日が例えば一週間で一日しか無い事もあり・・・(他のドラマやバラエティーとかけもちしている俳優さんもいるので)ディレクターがロケを敢行するか、中止するかの決断はそんなに簡単に出来るものではない。

ロケを敢行したものの、一日中、雨は降り続き、キャスト・スタッフのテンションが結果的に下がってしまう事もあるし、逆に中止にして1時間もしたら、太陽が出てきて、ピーカンになり、最高のロケ日和になる事もある。

どうしても、そのシーンを撮らなければ放送に間に合わない時は、キャスト・スタッフを待機させ、「公園のシーン」だったら、「高速道路の高架下の公園」を急遽見つけ、そこで撮ったり、最低限ロケで撮っておいて、あとの芝居はスタジオのセットに振り替えたりする事もある。

いずれにしても、ディレクターとプロデューサーの闘いでもあり、知恵の出し合いでもある。「このシーン」だけは、快晴で海が見える画が絶対必要な事もある。第1話の最初のシーンとかラストシーンとかである。そんな時には、高いところまでカメラを上げる事ができる「クレーン車(レンタル料が高い)」を発注していたりして、なおかつ、たくさんのエキストラを呼んでいたりして、ディレクターもプロデューサーも、できるだけ雨があがるのを待つ。そして、雨が止みそうにも無く、キャスト・スタッフをこれ以上待たせられない限界が来たら、涙を飲んでロケ中止を決断。プロデューサーは「札束」が飛んでいくのを「グッ」と我慢するのである。

雨の降る日には、2時間ドラマのロケ隊も含めると、都内だけでも20以上の撮影隊が同じ決断を迫られてるんだろうなぁ~と、今は会社のデスクで想いを巡らせている。
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『なんてったってアイドル』

2006年04月15日 | 本・雑誌・漫画
小泉今日子の半径100m

宝島社

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『なんてったってアイドル』を歌える歌手は、小泉今日子しかいない。彼女が歌っても全く嫌味にならないからだ。誰もが認める『アイドル』。今、40歳。エッセイを出した。それを今読んでいる。

彼女は1983年(昭和58年)組と呼ばれた、アイドルが数多く出た年、デビューしているはず。早見優、石川秀美(ヤックンの奥さん)、中森明菜など。当時は、『アイドル』と視聴者の間には、遠い遠い距離感があった。「アイドル」→「憧れの偶像」だったのである。
小泉今日子は、僕より5つ6つ年下だが、もし僕が同級生で、デビューする前、彼女と同じ学校に通っていたら、ドキドキしていたと思う。そんなシチュエーションはもう生まれるはずもないのだが。あんなに「可愛い子」がいたら、モテまくるだろうし、恋愛下手の僕は近づく事もできず、心の中で悶々とした日々を過ごす事になったに違いない。

このエッセイ集、彼女の書いた文章と撮影した写真で構成されている。彼女自身が書いた文章と思う。ゴーストライターでは、とても使えない、思い付かない、文章の表現力とリズムを持っている。

1983年、入社して付いた番組の初回収録のゲストが早見優で、「夏色のナンシー」をスタジオで歌っていた情景が僕の頭の中に鮮明に残っている。河合奈保子、そして松田聖子も「生で見て」ミーハー的に興奮したものだった。

フロアー・ディレクターをやっていた、ある番組で岡田有希子が出演。「この子、胸でっかいなぁ~」と思っていたら、しばらくして自殺の報を聞き、とても驚いた。

ある生放送の音楽番組で、松田聖子が舞台上で歌っている時、中森明菜が舞台袖で、松田聖子の振りマネをしていたのが印象的だった。

今、『アイドル』がいるかと言えば、KAT-TUNの様に、ジャニーズ系男性アイドルになってしまう。今、女性アイドルと、声を大にして言える歌手はいるだろうか?「エロかわいい」の倖田來未はアイドル?
女性アイドルがいなくなったのは、ティーンから20代前半の男性の「女性歌手」に対する価値観が分散化してきたからだろう。まずは、「歌そのものが上手い、或いは、自分の好みに合う」という発想から音楽を聴くので、『女性アイドル』の必要が無くなったのかもしれない。それに対して、若い女性は「歌が上手くても、そうでなくても」、「男性歌手」のビジュアル・雰囲気から惹きつけられて行くので『男性アイドル』が成立するのかもしれない。
ここに、20年前と逆の現象が起きている。あの当時は、『女性アイドル』の方が多かった。今はその逆。この点を突き詰めて考えれば、日本の社会がこの20年間でどう変わってきたか、それは何故かが分かるのではないだろうか。

もう一つ、僕の好きな『女性アイドル』の歌は松本伊代の『TVの国からキラキラ』である。あの時、松本伊代のバックで踊っていた白いミニスカートはいた二人の女性は今、何をしているのだろうか?


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