先日、高校のバスケット部の同級生と本当に久しぶりに飲んだ。彼は「変圧器」を作る会社に勤めているが、会社が韓国に「工業用ロボットの製造工場」を作るので、この6月から、韓国に単身赴任するとの事。子供が高三と高一で、家族と一緒に行く訳には行かないそうだ。転勤も単身赴任も海外での仕事も初めて。多分、「少なくとも5年は帰られへんと思う」とさして、動揺した素振りも無く語ってくれた。
まずは、高校の別の同級生の経営している南インド料理「ダバ・インディア」(03-3272-7160 地下鉄銀座線・京橋駅徒歩3分)へ。ここは料理も美味しいし、接客姿勢もいいので、いつ行ってもほぼ満員。やっと、カウンター席を2席空けて貰い、乾杯。店の経営をしている同級生とも会う事ができた。学校の同級生と飲むのはいい。普段、仕事の関係者や社内のスタッフと飲んでいるので、どこかに「利害関係」や「気持ちを制御している事」があるからだ。もちろん、そんな事を考えずに飲める人も何人かはいるが。いずれにしても、10年以上、会っていない同級生と仕事を忘れて飲むのは楽しい。
一時間ちょっといて、「東京をよう知らへんねや」という一言で、新宿・歌舞伎町を案内。ゴールデン街のいつもの店に行き、夜の12時前まで飲み続けた。その日は、横浜の妹さんの家に泊まるという事で、新宿駅への道順を教えて、僕は再び店に戻る。彼にとってはかなり強烈な「東京体験」だったかもしれない。
それにしても、46歳から5年以上、単身赴任で海外駐在するという事は、大変な事だと思う。僕だったら「精神的」に参ってしまうかもしれない。韓国に建設中の工場はソウルから電車で1時間半の田舎にあるそうで、繁華街も無いだろうし、「お酒でストレスを発散する事」も難しそうだ。
彼曰く、インターネットで、日本で録画したテレビ番組を圧縮して送って貰い、それでもみていようかなぁ~と言っていた。彼は「技術屋さん」なので、その辺のやり方は熟知している。今の日本での肩書きは「部長」。部下は10人いるそうだ。最近、倒産しかけた、ある会社を吸収合併し、「合併された会社の給与体系は年功序列」、「彼の会社は成果主義」。合併された会社にいた部下に「昇進試験」を受けさせたが、「昇進への意識が低く」、点数も低かったので、全員、「落とした」そうだ。それゆえ、彼らからは「恨み言」を言われ、大変なのだとか。管理職は、こういう部下との「人間関係」「信頼関係」をどう作っていくかで頭を悩ませる。
うちの会社も、「管理職以上」は「成果主義」になっており、大変そうだが、僕は「幸いにも(?)」平社員なので、基本は年功序列+査定。
彼の話を聞いて、大変だなぁ~と思ったのは、メーカーや銀行等には、「昇進試験」がある。その為に仕事が終わってから勉強をするそうだ。「大学卒業」以来、「勉強」「試験」とは無縁な僕は、テレビ局に入って良かったと彼の話を聞きながら思った。つまり、「何か決められた分野で点数評価される」という事に違和感を持っているからである。「テレビ番組制作」の点数は、もしかしたら「視聴率」+「視聴質」なのかな?
彼が韓国に赴任すれば、韓国人の上司・同僚・部下もできるだろうし、言葉が通じない、価値観が違う中で、「いい人間関係を構築し、それを保ち続ける事」は日本にいるより、一層難しい事だろうと心配している。心が疲れた時は僕のブログにコメントしてネ、K君。








まずは、高校の別の同級生の経営している南インド料理「ダバ・インディア」(03-3272-7160 地下鉄銀座線・京橋駅徒歩3分)へ。ここは料理も美味しいし、接客姿勢もいいので、いつ行ってもほぼ満員。やっと、カウンター席を2席空けて貰い、乾杯。店の経営をしている同級生とも会う事ができた。学校の同級生と飲むのはいい。普段、仕事の関係者や社内のスタッフと飲んでいるので、どこかに「利害関係」や「気持ちを制御している事」があるからだ。もちろん、そんな事を考えずに飲める人も何人かはいるが。いずれにしても、10年以上、会っていない同級生と仕事を忘れて飲むのは楽しい。
一時間ちょっといて、「東京をよう知らへんねや」という一言で、新宿・歌舞伎町を案内。ゴールデン街のいつもの店に行き、夜の12時前まで飲み続けた。その日は、横浜の妹さんの家に泊まるという事で、新宿駅への道順を教えて、僕は再び店に戻る。彼にとってはかなり強烈な「東京体験」だったかもしれない。
それにしても、46歳から5年以上、単身赴任で海外駐在するという事は、大変な事だと思う。僕だったら「精神的」に参ってしまうかもしれない。韓国に建設中の工場はソウルから電車で1時間半の田舎にあるそうで、繁華街も無いだろうし、「お酒でストレスを発散する事」も難しそうだ。
彼曰く、インターネットで、日本で録画したテレビ番組を圧縮して送って貰い、それでもみていようかなぁ~と言っていた。彼は「技術屋さん」なので、その辺のやり方は熟知している。今の日本での肩書きは「部長」。部下は10人いるそうだ。最近、倒産しかけた、ある会社を吸収合併し、「合併された会社の給与体系は年功序列」、「彼の会社は成果主義」。合併された会社にいた部下に「昇進試験」を受けさせたが、「昇進への意識が低く」、点数も低かったので、全員、「落とした」そうだ。それゆえ、彼らからは「恨み言」を言われ、大変なのだとか。管理職は、こういう部下との「人間関係」「信頼関係」をどう作っていくかで頭を悩ませる。
うちの会社も、「管理職以上」は「成果主義」になっており、大変そうだが、僕は「幸いにも(?)」平社員なので、基本は年功序列+査定。
彼の話を聞いて、大変だなぁ~と思ったのは、メーカーや銀行等には、「昇進試験」がある。その為に仕事が終わってから勉強をするそうだ。「大学卒業」以来、「勉強」「試験」とは無縁な僕は、テレビ局に入って良かったと彼の話を聞きながら思った。つまり、「何か決められた分野で点数評価される」という事に違和感を持っているからである。「テレビ番組制作」の点数は、もしかしたら「視聴率」+「視聴質」なのかな?
彼が韓国に赴任すれば、韓国人の上司・同僚・部下もできるだろうし、言葉が通じない、価値観が違う中で、「いい人間関係を構築し、それを保ち続ける事」は日本にいるより、一層難しい事だろうと心配している。心が疲れた時は僕のブログにコメントしてネ、K君。







