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「R-15」指定・・・アカデミー賞受賞映画『ツォツィ』。

2007年04月06日 | 映画・DVD・ビデオ
どうして?アカデミー賞受賞「ツォツィ」R15指定に
 昨年の米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した映画「ツォツィ」が、映倫規定で15歳未満(中学生以下)の入場を禁止する「R―15」指定を受けた。

 配給会社の日活は、「10代の若い世代にこそ見てもらいたい作品」として、アムネスティ・インターナショナル日本などと共同で「ティーンエージャー試写会」を7日、東京・汐留で開き、映倫管理委員会に対して再審査を求める方針だ。

 この映画は、南アフリカのスラム街が舞台。窃盗や暴力行為を重ねて生きてきた少年が、強奪した車の中で見つけた乳児との出会いをきっかけに、命の大切さや罪の意識に目覚め、生きる希望を見いだすまでを描く。「ツォツィ」とは「不良」を意味する現地の言葉。アフリカ映画としては初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞した感動作。しかし、主人公や仲間の少年が、電車の中で乗客を襲って殺人に及ぶ場面や、乳児誘拐の場面などがあったことから、「未成年者が銃やアイスピックを使って殺傷するシーンが刺激的。こうした行動パターンと、実際の描写がふさわしくない」として、「R―15」指定を受けた。

 海外では、アメリカで「R」(17歳未満は保護者同伴)、カナダで「14A」(14歳未満は保護者同伴)、ポルトガルで「M/12」(12歳未満は保護者同伴)、アルゼンチンで「13」(鑑賞は13歳以上)などの規制を受けた。映倫の指定は、中学生以下は保護者同伴でも見ることはできず、15歳未満の鑑賞を禁止した英国、スウェーデンと同様の厳しい規制となっている。

 指定に納得できない日活は、アムネスティ・インターナショナル日本など3団体と共同で、14日の全国公開を前に、7日に「ティーンエージャー試写会」を開催する。主人公と同世代の中学生以上の10代が対象で、中学生は20歳以上の大人同伴が必要。試写会では、上映前に映画の背景を解説。上映後、アフリカの専門家を招いた質問コーナーを設け、来場者にアンケートを実施して意見を集める。

(2007年4月5日 読売新聞より)



僕の意見も「感受性の強い10代」にいい映画を観て欲しい。多少の「刺激的要素」があっても・・・

そういえば、映画『エマニュエル夫人』が公開された時、僕は高校生。友達と神戸新聞会館の「新聞会館大劇場」へ行って、観ようとした時、切符売り場で、友達が「学割で」と言ったのが忘れられない。確か、『エマニュエル夫人』は「R-18」だった様な記憶がある。阪神淡路大震災で倒壊した「新聞会館」には、もう一つ「スカイシネマ」というもう少し小ぶりの映画館もあり、「ベンジー」とかはここで観た。
阪急三宮駅の隣にあった「阪急会館」「阪急シネマ」「阪急文化」「三劇」「三映」・・・すべての映画館が潰れてしまった。「阪急会館」に上るエスカレーターが好きだったのに。あと、「そごう」の南側にあった「国際松竹」では「タワーリング・インフェルノ」と「JAWS」を、「国際日活」では桜田淳子のデビュー映画「ポケット一杯の幸福」を観た思い出がある。
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「キオスク」なのか「キヨスク」なのか・・・結論が出た。

2007年04月06日 | 鉄道・車・タクシー・バス・飛行機


 はい、駅にありますね「kiosk」。全国のJR駅に4000店舗、最大500種類もの商品を扱う、いわば「駅のよろず屋」。皆さん今までに一度は利用したことがあると思います。

 さてそのkiosk、読み方が大きく2つあります。ひとつは「キオスク」。そしてもひとつは「キヨスク」。どちらもよく聞く言い方ですよね。

 これってどっちが正しい言い方なのでしょう。私も本当に迷ってしまいます。いや分からなくとも人生に全く影響がないんですけれどもね(これ肝要)。

 では、今回は、といいますか回を重ねるごとに簡単に、いってみましょう!

◆「キオスク」とは?
 キオスクとは、もともとは「あずまや(公園などにある、寄棟式の休憩所のこと)」を意味するトルコ語のKioushkとされています。このトルコ語がヨーロッパに伝わり、英語では「駅や街なかなどの新聞・雑誌などを販売する店」という意味になり、そのまま英語のkiosk(読みは「キオスク」)として使われるようになります。日本へは英語として伝わりました。

◆一方の、「キヨスク」
 さてキヨスクのほうですが、こちらも由来はしっかりしています。国鉄時代の昭和48(1973)年、(財)鉄道弘済会が駅売店の愛称を決める際、清潔な「清く」、気軽に利用できるよう「気安く」との願いを込めて、英語表記は「kiosk」のまま、これらの発音をもじった「キヨスク」と発音するようにして使用し始めたのが始まりです。つまり造語ですよね。これらの情報は、ホームページなど多くの媒体に掲載されていますので、ほぼ正しいものでしょう。

◆辞書では?
 ということで、言葉的にどちらがより適正なのか、というよりもどちらが頻繁に使われているか知りたく、辞書で調べてみました。もっとも多い紹介のされ方は、

「キオスク」・・・(1)トルコやイランなどのイスラム式庭園に多く見られる四阿(あずまや)。(2)公園の売店のような簡易建造物。日本では駅構内の売店の名称として使われている。キヨスク(以上三省堂「大辞林」第2版より)。

「キヨスク」・・・→キオスク

 といったようなもので、「キヨスク」に至っては多くの辞書が「キオスク」の項を参照するよう指示されています。やはりもともと造語だけあって、言葉的にはキヨスクはキオスクよりも格下で、辞書の紹介のされ方からみてもそんなに多く用いられてはいないようです。

 ということで、言葉的には、駅にある小さな売店は「キオスク」とするのが正しいようです。で、この場合、ものの名前を指すものなので、「キオスク」は普通名詞ってことになりますね。

◆JRだけ・・・
 さてこの「kiosk」、国鉄の分割民営化に伴い同様に地域別に分社化されました。現在6社ありますが、会社名は「東日本キヨスク」など、いずれも頑なに「キヨスク」を用いています(現在、西日本キヨスクと九州キヨスクは、その後の合併にともなって、「JR西日本サービスネット」「JR九州リテール」と社名変更されています)。鉄道弘済会が提案したからか、社名からホームページ中の店舗の呼び名から全て「キヨスク」に変更されています。一見したところ、「キオスク」の文字は見当たりません。

 また私鉄においては、「キオスク」「キヨスク」とも、全くといっていいほど使われていません。

◆ということは??
 前述のとおり、物としての駅売店を指す場合は、JR、私鉄を問わず言葉的に正しい「キオスク」を使うほうがいいのでしょう。で、勘のいい方は「キヨスク」の説明があった時点ですでにご承知のことかと思いますが、「キヨスク」はJRの駅売店の屋号・愛称の類なんですね。固有名詞に近いものだと思います。つまり、JRの駅売店にあっては、その建物を「この建物は何ぞや」と指す場合「キオスク」で、店の名前を「このお店は何ていうお店?」と指す場合は「キヨスク」、ややこしいですが「キヨスクという店名のキオスク」であると。そういうふうに解釈するのが一番しっくりきそうです。

◆で、どうしてここまで混同しているのか
 ということでした。どうしてここまでややこしくなるんかなと、そういうことですね。推測の域は出ませんがつらつらと考えてみますのに、弘済会が英語表記をキオスク(kiosk)のままキヨスクと読ませた点、これに尽きると思うんです。私鉄の売店はキオスクという看板は掲げていませんが、キヨスクでは古くから「kiosk」という英語の看板を掲げています。店には看板が掛かっており、そこには素直に読めば「キオスク」と読める文字が書かれてある。店には「これはkioskと書いてありますが実はキヨスクと読みましてですねうんだらかんだら・・・」という説明はありません。そこに「看板を掲げているからJR(国鉄)の駅の売店だけがキオスク」「キオスクという名前の売店」という誤解が生じたものだと思います。

 で、その後「キヨスク」という愛称も一定認知されるようになったところ、JR(国鉄)の駅売店の場合、キオスクとキヨスク、どちらも微妙に合っているわけですから、「よく分からないけど、似てるしどっちでもいいんじゃないの?」「キオスクって、キヨスクに呼び方変わったらしいよ」というゆるーい解釈のもと?今日まで続いてきたのではないかということなんですね。

 ということで結論。

1.駅にある、小さな売店は「キオスク」。

2.キオスクのうち、JRの駅にあるものの愛称を「キヨスク」という。

 ということで、今回、意外とはっきり結論が出ました。お題としてはシンプルだったからかもしれません。あ、でもキオスクのおばちゃん的には「ふーん。おばちゃんはどっちでもええわ♪」な感じでしょうね。←そこが肝要。



ところがこのほど、正式に「キオスク」と読む事が新聞で報道されていた。「キヨスク」の方が親しみが湧くのになぁ~
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「BRICs」を知っていますか?

2007年04月06日 | 旅・外国
BRICs(ブリックス)とは経済発展が著しいブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字を合わせた4ヶ国の総称。本来BRICsのsは複数形を表すが、BRICSとしてSが南アフリカ(South Africa)を表す場合もある。アメリカの証券会社ゴールドマン・サックス社の若いインド人女性社員(現在退社)が2003年10月に書いた投資家向けのレポート「BRICsとともに見る2050年への道」(Dreaming with BRICs: The Path to 2050)exciteの解説記事で初めて用いられて以降、広く使われるようになった。

BRICsは人口の増加、資本の増加、労働生産性の増加などを起因として経済成長を成し遂げ、2004年にはいずれも5-9%台の成長を果たすなど、近年では世界平均を上回る高水準の成長を記録している。今後はさらに資本蓄積・技術革新による生産性上昇なども見込まれており、IMFの予測によると2005-2006年にかけても、中国の8%台を筆頭に、軒並み高い成長を維持する見込みとされている。

結果として、現時点で世界のGDPの約8%を占めるに過ぎないその経済規模は、2039年に経済大国G7(アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダ)の合計を上回り、2050年時点でのGDPは中国、アメリカ、インド、日本、ブラジル、ロシアの順になると予想されている。これにより、アメリカによる一極支配が崩れる可能性があると指摘されている。

概要
名目GDP値
(左:2004年の実績値、右:2050年の予測値)
(単位:10億ドル) 順位 国名 GDP値 国名 GDP値
1 アメリカ 11,733 中国 44,453
2 日本 4,668 アメリカ 35,165
3 ドイツ 2,707 インド 27,803
4 イギリス 2,126 日本 6,673
5 フランス 2,018 ブラジル 6,074
6 中国 1,932 ロシア 5,870
7 イタリア 1,681 イギリス 3,782
8 カナダ 996 ドイツ 3,603
BRICsはかつてのNIEsやASEAN同様経済成長が目覚しく、またそれらの国々のGDPや貿易額が世界に占める割合は近年急速に高まっており、世界経済に多大な影響を与えるまでになっている。広大な土地・豊富な人材・豊富な資源を有するのに加え、ここ数年あるいは数十年で様々な改革を進めてきた事により、結果として潜在力を実際の成長率に反映させる事が可能になったのものであり、それら4カ国が注目される理由として、特に3つの点が挙げられる。

規模の大きさ
BRICSsが世界に占めるウェイトをみると、国土面積で29%、人口では42%となっており、世界の中で圧倒的な比重を占めている。
世界経済に占める地位
GDPのウェイトを購買力平価で換算すると24%と大きく上昇し、アメリカ(21%)、EU(20%)を既に上回っている。
これまでの成長実績および今後の成長見込
ここ10年の間に新興工業国の経済成長が失速したのとは対照的にこの4カ国は平均で年6%の成長を遂げており、(特にインドとブラジルは)今後も比較的高い成長率を達成していくものと見られている。その結果、現在G6の15%に過ぎないその経済規模は、2025年には約半分の大きさに、2040年頃には先進国を上回り、2050年の時点ではBRICsがG6の1.5倍の規模になるとされている。

BRICsの国の特徴

共通点
国土および資源大国である。国土面積はロシアが世界1位、中国が世界3位、ブラジルが世界5位、インドが世界7位。面積でいえば4カ国で世界の約28%を占めている。また、それに伴い天然資源にも富んでいる。中国やインドは1人あたりの資源量は決して多くはないものの、4カ国とも資源大国である。資源としては石炭・鉄鉱石・天然ガスが4カ国に共通しており、原油・ボーキサイトなども殆どの国で産出されている。
人口大国である。中国が約12億8000万人(世界1位)、インドが約10億2000万人(世界2位)、ブラジルが約1億7000万人(世界5位)、ロシアが約1億4000万人(世界7位)となっており、4カ国合計で26億1000万人、世界の人口の約45%を占めている。今後もロシアを除く3カ国では人口が増加し、2050年には32億6000万人にまで膨れ上がるとされている。ただし、ブラジルとインドでは将来的にも人口が増え続ける一方でロシアは現在人口が減少する傾向にあり、人口が多いため一人っ子政策を取る中国でも将来的には人口が減少すると予測される。
政治・軍事において、地域における覇権を握っている。ロシア、中国、インド(ブラジル以外)は核保有国であり、ロシア、中国は国連安保理常任理事国で、ブラジルとインドも新たに常任理事国入りする可能性が大きい。2005年2月にロンドンで開かれたG7財務相・中央銀行総裁会議では従来のG8(G7+ロシア)に加えて、BRICsの他の国も初めて参加した。
経済改革を行っている。1970年代後半の中国やブラジル・ロシア・インドの1990年代初頭の経済政策の転換はいずれも、対外開放による海外からの投資・市場経済化を推進するものであった。

その他
中国は儒教文化圏、インドはヒンドゥー教文化圏、ロシアは東方正教会文化圏、ブラジルはラテンアメリカ文化圏に属する。
歴史的に、中国やロシアは統一国家として存在してきた。インドが1つの国家としてまとまったのは、イギリスの統治による部分が大きい。ブラジルはポルトガルの植民地として形作られた。
ロシアと中国、中国とインドは国境を接している。かつては領土問題で揉めていたが、最近解決に向かう動きが出てきた。
中国からロシアのシベリアへの移民が増えつつある。シベリアは人口が希薄なので、将来的に中国人がシベリアの一部で住人の多数を占める可能性がある。そうなった場合、中国からロシアに割譲された沿海地方で領土問題が再燃する可能性もある(ただし、2004年に両国間の国境問題は解決し、国境線は画定されている)。また経済の面でもロシアと中国の逆転現象が起こることが考えられる。
冷戦時代、ロシアと中国は社会主義国家であった。インドは社会主義と資本主義の混合経済であった。
現時点では国内で貧富の格差が大きいが、ブラジルとインドでは元来大きかった格差が解消されておらず、ロシアと中国では、市場経済導入による経済の自由化に伴って格差が拡大した。また、これらの国々では経済の地域格差も大きい。
多民族国家で多人種社会であり、共通語的役割がある言語または公用語とされる言語以外にも、多くの言語が国内で使用される。



最近、「インド」が注目されているが、この言葉を聞いたのは初めて。僕が小学校の頃、地球の人口は37億人と教えられた。今は60億人を超している。地球は大丈夫なのだろうか?
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「ロス疑惑」三浦和義容疑者、また万引き逮捕!!!!!

2007年04月06日 | Weblog
 1981年のロス疑惑で注目を集めた会社役員の三浦和義容疑者(59)=神奈川県平塚市=が、先月17日に神奈川県平塚市内のコンビニエンスストアでサプリメント6点を万引きしたとして1日、平塚署に窃盗容疑で逮捕された。調べに対し、容疑を認めているという。同容疑者の万引きでの逮捕は2度目。03年5月に東京都内の書店で雑誌を万引きし、逮捕され、その後、起訴猶予処分を受けていた。

 平塚署の調べでは、三浦容疑者は3月17日午後4時半ごろ、自宅近くにある平塚市根坂間のコンビニエンスストア「ミニストップ平塚高村店」に来店し、「コラーゲン」「マカ」「マルチビタミン」などのサプリメント6点(3632円相当)を万引きした疑い。

 店のオーナー男性によると、三浦容疑者は同店をたびたび訪れ、この時は、缶コーヒー1本を手に取り、レジに並んだ。ところが、レジ待ちの列を離れ、サプリメント売り場に向かい、商品を手に取った。すると店奥に移動し、レジの店員の様子をうかがいながら、上着の内ポケットに商品をしまい込んだ。そしてコーヒーの代金を支払い、コピー機を利用し、店を後にしたという。

 店員が棚卸しで商品が足りないのに気付き防犯ビデオを確認すると、犯行の一部始終がバッチリと写っていた。

 犯行から約2週間後の30日に三浦容疑者は再び来店。その際、店員から問いただされると「(代金を)払ってない。本当に?」「忘れちゃったんだ」などと人ごとのように話した。「代金を払おうとしたけど、直前に金をばらまいちゃって」とも弁解したが、ビデオにはそのような場面は写ってなかった。「払います」と言ったが、そのまま帰ったため、店側は平塚署に被害届を提出した。

 同容疑者は5日昼ごろ、弁護士とともに同署に出頭。事情聴取に対し、当初「(当日は)睡眠薬を飲んでいたので、意識もうろうとしていた。よく覚えていない」と否認。そのため、同署は逮捕に踏み切った。その後の調べでは「間違いありません」と容疑を認めているという。

 万引きでの逮捕は今回で2度目。三浦容疑者は03年5月、港区赤坂の書店でペット雑誌1冊を万引きし、窃盗の現行犯で逮捕された。その際は「書店のレジが込んでいて並ぶのが面倒だった」と供述し、結局、起訴猶予処分に終わった。

 店から近い自宅はひっそり。報道陣がインターホンを押しても反応はなかった。

 ◆オーナー激怒!来店拒否

 コンビニ店のオーナー男性はスポーツ報知の取材に「事を荒立てるつもりはなかった。本人がすぐに謝ってくれればねえ…」とあきれ気味に語った。

 3月30日に店に訪れた際に三浦容疑者を問いただしたが、「有名人と分かっていたが、怖くなかった」と振り返る。後日、「事件を表ざたにしないでほしい」と店に電話があったが、「もう神奈川には住まない」「妻とも離婚する」など同容疑者の意味不明な弁解に激怒。警察に被害届を出すことを決めたという。

 三浦容疑者は調べに対し、当初「(事件当時)睡眠薬を飲んでいた」と供述したが、「薬を飲んでいるようには見えなかった」とオーナー。まだサプリメントの代金はもらっていない。釈放後も三浦容疑者が店を利用する可能性はあるが、「もう二度と来てほしくない」と来店拒否の構えだ。

(2007年4月6日 スポーツ報知より)



この人の「脳」の中はどうなっているのだろう?????
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「赤ちゃんポスト」設置へ(熊本のキリスト系病院)

2007年04月06日 | Weblog
赤ちゃんポスト(あかちゃんポスト)とは、諸事情のために育てることのできない新生児を親が匿名で養子に出すための容器、およびそのシステムの通称である。目的は、望まれない赤ちゃんを殺害と中絶から守ることにある。この仕組みは法的裏付けが十分でないにも拘らず、ドイツにおいて NPO 、キリスト教団体、病院により設置され、2005年現在80ヵ所を超えている。ハンブルクでは2000年の開設以来5ヵ年間に22人の赤ちゃんの命が救われた。日本ではこれまで実例はなかったが、熊本県熊本市の慈恵病院が設置を計画している。

名称
慈恵病院での名称は「こうのとりのゆりかご」。同病院が参考にしたドイツではBabyklappe と呼ばれている。英語の Baby とドイツ語の Klappe を合わせた単語である。Klappe とは“パッチと音がして閉まる扉蓋”を意味している。もう一つの呼び名として Babywiege がある。Wiege とはゆりかごを指す。共にドイツ語本来の赤ちゃんを意味する Säugling を用いないで、英語であるところに微妙な心理が伺える。


慈恵病院の計画する「こうのとりのゆりかご」
人目につきにくい病院東側に45cm×65cm大の扉をつくり、内部には摂氏36度に設定された保育器を設置する。新生児が入れられるとアラームが鳴り、医療従事者が駆けつけるという仕組みになっている。監視カメラはつけず、「もう一度、赤ちゃんを引き取りたいときには、信頼して、いつでも連絡してください」といった手紙を置いておく。

なお、ポストに入れるのは生まれてから2週間以内の子どもという条件があり、新生児への命名は市長が行なうとしている。さらに、ポストには母親は匿名で新生児を置く。また、一度ポストを閉めたら、自分からもう一度開けることはできない(つまり開けるには病院関係者をその都度呼ぶ必要がある)。ポストに入れる側にも慎重さが求められることになる。

母親が名乗り出て、自ら育てるか、親権放棄して里親に引き取ってもらうかを決めてもらう。これが大原則。名乗り出てくれない場合は、警察や市役所、児童相談所などと連絡を取った上で施設に引き渡す。

蓮田太二理事長は、 「誤解されやすいが、ポストはあくまで赤ちゃんの生命を守るための緊急避難。ポストに置いた後でも母親が名乗り出て了解すれば、里親の元に行くのも早い。赤ちゃんさえ無事なら母親にも冷静に考える時間ができる」としている。

なお、慈恵病院はカトリック系のキリスト系の病院である。

慈恵病院は2006年12月15日に設置申請を熊本市に提出し、2007年4月5日に熊本市はこの申請を許可した。

だが、安倍晋三首相は同日午後の会見で、「匿名で赤ちゃんを置き去りにすることは許さない」「(熊本市の認可を)政府として認めることはできない」とし、塩崎恭久官房長官もまたまったく同様の慎重論を述べ、政府としては、厚生労働省を通して熊本市に認可の再検討を求める考えを示唆している。

歴史
赤ちゃんポストは1198年にイタリアの養育施設で作られたのが始まりとされる。ドイツでは2000年にハンブルクのNPO法人によって始められ、公私立病院など約70か所に設置されている。

赤ちゃんポストにまつわる賛否両論
システム上、「子どもを捨てることや育児放棄を助長する」という声があり、また、保護責任者遺棄罪や児童福祉法、児童虐待防止法違反などになるのではないかという意見がある(法的問題は後述)。

だが、「命が救われる可能性が確かにある」と人道面を重視し、「赤ちゃんの命を救い、母親が犯罪者になることも防げる」「預かるのが目的でなく、ポストに手紙を置き相談や養子縁組につなげるのが狙い」だという意見もあり、一方では「設置に伴い捨て子が増えないよう法整備をする必要は当然ある」という見解もある。

厚生労働省は「ポストに子どもを置く行為は認めがたいが、違法性があるとは言い切れない」とし、法務省は「確実に安全な場所なら遺棄ではない」と解釈している。

そして、厚生労働省は2007年2月22日、「明らかに違法とは言い切れない」として、熊本市に対して設置を認可した。だが、今後同様の申請があっても一律に認可するわけではなく、子どもがすぐに適切な看護を受けられ、生命や身体が危険にさらされることのない環境かどうかを個別に検証する必要があったり、児童虐待防止法に抵触しないように個別に判断するともしている。

閣内では、おおむね慎重論が多い。

柳沢伯夫厚労相は「設置自体には違法性はないが、病院側の運用には慎重さが求められる」としている。

安倍晋三首相は2月23日、首相官邸での記者団の質問に対して、まず「ポストという名前に大変抵抗感がある」と述べ、「子どもを産むからには親として責任を持ってもらうことが大切で、そういうお子さんに対応する施設もあるし、匿名で子どもを置いていけるものを作るのには大変抵抗を感じる」と慎重論を唱えている。

塩崎恭久官房長官は「法解釈以前に、子どもを捨てない策を考えなければいけないのではないか」、高市早苗少子化担当相も「もう少し議論を深める必要がある」と、慎重な意見を述べている。

法的問題
違法性については、関係各所は13個の法律の25項目と照らし合わせている。たとえば、

「子捨て」は、刑法の保護責任者遺棄罪にあたるのではないか。
新生児を「放置」することは、児童虐待防止法違反なのではないか。
行政機関に相談しないままポストに新生児を託すのは、児童福祉法違反なのではないか。
といったところを検討する必要がある。 また、「公序良俗に反しないか」といった人道的見地も視野に入れ、様々な角度から検討している。



「赤ちゃんポスト」・・・残酷に聞こえるが、赤ちゃんを「コインロッカーとかに置き去りにして死亡させてしまう、という様な事件」が実際にある事を考えると、「小さな命を救う」という観点で必要になってきているのではないだろうか?
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