生年 ■ 1935/04/19
出身地 ■ イギリス/エセックス州
没年 ■ 2002/03/27
■先天性の足首関節の異常により内反足で幼い頃はいじめに会い音楽に没頭。6歳で聖歌隊に入り、その後ピアノやバイオリンを勉強し、12歳の時には管弦楽の作曲をするなど音楽の才能を発揮。音楽学校を経てカレッジに進み、作曲と音楽の学位を取得。その後はピアニストとしてオーケストラに加わり全米を巡業し、帰国後はロイヤル・コート・シアターの常任作曲家となった。60年にピーター・クックと知り合い、いくつものレヴューを手掛けてトニー賞を受賞。映画の方でも67年の「悪いことしましョ!」などで活躍し始めた。77年にクックとコンビを解消し、アメリカを拠点に「ファール・プレイ」、「テン」とヒットにも恵まれ「ミスター・アーサー」ではアカデミー主演賞候補にもなった。その後はオーケストラの指揮者として活躍していたが99年、痴呆症の一種である進行性核上性麻痺を患っていることを公表。闘病を続けていたが02年、肺炎が原因で死亡した。結婚は4回したが皆破局に終わっている。
【フィルモグラフィー】
[001] ■ 悪いことしましョ! (2000) オリジナル脚本
[002] ■ フライング・ピクルス (1992) <未> 出演
[003] ■ ベルボーイ狂騒曲/ベニスで死にそ~ (1991) <未> 出演
[004] ■ クレイジー・ピープル (1990) 出演
[005] ■ ミスター・アーサー2 (1988) <未> 製作総指揮 /出演
[007] ■ ハモンド家の秘密 (1987) 出演
[008] ■ サンタクロース (1985) 出演
[009] ■ おかしな関係 (1984) 出演
[010] ■ 結婚ダブルス/ミッキー&モード (1984) <未> 出演
[011] ■ 殺したいほど愛されて (1984) 出演
[012] ■ ロマンチック・コメディ (1983) 出演
[013] ■ オータム・ストーリー (1982) 音楽 /出演
[015] ■ ミスター・アーサー (1981) 出演
[016] ■ ダドリー・ムーアの モーゼの気分で (1980) <未> 出演
[017] ■ テン (1979) 出演
[018] ■ ファール・プレイ (1978) 出演
[019] ■ 不思議な世界・未来戦争の恐怖 (1969) <未> 出演
[020] ■ ふたりは恋人 (1969) 音楽
[021] ■ モンテカルロ・ラリー (1969) 出演
[022] ■ 悪いことしましョ! (1967) 音楽 /出演
「ファール・プレイ」「殺したいほど愛されて」はとても好きな映画だった。最近、スクリーンで見ないなぁと思っていたら、亡くなっていた。ご冥福をお祈りします。素晴らしい喜劇俳優に。
出身地 ■ イギリス/エセックス州
没年 ■ 2002/03/27
■先天性の足首関節の異常により内反足で幼い頃はいじめに会い音楽に没頭。6歳で聖歌隊に入り、その後ピアノやバイオリンを勉強し、12歳の時には管弦楽の作曲をするなど音楽の才能を発揮。音楽学校を経てカレッジに進み、作曲と音楽の学位を取得。その後はピアニストとしてオーケストラに加わり全米を巡業し、帰国後はロイヤル・コート・シアターの常任作曲家となった。60年にピーター・クックと知り合い、いくつものレヴューを手掛けてトニー賞を受賞。映画の方でも67年の「悪いことしましョ!」などで活躍し始めた。77年にクックとコンビを解消し、アメリカを拠点に「ファール・プレイ」、「テン」とヒットにも恵まれ「ミスター・アーサー」ではアカデミー主演賞候補にもなった。その後はオーケストラの指揮者として活躍していたが99年、痴呆症の一種である進行性核上性麻痺を患っていることを公表。闘病を続けていたが02年、肺炎が原因で死亡した。結婚は4回したが皆破局に終わっている。
【フィルモグラフィー】
[001] ■ 悪いことしましョ! (2000) オリジナル脚本
[002] ■ フライング・ピクルス (1992) <未> 出演
[003] ■ ベルボーイ狂騒曲/ベニスで死にそ~ (1991) <未> 出演
[004] ■ クレイジー・ピープル (1990) 出演
[005] ■ ミスター・アーサー2 (1988) <未> 製作総指揮 /出演
[007] ■ ハモンド家の秘密 (1987) 出演
[008] ■ サンタクロース (1985) 出演
[009] ■ おかしな関係 (1984) 出演
[010] ■ 結婚ダブルス/ミッキー&モード (1984) <未> 出演
[011] ■ 殺したいほど愛されて (1984) 出演
[012] ■ ロマンチック・コメディ (1983) 出演
[013] ■ オータム・ストーリー (1982) 音楽 /出演
[015] ■ ミスター・アーサー (1981) 出演
[016] ■ ダドリー・ムーアの モーゼの気分で (1980) <未> 出演
[017] ■ テン (1979) 出演
[018] ■ ファール・プレイ (1978) 出演
[019] ■ 不思議な世界・未来戦争の恐怖 (1969) <未> 出演
[020] ■ ふたりは恋人 (1969) 音楽
[021] ■ モンテカルロ・ラリー (1969) 出演
[022] ■ 悪いことしましョ! (1967) 音楽 /出演
「ファール・プレイ」「殺したいほど愛されて」はとても好きな映画だった。最近、スクリーンで見ないなぁと思っていたら、亡くなっていた。ご冥福をお祈りします。素晴らしい喜劇俳優に。
テルミン (Theremin) は、1920年代にロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィッチ・テルミン(Лев Термен, Lev Termin, Léon Theremin, 1896年 – 1993年)が発明した世界初の電子楽器である。 英語やロシア語では「テルミンヴォクス」 (Терменвокс, Thereminvox) とも呼ばれる。
構造と特色
テルミンの最大の特徴は、テルミン本体に手を接触させることなく空間中の手の位置によって音程と音量を調節することである。 テルミンの本体からは、通常2本のアンテナがのびており、それぞれのアンテナに近付けた一方の手が音程を、もう一方の手が音量を決める。 わずかな静電容量の違いを演奏に利用するため演奏環境に依存する部分が大きく、安定した狙った音階を出すことは奏者の高い技量が要求され、演奏には熟練を要する。
一般的なテルミンの音色は純粋な正弦波に近いため、ミュージックソーに似ている。 「暖かく、優しい」、「癒しになる」という人もいる一方で、そのゆらめく音色から不安や恐怖感が生まれ、恐怖映画や SF 映画の効果音としても使われてきた。
テルミンの原理
テルミンの音程を生成する部分にはコルピッツ発振器のような高周波発振器が2つ組み込まれ、これらはわずかに違う周波数を持つよう調整される。 これらの発振器間のうなりによってより低周波の可聴域の波を発生させ音に変換するのがテルミンの原理である。 一方の発振器のコンデンサ部分はアンテナの 1 本に接続されており、アンテナに手をかざして手とアンテナとの間の距離を変えると静電容量が変化して発振周波数が変わる。 これによりうなりの周波数も変化して音程も変わることになる。 もう一方のアンテナによる音量の変化も同様に 2 つの発振器と静電容量変化により発振周波数が変わることを利用している。 原理が簡単なため、電子楽器初期のころは雑誌に自作の記事がよく発表された。 これらには音量調整部を省略した 1 本アンテナのものも存在する。
なお、テルミンとほぼ同時期に発明された電子楽器にオンド・マルトノがあり、奏法は違うが音源の発音方式はテルミンと同じである。
テルミンを使った音楽
テルミン専門の演奏家は数少ないものの熱心な愛好者が存在する。 シンセサイザーのパイオニアであるロバート・モーグもテルミンに熱中したことで知られる。
ポピュラー音楽では、トッド・ラングレンやコーネリアス、高野寛などのミュージシャンにもしばしば利用されている。 ビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」で使われたテルミン様の音の楽器はポール・タナーにより作られた「エレクトロテルミン」である。
しかし、一気に名の知れたきっかけとなったのは、英国のハードロックバンド、レッド・ツェッペリンの代表曲の一つとも言われる「胸いっぱいの愛を」の間奏の部分で、ギタリストのジミー・ペイジが導入したことだろう、実際ライブパフォーマンスを見てテルミンを知ったという人はかなり多い上、それに影響されて導入した音楽関係者やミュージシャンも多い。
「恐怖映画」で奏でられていたあの音色・・・「テルミン」という楽器だったのだ。
構造と特色
テルミンの最大の特徴は、テルミン本体に手を接触させることなく空間中の手の位置によって音程と音量を調節することである。 テルミンの本体からは、通常2本のアンテナがのびており、それぞれのアンテナに近付けた一方の手が音程を、もう一方の手が音量を決める。 わずかな静電容量の違いを演奏に利用するため演奏環境に依存する部分が大きく、安定した狙った音階を出すことは奏者の高い技量が要求され、演奏には熟練を要する。
一般的なテルミンの音色は純粋な正弦波に近いため、ミュージックソーに似ている。 「暖かく、優しい」、「癒しになる」という人もいる一方で、そのゆらめく音色から不安や恐怖感が生まれ、恐怖映画や SF 映画の効果音としても使われてきた。
テルミンの原理
テルミンの音程を生成する部分にはコルピッツ発振器のような高周波発振器が2つ組み込まれ、これらはわずかに違う周波数を持つよう調整される。 これらの発振器間のうなりによってより低周波の可聴域の波を発生させ音に変換するのがテルミンの原理である。 一方の発振器のコンデンサ部分はアンテナの 1 本に接続されており、アンテナに手をかざして手とアンテナとの間の距離を変えると静電容量が変化して発振周波数が変わる。 これによりうなりの周波数も変化して音程も変わることになる。 もう一方のアンテナによる音量の変化も同様に 2 つの発振器と静電容量変化により発振周波数が変わることを利用している。 原理が簡単なため、電子楽器初期のころは雑誌に自作の記事がよく発表された。 これらには音量調整部を省略した 1 本アンテナのものも存在する。
なお、テルミンとほぼ同時期に発明された電子楽器にオンド・マルトノがあり、奏法は違うが音源の発音方式はテルミンと同じである。
テルミンを使った音楽
テルミン専門の演奏家は数少ないものの熱心な愛好者が存在する。 シンセサイザーのパイオニアであるロバート・モーグもテルミンに熱中したことで知られる。
ポピュラー音楽では、トッド・ラングレンやコーネリアス、高野寛などのミュージシャンにもしばしば利用されている。 ビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」で使われたテルミン様の音の楽器はポール・タナーにより作られた「エレクトロテルミン」である。
しかし、一気に名の知れたきっかけとなったのは、英国のハードロックバンド、レッド・ツェッペリンの代表曲の一つとも言われる「胸いっぱいの愛を」の間奏の部分で、ギタリストのジミー・ペイジが導入したことだろう、実際ライブパフォーマンスを見てテルミンを知ったという人はかなり多い上、それに影響されて導入した音楽関係者やミュージシャンも多い。
「恐怖映画」で奏でられていたあの音色・・・「テルミン」という楽器だったのだ。
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内容(「MARC」データベースより)
活弁からCGまで、縦横無尽に語る極私的映画史。観たか、聴いたか、映画835本の醍醐味! 描き下ろしカラーイラストも添える。若い人からの質問に答える形で語る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
和田 誠
1936年生まれ。多摩美術大学卒業。イラストレーター、グラフィック・デザイナー、映画監督。著書に、「ビギン・ザ・ビギン」(日本ノンフィクション賞)「銀座界隈ドキドキの日々」(講談社エッセイ賞)など。映画作品は「麻雀放浪記」(報知映画賞新人賞)「快盗ルビイ」(ブルーリボン賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
和田誠さんの本は、映画好きにとってタマラナイ。「お楽しみはこれからだ!」シリーズも全て読破した。そして、本の中に出てくる和田さん推薦の映画を観る事で、また僕自身の世界が拡がって行くのだ。
お楽しみはこれからだ―映画の名セリフ文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
出版社/著者からの内容紹介
人気随一、似顔絵第一人者の和田誠が、一度は使ってみたい名セリフや殺し文句を中心に古今の映画を語る楽しい随想。イラストもユーモアもふんだんにある洒落た本。
黄昏流星群 29 (29)小学館このアイテムの詳細を見る |
出版社/著者からの内容紹介
老人にだって恋心がある。人生の黄昏時にだって激しく輝く愛がある。弘兼憲史が、そんなコミックの未踏の領域に渾身の力で挑む。
このシリーズはすべて読んでいる。もうすぐ僕も「初老」かなぁ~
ヒットの「色」じかけベストセラーズこのアイテムの詳細を見る |
例えば、服の色一つでも、「話しかけられやすい」「話しかけやすい」色がある。また、自分のエネルギーを出したい時、着た方がいい色もある。「コンビニ」の色の比較が面白かった。