南北 非武装地帯の見張り所撤収開始=黄色い旗掲揚
2018/11/04 17:08
2018/11/04 17:08
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は4日、非武装地帯(DMZ)内にある見張り所(GP)のうち、試験的に撤収することにした11カ所ずつのGPに黄色い旗を掲げ、撤収手続きを始めた。
韓国側のGPに掲げられた黄色い旗(国防部提供)=(聯合ニュース)
韓国国防部によると、南北は同日午前、撤収対象のGPであることを示すため、横4メートル、縦3メートルの黄色い旗を掲げた。
南北は1日から軍通信線で、GP撤収に向けた手続きなどを協議してきた。
国防部は11月末までにGPの兵力や装備の撤収、破壊などの措置を完了し、12月中に双方が検証する手続きなどを終える方針を明らかにした。
南北は9月19日に署名された軍事分野合意書で、年末までにそれぞれ11カ所のGPを試験的に撤収することで合意。10月26日に板門店で開かれた将官級軍事会談で今月末までに撤収対象のGPを完全破壊することで一致した。
北朝鮮側のGPに掲げられた黄色い旗(国防部提供)=(聯合ニュース)
kimchiboxs@yna.co.kr