韓国首相「月曜日から野外マスクを全面解除…
国内で97%が抗体保有」
登録:2022-09-24 10:02 修正:2022-09-24 12:41
新型コロナ感染症中央災害安全対策本部会議
ハン・ドクス首相が23日、政府ソウル庁舎で開かれた新型コロナウイルス対応中央災害安全対策本部会議を主宰している/聯合ニュース
韓国で26日から野外でのマスク着用義務が全面解除される。
ハン・ドクス首相は23日、政府ソウル庁舎で開かれた新型コロナウイルス感染症中央災害安全対策本部会議で「来週月曜日から野外でのマスク着用義務を全面解除する」とし「現在は50人以上が集まる野外集会と公演、スポーツ競技観覧時にはマスクを義務的に着用することとしているが、相対的に低い屋外感染の危険を考慮し、行政手続きを経て来週月曜日から解除する」と明らかにした。
ただし、屋内でのマスク着用義務は当分維持される。ハン首相はこれについて「インフルエンザ患者の増加と冬季の新型コロナウイルス再流行の可能性などを考慮した措置」とし「感染予防のために屋内でのマスク着用と手洗い、周期的換気などの防疫規則は依然として最善の防疫手段」だと強調した。
一方、政府が国民約1万人を対象に抗体陽性率を調査した結果、ワクチン接種と自然感染を通じて約97%が抗体を保有していることが分かった。ハン首相は「自然感染による抗体陽性率は約57%で、同期間の感染者の累積発生率より約19ポイント高いことが分かった。20%前後の未確認感染者が存在するという意味」だとし、「今後、抗体水準の変動に対する長期の追跡調査を実施するなど、データを持続的に蓄積し対策樹立に活用する」と述べた。
ソン・チェ・ギョンファ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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