(台北市 薬草問屋)
中国の鄭州から洛陽まで車で移動していた時のこと。
飛行機の遅れで鄭州到着が2時間以上遅れたので、移動中に周りはすぐに真っ暗になってしまいました。車からはヘッドライトに照らされたところしか見えませんが、気が付くと暗い中に満月がありました。そうだ今日は中秋の名月だった! 完全に忘れていました。満月を見ていると初めて大連に行った時のことを思い出しました。それは今から30年前位になりますが、大連にこの季節に一カ月以上滞在しました。雲ひとつない空には大きく輝く本場の中秋の名月がありました。
店ではいろいろな月餅を売っていましたので買って帰りホテルで食べたこと、その季節の果物だったリンゴと葡萄は酸っぱ過ぎて歯がギシギシとなったこと、街灯のない街は暗かったが街路樹ごとに若い男女が抱き合っていたことなどが次々と思い出されました。
まだまだあります、国民全員が紺色の人民服を着ていたこと、自転車の洪水だったこと、ホテルで中華料理に飽きた頃、白ご飯にレトルトカレーをかけて食べたらまだカレーを知らない従業員から気持ち悪がられたこと・・・
今はこのような中国は見ることができません。
福岡・博多案内サイト: 福岡・博多よかなび http://yokanavi.com
紹介 シアトル商社日記 http://ppmj.blogs.com/newsletter/
(パソコンによっては画像が縦伸びになるものがあるようです。)