(若い時の毛主席の絵皿 北京空港)
<2年前になりますが、中華人民共和国建国60周年の大きな節目の、それも建国記念日寸前に北京に行きました。オリンピックの時と同じく国内テロに対する警戒が非常に厳しく、「別の中国」を見ることになりました。ツアー旅行では目にすることがない別の中国を紹介してます。>
北京一番の繁華街である王府井(ワンフージン)の入り口に、有名な老舗ホテルである北京飯店があります。ここは建国記念式典参加のVIPの宿泊場所になるのでしょうか、ホテルに入る車は全て、車の下まで鏡を使って検査をしていました。日本でもおなじみの警備風景ですが、日本と違うのはホテル横の王府井の大通り入り口を簡易封鎖し、黒装束に“SWAT”と書かれた特殊部隊がダ、ダ、ダッと連射できるマシンガンを斜めに持って、入り口をふさぐ形で一列になって警備していました。そしてそのSWATの周りを人数は少ないですが警官とパトカーが補足し、前には(戒厳令が出た天安門事件の時に使われた例の)装甲車がありました。この装甲車は威嚇用に配置されたと思います。凄い威圧感があります。ここの警備だけを見るとまるで戒厳令下のような感じでした。実際に空気もビリビリしていまして、通行制限が出ている訳ではありませんが、殆どの人がここを通ることは避けていました。しかしこの警備は何かおかしいぞと思いました。このことは次で。
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(パソコンによっては画像が縦伸びになるものがあるようです。)