野洲商工会の創業塾、特別講師をしました。受講生は、現在開業を目的として一生懸命準備している若い方でして、
商工会の担当者の方から、「野洲に縁もゆかりもないゼロからされた前田さんに話をしていただければ…」とご相談があり、「これから人の参考になれば」という思いでこの講師役を受けました。コーディネーター役として中小企業診断士の田内先生を招いて、受講生とディスカッション形式で進めることに…。
SNSではさらっと書いていましたが、こちらでは私が答えた内容をある程度記載しますね。
受講生からの質問に対して回答するとのことで
1.独立後一番苦労したのは?という質問がありました。
これには、多くの方が顧客獲得や資金繰りを挙げてるかと思いますが、私はマインドを変えるという難しさが苦労を招いたと回答しました。
開業したけど仕事がない、お金がない、というのは当たり前に付きまとう悩みでして、サラリーマン時代は定期収入があったのがそれが当たり前でなくなる。生きるだけでお金が飛んでいくという現実を受け入れ、目の前の困難な状況をどのようにチャンスに変えるか、いかに発想の転換ができるかを説明しました。
ピンチはチャンスであると
2.最初の顧客はどのように
これについては、異業種交流会の世話役や幹事を買って出て、幹事どうし仲良くなり、そこからお客さんを紹介していただきました。
3.新規顧客はどのように
上述の紹介の口コミもさることながら、同業種では珍しかったホームページ作成、各種SNSをどんどん取り入れ、運用方法もそれぞれの使い方を考えながら、更新も止めずつねにアップデートして情報発信に努めていたら、年間少ないながらもHPからの問い合わせがあったり、業務につながったりしたケースもありました。
あと、上記世話役を引退後は自分でBBQパーティーなど企画して提携できる業者さんとパイプをつないで、仕事はもちろん少し専門家に聞きたいことを電話一本で聞ける関係をキープしていきました。
4.広告宣伝の方法
ウェブ関係は今の時代は当たり前なんで、現在はアナログな宣伝方法を見直してます。
野立て看板など(前回blog参照)はその最たるもので、検索せず印象に残る宣伝を行います。
5.独立してよかったこと
時間の融通が利くし、自分のあるべき姿の追及が可能、あと人脈拡大したのは独立してから、友人と交友関係が格段に広がりました。
キャッシュの重要性が理解できたので、独立前よりもお金の使い方が上手になりました。
というように時折笑いもいれながら和やかにでお話しして終了。
先生と商工会担当者の方とでランチしながら今日の講評、
次回も何らかの形で参加してほしいの事でした。
次回も顔出そうと思います(^^♪