京都市の町家の再生事業で第一号案件がまとまったというニュースを聞きました。
京都市が借り上げ→不動産業者等の賃貸→さらに転貸して利活用という話でしたね。
町家の再生にかかるリフォーム代などはクラウドファンディングで資金調達したようで。
とにかく一号案件がまとまってよかったです。
というように、古い住宅に関しては空家問題が付きまとっています。
京都市内という立地であっても築年の古い住宅派こんだけ苦労するんで、
ぶっちゃけ全国にある空家バンクってどうなんでしょう…。
私も自分の転居先を探すのにとある市町の空家バンクに購入希望者として登録してみました。
防犯上の理由で会員サイトになってますんで、登録には身分証明書の提出が必要な場合があります。
内容は詳しく書けませんが、田舎の大きい物件が200万だったり、50万だったりします。
購入資金は確かに安く済みますが…
問題は入居するまで。
朽廃部分が多いとか、残置物がかなりあるとか(仏壇とかあります)
インフラ(特に下水)が整備(配管)されていないとか、
物件だけ見てもかなりやり直しが必要ですが、
問題はその不動産に接続する道路がすごく狭かったりとか…(軽トラしか入れませんって場所多いです)
ですので、リフォーム前提で購入される場合はそこそこの出費が必要になりますね。個人でこれだけ負担するのは大変な話。
動画サイトでは「素人が古民家再生」ってチャンネルありますが、日曜大工が大好きな人以外はあまり真似しない方がよさそうですw
現実的な話、上記のような行政が一括借り上げで賃貸→転貸→クラファンで資金調達してリフォームという形が今後も流行っていくのかもしれませんね。
まぁ、個人の趣味嗜好で購入されるのであれば良いかなと思いますが、それなりに投資する余裕があった方がよさそうですね。
個人的には、これらの利活用の補助の制度、もしくは更地化するための制度が充実すれば、空家の流通は促進されるかなと思います。