しゃばけシリーズの2作目
全部で6話
「ぬしさまへ」
手代の仁吉に恋文を寄こした
小間物商 天野屋の一人娘おくめが溺死
一太郎は事件の解決に
水に強い女の妖
濡女(ぬれおんな)に頼む
犯人は女中のおさき
「栄吉の菓子」
長崎屋の隣にある菓子屋の息子で
一太郎の幼馴染 栄吉
彼の作った菓子を食べた隠居の九兵衛が死んだ
最初栄吉が疑われるが
残りの菓子を犬が食べて
何ともなかったと無罪放免
この話はちょっとなんだかなあという感じ
自分の遺産目当ての遺族に素直に残すのは嫌だと
庭に毒のある草花を植え
自ら少しづつ口に含み
タイミング悪く死んだときに居合わせた者を
下手人に仕立て上げようとする
さらに箪笥にからくりし
書き付けを隠し
自分の仕掛けを見破れば
お上の勝ち
金食い虫の誰かを下手人にできれば
九兵衛の勝ちと書いておいた
馬鹿なことを
いくら博打が好きだからと
その財も元は富くじが当たったもの
自分が死ねば喜ばれるだけなのが我慢できなかったと
「空のビードロ」
一太郎の義母兄 松之助が奉公先の桶屋東屋を出て
一太郎のもとに来ることになるまでの話
東屋の娘おりんが松之助に気のある素振りを見せて
優しくしていたのは
弟である大店の息子一太郎の嫁になりたいためだった
その東屋が火事で焼けてしまう
着のみ着のまま
やってきたのは長崎屋
長崎屋を目指したわけではなく
落ちていたビードロを松之助が拾い
持ち主が長崎屋のある日本橋に住んでいるとわかり
届けてあげようとやってきたのだが
なんと持ち主は一太郎だったというわけ
松之助に会いたくて
東屋の近くまで行ってビードロを落としてしまったという事
この話は妖は出てこなかったな
「四布(よの)の布団」
一太郎のために新調した四布の布団が泣く
四布とは四枚幅ということ
頼んだのは五布だったのにと
繰綿問屋 田原屋に乗り込む
そこで通い番頭が殺されているのが見つかる
田原屋の主人が恐ろしい癇癪もちで
おかみも奉公人も毎日
びくびくして暮らしていた
そしてみんなは仕事場に来ては泣いていた
布団からの音はみんなの生き霊
番頭は階段から落ちて死んだ
店を辞めたいという番頭
辞めないでくれというおかみ
その争いで・・・
今で言うモラハラの主人を
こらしめようと
妖たちが暴れまわる
人魂や妖の影は見えているだろうに
誰も逃げ出さず半狂乱の主人を見て
奉公人たちは大盛り上がり
長年主人を恐れていたようだから
それより怖いものなんてないんだろうと
「仁吉の思い人」
虚弱な若だんな一太郎
半端ない夏バテなのに
薬を飲もうとしない
なんとか飲ませようと
仁吉の失恋話をしたら薬を飲むと約束させる
妖はとにかく長生きだから
人との恋に落ちても
先に人の方が死んでしまう
仁吉の片思いは妖で吉野という名
その吉野が想う人は同じ男で、何度も生まれ変わっては出会い
死に分かれてきた
千年以上も・・・
そして仁吉はずっと吉野のそばについてきた
何とも気の長い話で
そしてついに吉野とその男は結ばれる
それは一太郎の祖父母だった
だから一太郎には妖の血が入ってて
普通の人には見えない妖が見えるって事
吉野は齢三千年の大妖 皮衣(かわごろも)
ドラマでは十朱幸代さんが演じていた
そして仁吉は谷原章介さん
皮衣は一太郎をこの世に誕生させる代わりに
荼枳尼天(だきにてん)様に仕えることになり
人間界を去っている
「虹を見し事」
皮衣に仕えていた 狐の妖 暗紅(あんこう)が
人に悪行をして
神の庭にいられなくなった
皮衣からもきつく叱責を受け
恨みを抱いていたが仕返しをする力がない
それで孫の一太郎を葬ることで憂さを晴らそうとしたと
幻を見せたりと悪さをしてくる
仁吉たちは暗紅のことを知っていたのに
最初から一太郎にも話せばいいものを
何も言わず周りの妖たちの姿を消したり
芝居をしたり
だから一太郎は不安になり
一人で闘っている気持になるわさ
最後に理由を聞いたら
他出しないでくださいと言ったのに
きかずに三春屋に行ったから
どうせ暗紅の話をしても大人しくしてないし
それならわざと暗紅を呼び寄せて
早々に決着をつけることにしたと
ギヤマンの酒杯が筵の中から出てきたり
その中で魚が泳いだりした件は
知らないと
この不思議 後の話になにかあるのかなと一応記しておくか
女中のおまきと兄の松之助どうにかなるかと思っていたら
おまきちゃん死んじゃったよ
殺さないでほしかったなあ
全部で6話
「ぬしさまへ」
手代の仁吉に恋文を寄こした
小間物商 天野屋の一人娘おくめが溺死
一太郎は事件の解決に
水に強い女の妖
濡女(ぬれおんな)に頼む
犯人は女中のおさき
「栄吉の菓子」
長崎屋の隣にある菓子屋の息子で
一太郎の幼馴染 栄吉
彼の作った菓子を食べた隠居の九兵衛が死んだ
最初栄吉が疑われるが
残りの菓子を犬が食べて
何ともなかったと無罪放免
この話はちょっとなんだかなあという感じ
自分の遺産目当ての遺族に素直に残すのは嫌だと
庭に毒のある草花を植え
自ら少しづつ口に含み
タイミング悪く死んだときに居合わせた者を
下手人に仕立て上げようとする
さらに箪笥にからくりし
書き付けを隠し
自分の仕掛けを見破れば
お上の勝ち
金食い虫の誰かを下手人にできれば
九兵衛の勝ちと書いておいた
馬鹿なことを
いくら博打が好きだからと
その財も元は富くじが当たったもの
自分が死ねば喜ばれるだけなのが我慢できなかったと
「空のビードロ」
一太郎の義母兄 松之助が奉公先の桶屋東屋を出て
一太郎のもとに来ることになるまでの話
東屋の娘おりんが松之助に気のある素振りを見せて
優しくしていたのは
弟である大店の息子一太郎の嫁になりたいためだった
その東屋が火事で焼けてしまう
着のみ着のまま
やってきたのは長崎屋
長崎屋を目指したわけではなく
落ちていたビードロを松之助が拾い
持ち主が長崎屋のある日本橋に住んでいるとわかり
届けてあげようとやってきたのだが
なんと持ち主は一太郎だったというわけ
松之助に会いたくて
東屋の近くまで行ってビードロを落としてしまったという事
この話は妖は出てこなかったな
「四布(よの)の布団」
一太郎のために新調した四布の布団が泣く
四布とは四枚幅ということ
頼んだのは五布だったのにと
繰綿問屋 田原屋に乗り込む
そこで通い番頭が殺されているのが見つかる
田原屋の主人が恐ろしい癇癪もちで
おかみも奉公人も毎日
びくびくして暮らしていた
そしてみんなは仕事場に来ては泣いていた
布団からの音はみんなの生き霊
番頭は階段から落ちて死んだ
店を辞めたいという番頭
辞めないでくれというおかみ
その争いで・・・
今で言うモラハラの主人を
こらしめようと
妖たちが暴れまわる
人魂や妖の影は見えているだろうに
誰も逃げ出さず半狂乱の主人を見て
奉公人たちは大盛り上がり
長年主人を恐れていたようだから
それより怖いものなんてないんだろうと
「仁吉の思い人」
虚弱な若だんな一太郎
半端ない夏バテなのに
薬を飲もうとしない
なんとか飲ませようと
仁吉の失恋話をしたら薬を飲むと約束させる
妖はとにかく長生きだから
人との恋に落ちても
先に人の方が死んでしまう
仁吉の片思いは妖で吉野という名
その吉野が想う人は同じ男で、何度も生まれ変わっては出会い
死に分かれてきた
千年以上も・・・
そして仁吉はずっと吉野のそばについてきた
何とも気の長い話で
そしてついに吉野とその男は結ばれる
それは一太郎の祖父母だった
だから一太郎には妖の血が入ってて
普通の人には見えない妖が見えるって事
吉野は齢三千年の大妖 皮衣(かわごろも)
ドラマでは十朱幸代さんが演じていた
そして仁吉は谷原章介さん
皮衣は一太郎をこの世に誕生させる代わりに
荼枳尼天(だきにてん)様に仕えることになり
人間界を去っている
「虹を見し事」
皮衣に仕えていた 狐の妖 暗紅(あんこう)が
人に悪行をして
神の庭にいられなくなった
皮衣からもきつく叱責を受け
恨みを抱いていたが仕返しをする力がない
それで孫の一太郎を葬ることで憂さを晴らそうとしたと
幻を見せたりと悪さをしてくる
仁吉たちは暗紅のことを知っていたのに
最初から一太郎にも話せばいいものを
何も言わず周りの妖たちの姿を消したり
芝居をしたり
だから一太郎は不安になり
一人で闘っている気持になるわさ
最後に理由を聞いたら
他出しないでくださいと言ったのに
きかずに三春屋に行ったから
どうせ暗紅の話をしても大人しくしてないし
それならわざと暗紅を呼び寄せて
早々に決着をつけることにしたと
ギヤマンの酒杯が筵の中から出てきたり
その中で魚が泳いだりした件は
知らないと
この不思議 後の話になにかあるのかなと一応記しておくか
女中のおまきと兄の松之助どうにかなるかと思っていたら
おまきちゃん死んじゃったよ
殺さないでほしかったなあ