トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

PERFECT DAYS パーフェクトディズ

2023-12-24 11:51:14 | 映画 2023年
主人公平山を演ずる役所広司さんが
カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞

平山 
TOKYO TOILETという会社で
トイレ掃除の仕事をしている


調べたら日本財団でありました
THE TOKYO TOILET | 日本財団

THE TOKYO TOILET | 日本財団

日本財団は「ソーシャルイノベーション」のハブとなり、子ども支援、障害者支援、災害復興支援など、よりよい社会づくりを目指します。あらゆる人や組織をつなぎ「みんなが...

日本財団

 


毎日決まったルーティンでの生活

よくできるなあ
私なんかいつも同じことでも
あ!忘れたとか順番逆だとかばかり

そんな中でのささやかな楽しみ

お昼を食べる神社で木漏れ日をカメラで撮影
スマホではなく
フィルムのカメラ

最初この映画のテーマは影かと思った
でも違った
木漏れ日だった
影だけではなく光も

毎日を丁寧に生きているって感じ

だから仕事であるトイレ掃除も
手を抜かない
同僚のタカシ(柄本時生)に
どうせ汚れるんだから
そんなに真面目にやらなくたってと
言われても聞く耳持たず

趣味の読書も
古本屋を利用
お金も大事に使ってる感じ

一人暮らしで
特別友人もいないようだけど
孤独感が全く見えてこない

大きな事件が起きるわけでもないのに
観終わった後の満足感

ゴミゴミしているはずの東京が
こんなに美しく描かれるなんて

チラシもらっておけばよかった

そんなわけで
朝日新聞に掲載された広告を記載




役所広司さんの言葉です

他人のために生きる。
それが幸せに
生きることかもしれない。
細菌、そんなことを思いました。

名前も知らないひとのために。
顔も知らないひとのために。
そんなふうに生きるひとが
どうしようもなく美しく見えます。
年をとったからでしょうか。
でもそのことに気がついてから、
この世界もまだまだ
心地よいものにできるのではないか
と考えたりもします。
私はそのことをこの映画のなかで
平山という男として生きることで
感じることができました。
とても幸せな時間でした。
平山という男は決して多くを
語ってはくれませんでしたが
だからこそ私はそれを感じることが
できたのかもしれません。

みなさんもぜひ、
映画のなかで生きている
この平山という男に
会いにきてください。

本日から、全国の映画館で公開です。

毎日、この町をきれいに
してくださっている
清掃員のみなさんに感謝をこめて。



トイレを利用して
交換日記のように
〇×のゲームをやるところがあるけど
顔も名も知らないひとのために
ですかね

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« はたらく細胞 02 清水茜 | トップ | カモナマイハウス 重松清 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画 2023年」カテゴリの最新記事