継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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物価高の今こそ、お金?の勉強を?③ あか~ん チン No65

2024-07-28 09:24:06 | 会計



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 先日、ラジオを聴いていたら、「物価高の今こそ、お金の勉強を」という声が耳に入りました。
 投資の勉強会のようでした。NISA(ニーサ)、株式投資、投資信託投資といった内容が組み込まれているようです。
 「物価高で、預金金利も低い状態が進んでいるので、投資をして、将来のために、お金を貯めましょう」ということかと思います。
 投資に興味を持ち、勉強することは、悪いことではないと思います。
 しかし、投資をすれば、簡単に、お金が貯まる、お金が増えると考えるのは、注意が必要だと思います。
 投資というのは、株式投資にしても、投資信託投資にしても、預けた元本が、減る可能性があるということを忘れてはいけません。
 お金を貯めるなら、即、投資という考え方には、賛同できません。
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 と、ここまでは、前に述べました。
 一応、投資の話もしておきます。
 投資の勧誘窓口等で、「分散投資」ということを言われることがあります。
 投資信託を選ぶ際に、株式が主体のものと、債券が主体のものとを選ぶというものです。
 株式と債券が、逆の動きをする(株が上がれば、債券が下がり、株が下がれば、債券が上がる)ので、いいですよ、という感じでしょうか。
 でも、同じ動きをする(株も債券も同時に下がる、上がる)こともあります。
 分散投資ということを考えるのであれば、投資対象となる資産すべて(株式、国債、投資信託だけでなく、土地、不動産、金、貴金属等を含めたすべて)を考える必要があります。
 そうすると、投資対象のすべてが同じ方向に動くというリスクを減らせることができます。
 ただ、すべてを投資対象にするというのは、難しいですよね。
 勧誘の際に、分散投資というのを進められた場合、ある程度のリスク回避にはなるというくらいでいいかと思います。
 逆に、リスクを取らないと大きなリターンは得られません。
 分散投資という方法を知識として、知っておけばいいかと思います。
 投資対象の選択が正しいか間違っているかは、将来のことで分かりません。
 完璧はないというくらいの気持ちで投資をされたほうがいいかと思います。
 同じように勧誘窓口で、「ESG投資」「SDG‘s投資」を勧められることがあるかもしれません。
 もう既に終わっています。
 海外の大手の投資家は、「ESG投資」「SDG‘s投資」から引き始めているという情報を数か月前に確認しました。
 止めた方がいいかと思います。
 これから貯めていくのであれば、私は、預金が、おススメです。
 利息はつきませんが、元本は保証されています。
 大切なことは、月に少しでも貯蓄できる金額を捻出することです。
 年齢を重ね、ある程度、貯金もでき、月の資金にも余裕が出てきたときに、投資を考えればいいというのが私の考え方です。
 蓄財で大切なことは、「欲を抑える」ことだと、前に述べました。
 別の言い方をするならば、「自分を律する」こととも言えます。
 私は、できた部分と、できなかった部分があります。
 完璧は無理だと思いますので、まずは、「蓄財」を意識して、「自分を律する」「欲を抑える」ということに、トライしてみては、どうでしょうか。





 昨日の夜降った雨が残っていたのでしょうか。
 今朝、太陽の光があたって輝いていました。
 肉眼で見るのと違いますが、カメラに収めると、こんな感じになりました。
 我が家の百日草の葉っぱの部分です。
 花の部分は、こんな感じです。







 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


物価高の今こそ、お金?の勉強を?② あか~ん チン No65

2024-07-23 11:30:48 | 会計



 「物価高の今こそ、お金の勉強を」
 お金と言えば、経済・政治と密接に結びついています。
 政治?裏金のことを言っているのではありません。
 「物価高の今こそ、経済・政治の勉強を」と私は言いたいのです。
 特に、選挙に行かない、印象で投票する、政治に期待しない、政治に興味はないといった方々に、少し関心を持ってもらいたいと思います。
 難しいことではなく、大まかな流れを掴んでもらいたいと思います。
 私が言いたいのは、現在、日本で起こっている物価高は、政治を変えることで解消できるということです。
 今の政治の物価高対策は大体次のようなことです。
● 物価高だから、減税しましょう。
(一時的です。物価高に追いつきません。政府のリストラをせずに、減税すれば、やがて、大増税がきます。)
● 物価高だから、企業に、お願いして給料を上げましょう。
(物価高の影響は企業も同じです。給料上げるとコスト増になります。その分、販売価額を上げます。さらに物価高になります。給料上げられない企業もあります。価格を上げられない企業もあります。)
● 物価高だから、補助金出しましょう。
(エネルギー関連です。国債残高が増え、お金の量が増え、お金の価値が下がり、物価高を助長しています。)
 こんな物価高対策をお願いします。
〇円安を解消しましょう。
 相応に、金利を上げます。
 以下の政策を実施して、日本の経済力を高めます。
〇エネルギー価格を下げましょう。
 原発の再稼働、新設を推進します。
 火力発電を使います。
 太陽光発電、風力発電に対する補助金を廃止します。
 (地球温暖化温室効果ガス説からの脱却:詳細は、また、いずれ機会があれば説明します。多分。無理かな。)
 〇公的な負担(税金、社会保険料負担)を軽くします。
 企業も個人も両方の負担です。
 税金、社会保険料も一時的な減額ではなく、恒久的な減額を目指すべきです。詳しく説明すると長くなるので、また、いずれ、多分、です。今日は、朝から暑くて頭が回りません。(年金については、少し述べました。)
 消費税を廃止したら、その分、物価は下がります。

〇規制緩和をして、企業、個人の動きを活発にします。
 (企業も個人も収入が増えます。)
 例えば、労働時間に関する規制を緩和します。

 (これは、私の専門分野でもありますので、詳細は、また、いずれ、多分。)
 その他にも、私の専門分野以外でも規制緩和をすれば、経済活動が活発になる分野があるはずです。
 これらは、日本が、政府、地方公共団体が、低コストの運営をするということです。
 そのためには、関連する法令を廃止する必要があります。
 まさに、政治の仕事です。
 このような考えを持つ、国会議員はいないと思います。
 既存の政治家も、変わりません。
 だから、「物価高の今こそ、経済・政治の勉強を」と私は言いたいのです。
 特に、選挙に行かない、印象で投票する、政治に期待しない、政治に興味はないといった方々に、関心をもっていただきたいと考えます。
 政治が変わるまで、多くの人が関心を持って、勉強してもらいたいです。




 我が家の百日草に留まっている蝶々です。
 蜜が美味しいのか、なかなか逃げません。
 逃げても、すぐに、戻ってきます。
 なんか、ホンワカしました。
 ありがとうね。

 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


物価高の今こそ、お金?の勉強を? あか~ん チン No65

2024-07-20 12:43:35 | 会計



 先日、ラジオを聴いていたら、「物価高の今こそ、お金の勉強を」という声が耳に入りました。
 投資の勉強会のようでした。
 NISA(ニーサ)、株式投資、投資信託投資といった内容が組み込まれているようです。

 「物価高で、預金金利も低い状態が進んでいるので、投資をして、将来のために、お金を貯めましょう」ということかと思います。
 投資に興味を持ち、勉強することは、悪いことではないと思います。
 しかし、投資をすれば、簡単に、お金が貯まる、お金が増えると考えるのは、注意が必要だと思います。
 投資というのは、株式投資にしても、投資信託投資にしても、預けた元本が、減る可能性があるということを忘れてはいけません。
 お金を貯めるなら、即、投資という考え方には、賛同できません。
 私は、お金を貯める重要なことの一つは、「自分の収入の範囲内で、支出を考える」ということだと考えています。
 これは、収入=支出ということではありません。
 それだと、収入-支出=0(ゼロ)円となり、貯めるお金は出てきません。
 収入-支出>0(ゼロ)の状態を作らないといけません。
 このために、重要なことは、「欲求を抑える」ということです。
 清貧な生活を進めている訳ではありません。
 どうしても、買いたいものがあるという欲求を抑えることができないか、本当に必要なものか、その欲求が一時的なものではないか、といったことを考えて、行動に移すということです。
 「仕事、頑張ったから、ボーナス出たし、ちょっと、贅沢しよう」等を否定するつもりはありません。
 でも、全部、使うという欲求を抑えて、貯蓄に回す分を残すということを言っているのです。
 こんなことを言うコンサルタントはいないかもしれませんし、バカにされるかもしれません。
 でも、重要なことです。



 トンボくん、なかなか逃げません。




 私の靴の上に、止まってしまいました。
 2匹も。
 まかか、交尾のためか?
 トンボの産卵は水の上かと思っていましたが・・・。
 それにしても、元気いいわぁ。
 まあ、とにかく、ありがとうね。


 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


短時間労働者と厚生年金⑤ あか~ん チン No64

2024-07-15 12:36:40 | 会計

 日本の公的年金制度の何が問題なのでしょうか。
 根本的な問題は、賦課方式(現役世代が支払い、受給世代が受け取る方式)となっていることだと考えます。
 働いている現役世代が多く、年金を受け取る受給世代が少ないような人口構成の場合は、問題が顕在化しなかったのです。
 しかし、現代、少子高齢化が問題と言われるように、支払いをする現役世代の数が少なく、受け取る受給世代が多くなった人口構成では、賦課方式が成り立たなくなってきているのです。
 この理屈は簡単なので理解いただけると思います。
 このため現役世代の負担が重くなっている(税金・社会保険料負担の増加)ということです。
 これが、景気の悪化につながっているということです。
 また、公的負担が多いことが、少子化を加速させる一因だと指摘する識者の方もいるようです。
 公的年金改革の方向としては、積立方式(自分で積み立てた分を自分が受け取る方式)とすべきですが、どのように移行するかが難問です。
 今、既に年金を受け取っている人、年金保険料を掛け終わって受給待ちの人、現在、年金保険料を払っている人(かなり払った人、払い始めたばかりの人)、これから年金保険料を払う人がいます。
 また、公的年金は、老齢年金だけではなく、障害年金や遺族年金その他もあります。
 改革は、かなりの難問です。
 でも、積立方式に移行すべきだと考えます。
 積立方式であれば、政府が行う必要はなく、民間で運営もできると考えます。
 民間で運営できるならば(政府が関与しないということ)、いろいろな商品もできて、選択肢も広がると考えます。
 特に、現役世代や学生の方は、公的年金の積立方式への移行を主張する政治家・政党・識者の意見を聴いて、考えてもらいたいと思います。
 賦課方式という根本的な問題以外にも問題はあります。
 人気取りのための政治家の大盤振る舞いが続いて、公的年金だけでなく社会保障全体が肥大化してしまっているということです。
 「国、政府、地方自治体だから、なんとかするのは当然だ。」と考える人、そういう思想が広がっていると思います。
 「お金(国債)をどんどん発行すれば良い。」 
 「お金持ちから、もっと税金・保険料を取れば良い。」
 お金(国債)を発行し過ぎると、お金の価値は下がり、物価高が加速します。
 お金持ち(稼ぐ人・企業や財産をたくさん持っている人・企業)から、もっと税金・保険料を取ると、景気は増々悪化します。
 だから、このような「お金(国債)をどんどん発行すれば良い。」とか、「お金持ちから、もっと税金・保険料を取れば良い。」とかいう考え方を変えていく必要はあります。
 政治家も、「それは政治の責任ですね。」などと甘い言葉を使い、政治がやります的な発言をします。
 結果、政治家、国、政府、地方自治体の権限が強まり、公的負担(税金、社会保険料等)は高まり、経済活動は増々停滞の方向へ流れます。
 生殺与奪の権限を、政治家、国、政府、地方自治体に与えているのです。
 何から、手を付けたら良いと思いますか?
 私は、まず、「関心を持つこと」だと思います。
 公的年金の問題は、家計(個人、家族の会計)、企業の会計、国、地方公共団体の会計に関連した重要な問題なのです。

 物価高の今だからこそ、経済・政治・社会保障等に関心を持つべきだと思います。

 我が家の百日草です。
 今年は、ピンク色だけでなく、黄色や白色の花も咲いてくれました。
 秋まで、よろしくお願いします。
 ありがとうね。

 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。 
 では、また。


短時間労働者と厚生年金④ あか~んチン No64

2024-07-13 14:26:44 | 会計



 物価高になると「年金受給者は困る」という話です。
 公的年金の受取金額は、物価変動率や名目手取り賃金変動率に応じて、毎年度改定をするようになっています。
 原則、新規裁定者(67歳以下の方)は、名目手取り賃金変動率、既裁定者(68歳以上の方)は、物価変動率が改定率となります。
 例外①、名目手取り賃金変動率が、物価変動率よりも低い場合は、既裁定者(68歳以上の方)は、名目手取り賃金変動率が改定率となります。
 例外②、上記原則、例外①で決まった、既裁定者及び新規裁定者の改定率が、両方ともプラスとなる場合に、一定率(スライド調整率)を控除する仕組みとなっています。これをマクロ経済スライドといいます。
 原則と例外①を図にしたものを図にしたものが下記です。

 (厚生労働省資料より)

 令和6年度の具体的な数値で説明すると次のようになります。

令和6年度の指標
・ 物価変動率 :3.2%
・ 名目手取り賃金変動率 :3.1%
・ マクロ経済スライドによるスライド調整率  :▲0.4%

 新規裁定者の改定率は、原則どおり、名目手取り賃金変動率3.1%となります。

 既裁定者の改定率は、名目手取り賃金変動率3.1%が、物価変動率3.2%より低いため、上記、例外①が適用されて、名目手取り賃金変動率(3.1%)を用いて改定します。
 さらに、名目手取り賃金変動率3.1%、物価変動率3.2%と、両方ともプラスのため、例外②のマクロ経済スライドが適用されます。(調整率▲0.4%)
 よって、令和6年度の年金額の改定率は、既裁定者、新規裁定者ともに、3.1%-0.4%=2.7%となります。

参考1) 「名目手取り賃金変動率」とは、2年度前から4年度前までの3年度平均の実質賃金変動率に前年の物価変動率と3年度前の可処分所得割合変化率(0.0%)を乗じたものです。
令和6年度の名目手取り賃金変動率(3.1%)
= 実質賃金変動率(▲0.1%)(令和2~4年度の平均)
+ 物価変動率(3.2%)(令和5年の値)
+ 可処分所得割合変化率(0.0%)(令和3年度の値)

参考2) 「マクロ経済スライド」とは、公的年金被保険者の変動と平均余命の伸びに基づいて、スライド調整率を設定し、その分を賃金と物価の変動がプラスとなる場合に改定率から控除するもので、この仕組みは、平成16年の年金制度改正により導入されました。

令和6年度のマクロ経済スライドによるスライド調整率(▲0.4%)
= 公的年金被保険者総数の変動率(▲0.1%)(令和2~4年度の平均)
+ 平均余命の伸び率(▲0.3%)(定率)
(厚生労働省公表資料より)

 「物価高だと年金受給者は困る」というのは、物価高が、そのまま受取る年金額に反映されないから困るということだと考えます。

 賃金の伸びにも関係していますし、マクロ経済スライドという公的年金制度の問題先送り措置、延命措置とも関係しています。
 ある程度の年金をもらっている方で、医療・介護や住宅の出費が少ない方等は、なんとか凌げるかもしれません。
 また、一定程度の貯蓄等がある方も同様です。
 数的に、どれくらいの年金受給者の方が、物価高により生活への深刻な影響を受けているかは、私には分かりませんが、今後も物価高が続くようだと、その数は増えていくのではないかと考えます。
 どうすればいいのでしょうか。
 次回、夏バテでダウンしていなければ、多分、私の考えを述べさせてください。

 ツユクサです。
 茎が強く、しこるので、刈り取ってしまうのですが、この青色の花は、いいなぁと思います。
 ということで、写真にとってしまいました。

 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。