継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

目標、正しい理想に向かってコツコツ自助努力を継続する人を応援するブログ

日本の健康診断の基準値は厳しすぎる? 健康異説 参

2025-02-19 13:34:01 | 健康異説



 日本の健康診断の基準に関する動画を見つけました。
 講師は、東海大学名誉教授で、大櫛医学情報研究所所長の大櫛陽一(おおぐしよういち)氏です。

 工学部出身の方です。
 理論を実社会で行かせる道具等を作るのが工学。
 医療分野で生かすのが、医療工学と言われる。
 この医療工学が専門ということです。
 以下、内容です。 
 推定患者数が、4千3百万人と言われる高血圧。
 しかし、日本で、高血圧患者が増えたのは、学会や製薬会社の都合で、基準値を引き下げただけということである。
 欧米の基準値からすると、異様に厳しい基準値が設定されている。
 世界からは、ここまで下げる効果はないと指摘されていることを、ほとんどの日本人は知らない。
 年齢や性別を無視した基準値を利用し続けることで、医療費の無駄が減らない日本。
 高血圧だけでなく、コレステロール等の他の数値も同様である。
 欧米では、一般的な診断基準(正常値)が、男女別、年齢別になっている。
 日本だけがない。
 おかしいと考えて、大櫛教授が、作ってみた。
 すると、欧米の基準とは一致したが、
 日本の臨床学会が使っていたり、厚労省が使っていたりする基準と、あまりにも、離れていた。
 大櫛教授が間違っていると非難された。
 その後、データに基づいて、エビデンスをとって、大櫛教授の基準の正しさを証明した。
 大櫛教授の基準=欧米の基準の範囲の人の方が、健康で長生きをしたということです。
 以上です。

 生活習慣病という病名と厳しい健康診断基準値によって、病気が作られ、需要が作られ、その症状を改善するのに、薬が使われます。
 食事、運動で治そうという方向へは行きません。
 その名が示すとおり、生活習慣病なのですから、生活習慣を改善することで治すのが、正しい方法であると思うのです。
 なぜ、そうならないのでしょうか。
 ここに、健康保険という存在があります。
 健康保険料を払っているのだから(強制的に払わされているのだから)、使わなければ損と考える傾向があると思われます。
 患者の金銭的な負担は、多くて3割ですから。
 食事や運動という生活習慣の改善という努力よりも、楽な方を選んでしまいかちです。
 医療業界も薬を処方した方が儲かりますから。
 このような状況は、一人や二人ではなく、多くの方が当てはまっているのです。
 医者から薬を勧められても、「いや、食事や運動で改善します。」「日本の基準値は厳しすぎる」等と言う方は、わずかだと推測します。
(変人、偏屈と呼ばれます。…私がそうだという意味ではありません。そうかもしれませんが…)

 このような薬の飲み過ぎに警鐘を鳴らす、医療関係者の方もいます。
 かえって、健康を害するということです。
(この辺りのことは、いずれ、いつか、情報提供するつもりです。多分、いつか。)
 健康保険の問題もあります。
・健康保険は、保険料の支払額は、被保険者(患者)側が選択できるようにする
・健康保険を使う治療も、被保険者(患者)側が選択できるようにする
・過去の保険料だけでは賄えない予期せぬ治療には、健康保険からの貸付制度を設ける
・正しい医療情報の開示の制度を設ける
 こんな健康保険改革が必要かなぁと思っています。
(この辺りのことも、いずれ、いつか、情報発信するつもりです。多分、いつか。)

 約13分の動画です。
 是非、ご覧になってください。

 

統計で解き明かす「健康診断のウソ」高血圧を増やした医療業界の闇【東海大名誉教授 大櫛陽一 Part①】

 健康保険に関して、保険金を支給すること(保険医療)、保険料に関すること等は、政府がやっています。
 大きな権限を持っています。
 製薬業界等が、その権限を狙って、儲けようと、寄ってきて、いろいろとやっています。
 この政府の権限を小さくすれば、寄ってこなくなります。
 小さな政府です。
 
 このブログを見てくださった皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿