中小企業が事業計画を作成する上で注意する点の最後は、「始めるのは早い方が良い。」ということです。
私は、地方銀行時代を含めれば、100社以上の中小企業再生案件に関わってきました。その中の多くが、「取り組むのが遅い。」といえるのです。
その結果、債務免除を検討しないといけない状況になっているのです。
債務免除を受けて、再生できる先は、まだ良い方です。
私の経験では、取り組むのが遅く、痛みのひどい中小企業の多くが、債務免除を受けても再生できない状況なのです。
「もっと早くから経営改善に取り組んでいれば、なんとかなったかもしれないのに。」といつも思います。
では、経営改善が遅れる要因は何でしょうか。
いろいろな要因が考えられますが、一番には社長です。社長の自社の現状を的確に捉える認識力の不足、一歩を踏み出す行動力の不足が最たる要因です。
このような場合、まず、社長の説得、指導、教育から初めないといけません。
そして、計画策定後もPDCAを一緒にやっていく必要があります。
たいへんです。
私見では、業況の悪い中小企業に一番必要なのは、社長の認識力、行動力を変える取組みです。マイナーな考え方ですが・・・。
経営改善のスタートが遅くならないように、社長が、まず、決意をする必要があるのです。
こんなかんやが書かれた拙著「本音を言わない銀行、言っても解らない中小企業の社長」は左のおススメの本から購入できます。
まだ加筆、修正したい思いはありますが、中小企業に対する指摘は、ある意味、的を捉えたものだと考えています。
是非、ご一読ください。
願いは、一社でも、中小企業が本気で経営改善に取り組むようになることです。
では、また。
2014年(平成26年)1月の365日継続記録表です。
エクセルで作成しています。ダウンロードして、ご自由にお使いください。
365日継続記録表(1月)
「Keizoku201401.xlsx」をダウンロード
2014年(平成26年)の365日勝敗表、目標管理表は、右のウェブページからダウンロードできます。
ところで、前回の謎の図形は、法人税における控除対象外消費税等の取扱いを暗記するためのものです。
課税売上割合80%以上の場合、課税売上割合80%未満で、棚卸資産と一の資産に係る控除対象外消費税額が20万円未満のものについては、損金計上ができます。
それ以外は、繰延の取扱いとなります。
最近は、意識しないと、人の名前等も憶えられなくなりました。良い方に捉えれば、記憶を意識することで、暗記の訓練になります。良い方に捉えましょう。
このブログを見てくれた方が、コツコツと努力を重ね、目標・夢・理想を実現することを願っています。
52歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
2014年(平成26年)の365日勝敗表と目標管理表です。
エクセルで作成しています。ダウンロードしてご自由のお使いください。
365日勝敗表
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目標管理表
「goal2014.xlsx」をダウンロード
365日継続記録表は、毎月分をブログでアップロードします。
このブログを見てくれた方が、2014年(平成26年)、努力を継続され、目標を実現できることを願います。
52歳のオッサン公認会計士より