「今日の議題は、『テレビ・新聞では報じない今年(2025年・令和7年)の予測(安全保障面)②』、前回の続きの動画の説明です。」
「前回、第3位と第2位やったけど、今回は、第1位やな。
何んな。はよ教えちょくれ。」
「では、始めます。
第1位 第二次貿易戦争勃発! 対中国・台湾情勢のゆくえ
トランプ大統領の考え方は、戦争をして中国を負かすという考え方ではない。
経済や金融で、中国と立ち向かう。
キーマンは、国務長官、マルコ・ルビオ氏である。
対中強硬派の千頭に立っている人で、中国から制裁第1号を受けていて、中国入国禁止となっている。
トランプ大統領は、あえて、こういう人を選んでいる。
マルコ・ルビオ氏は、「中国は、敵である」と明言している。
他の人は、「戦略的な競争相手」などと言っている。
さらに、中国とアメリカの戦いは、「文明の衝突だ」と言っている。
アメリカは、自由で民主主義の国、中国は、人々を抑圧し服従させる全体主義の国。
中国の体制転換をするというのが、トランプ政権の狙っていることではないか。
マルコ・ルビオ氏は、中国の弱いところに経済制裁を課していくのではないか。
トランプ大統領が公約に掲げた「中国への課税の一律60%」の効果と影響は?
画像にグラフあり。
中国の貿易相手国(輸出)で、断トツで1位は、アメリカ。
中国経済は、アメリカへの輸出で成り立っている。
60%関税は、大きなダメージとなる。
中国のアメリカからの輸入量は、輸出に比べて非常に少ない。
関税合戦になったら、中国は負ける。
アメリカが、広範囲で中国からの輸入に関税をかけると、中国のGDPは半分になるという試算も出ている。
軍事的に考えていないのかというそうではない。
国防次官、エルフリッジ・コルビー氏。
アメリカでは有名な軍事戦略家である。
この方の著書に「拒否戦略」がある。(以下、この本の内容)
アメリカは、軍事的には、中国に対して、かなり、厳しい状態に追い込まれている。
アメリカ軍の再建が必要である。
アメリカと中国の海軍艦艇数の推移のグラフ(画像にあり)
2020年で、アメリカ297隻に対して、中国355隻である。
アメリカの艦艇数が、今後減少していくことが予想されるが、中国は、400隻を超えてくると予想されている。
海軍艦艇数の推移などから、中国に対して、アメリカが、軍事的な優位をとるのは、困難な状況になっている。
ひとつは、艦艇数の数である。
もうひとつは、台湾は、中国のすぐ近くにあるが、アメリカからは遠いということである(距離の問題)。
反中国連合を作ることで対抗する。
そのカギになるのが、日本とオーストラリアだと言っている。
さらに、ここに、台湾、フィリピンが加わる。
中国が、台湾を攻めても、無理なように、反中国の同盟を固める。
(こんな感じのことを言っている。)
そこで、アメリカは、日本に、軍事力の強化を行ってくるのではないか。
「経済制裁」と「軍事協力」の二枚看板で、アメリカは、台湾を守り切る。
一方、中国は?
昨年、台湾近辺で、ここ30年来、最大の軍事演習を行った。
しかし、中国側は、報道しなかった。
演習の内容
台湾を艦艇で方位した。
中国近辺の海上に航空機を集めた。台湾に近づく航空機は艦艇を迎撃するのが目的ではないか。台湾に近づかせない。
台湾の太平洋側には、軍艦を二重に配置した。
台湾を完全に孤立化させるような演習をやった。
日本も、中国が、台湾を包囲することは許さないという体制を作っていくことが大事。
近年の中国の動向は、歴史上、ソ連崩壊のパターンに近い。
レーガン元アメリカ大統領が、ソ連を名指しで「悪の帝国」と言った。
その後、ソ連が崩壊した。
今のアメリカ、中国と似ている。
独裁国家が、オリンピックをすると、国が滅ぶ。
ナチスドイツ、ソ連、そして、2008年の中国。(中国は、15年以上だが)
中国も終わりの段階に来ていて、その最後の詰めの段階が、トランプ大統領によって、始まったのではないか。
アメリカは、中国を「敵だ」と明言したとき、日本は、今までのように、アメリカと中国の両方にすり寄り、八方美人的な態度を続けるのか。
日本は、きちんと、中国に対する態度を明確にすべきである。
日本国民も、このような日本を取り巻く状況に関心を持つべきである。
日本と日本国民の決意が問われる年となるのではないか。」
「日本は、テレビ・新聞は、こんな内容を伝えんけんなぁ。
学校教育でも、安全保障や世界情勢なんか教えんしなぁ。
社会人研修でも、扱わんしなぁ。
国や地方の政治家の先生も、言わんしなぁ。
世界で起こっている変化に、気が付かない人が多いのよ。
わしは、あんたから聞いて、少しは関心を持つようになったけど。」
「お知り合いの方に、少しでも伝えてください。」
20分くらいの動画です。
是非、ご覧ください。
【新年特番②】「第二次貿易戦争、中国の策略、台湾の運命...」2025年 トランプ新時代を「安全保障」の観点から大胆予測!完結編【ザ・ファクト】
このブログを見てくれた皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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