自由官主党の総裁選のある候補が日本の給料が上がっていない対策として、給料を上げない大企業の預金に課税をするとの考え方を示したようです。
給料を上げた大企業は課税しないと付け加えたようですが・・・。
正直、ビックリしました。
独裁者、専制君主にでもなるつもりでしょうか。
日本は全体主義、社会主義、共産主義への道を着実に歩いているように思えます。
給料を上げない大企業としていますが、一旦、預金に課税してしまうと、その範囲はどんどん広がっていくでしょう。
いずれは、個人のお金持ち、といっても、普通のサラリーマンだった人たちがコツコツと貯めた預金もお金持ちの範囲に含まれていくと思います。
なぜなら、候補者全員が、政府がやることをどんどん増やしていく政策ばかりだからです。
格差是正を全体命題として掲げればそうなります。
「未来への投資」といえば聞こえはいいですが、投資した対象が将来活躍できるような時期になったときに、「頑張っても頑張っても多くの税金をとられ、やる気が起こらない社会、頑張っても頑張らなくても結果はあまり変わらない社会」にならないようにしないといけません。
誰か、この流れをとめてくれーっ。
ちなみに、日本の給料が海外と比べて上がらないというのは、ネットで検索すると結構問題視する人が多いようです。
いくつか記事を読みましたが、日本の給料が上がらない原因はよく分かりません。
また、その対策もいろいろ書いている人がいましたが、ピンとくるものはありませんでした。
でも、「給料上げないと、預金から税金とるぞ。」と強制的に給料を上げようというのは、どうなんでしょうか。
智慧がないような気がします。
国民がコロナ禍でたいへんなときに何という発想を示すのでしょうか。
とにかく、預金に対する課税は絶対反対!
庭の百日草の花びらの上のバッタがとまっていました。
蝶々以外とまっちゃいけないという決まりはありません。
そこは全体主義、社会主義、共産主義ではありません。
自由主義ですから。
コツコツと自分の目標に向かって努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
がんばれ、負けるな。
皆さんは、自分の将来に向けて投資をしています。
自分の価値が高まり、その投資を回収するときに、やる気の起きない社会、頑張っても頑張らなくても変わりがない社会にはしたくありません。
微力ながら訴え続けます。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。