先日、テレビのニュースに、子供さんを一人で育てているお母さんの悲痛な訴えの様子が報道されていました。
『昼間、お母さんが仕事に出ている間、子供を見てくれる人がいないので、ゲームばかりして勉強をしない。
子供を見てくれる人がいる家庭といない家庭で、子供の学力に差が広がるばかりなので、なんとかしてください。』
このような訴えだったと思います。
報道側は、『小学生くらいの子供は、自分で計画を立てて勉強することができないので、国等がなんとかすべきではないか』という主張だったと思います。
この報道に少し違和感を覚えましたが、「新型コロナウィルス、教育格差」というキーワードで検索すると、たくさんヒットしました。
たいへんな問題になっています。
いろいろな問題があるようですが、「家庭の状況や住居地域等によって、教育環境に違いがあるのはおかしい」というものが多いように思います。
大切なのは、すべての子供に平等の教育環境を整えることでしょうか。
また、そのようなことが実施可能なのでしょうか。
仮に実施したとして効果があるのでしょうか。
教育環境を整えることだけで子供が自ら勉強をし続けるとは考えられません。
「なぜ勉強しなければならないのか。」
「勉強の楽しさ、面白さ。」
「勉強法、暗記法」
「自ら計画を立てて勉強すること」
「教育環境が劣ることを勉強しない言い訳にしないこと」
「毎日少しずつでも努力を継続すること」
このようなことを子供に教えていく、身に付けさせることが大切ではないかと思うのです。
そうすれば、今は勉強しなくても、いつか自ら勉強の必要性に気が付いて、猛勉強をする時期がくるかもしれません。
世界を見渡せば、もっとひどい教育環境の地域もあります。
勉強したくても勉強できないようなところです。
そのようなところから比べると日本は恵まれています。
教育環境を言い訳にせずに、一歩を踏み出していただきたいと思います。
親も、子供も。
ツユクサだと思います。
自宅横の側溝の脇に毎年咲きます。
決して、良い環境ではないと思いますが、小さな美しい青い花を咲かせてくれています。
私は、この青い花が大好きです。
自らの目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
がんばれ、負けるな。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。