民主党中心の新内閣に対する支持率は各新聞社によって多少のばらつきはあるものの、68%から72%と高く、これは歴代内閣支持率第3位だという。
また、新政権への期待度は58.7%と高く、日経ビジネスのウェブサイトで9月17~18日に「閣僚期待度ランキング」の緊急アンケートをしたところ、下記の票のような結果が出たそうである。
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「ミスター年金」と呼び声の高かった長妻昭厚労相の1位は、民主党の目玉としての布陣だけに当然だと言えよう。2位は前原誠司国交相、3位が岡田克也外務相だが、3位の岡田氏は4位の原口一博総務相とは僅差で、どちらが前後してもおかしくはない。
そして、「期待できる」と「期待できない」の割合は4大臣ともほとんど大差はないが、「期待できる」より「期待できない」の割合の方が高かった閣僚は17人中10人。まあ、これらの人たちは知名度が高くないということもあるから仕方ないが、なぜか、知名度の高いわりには期待度の低いのが国民新党代表・亀井静香氏と社民党代表・福島瑞穂氏である。これには、「民主党に投票したのであって、社民や国民新に投票したわけではない」という厳しい評価があるのだという。
私もどうも亀井氏は好きになれない。福島氏も同様だが、まだこの人には施策によっては柔軟さが見えるところもあるし、女性の視点で物事を考えるところは評価するとして、亀井氏は何かにつけて、「私が担当大臣ですから…、亀井がやるといったらやります」という強引さ、スタンドプレーは不愉快である。願わくば、民主党の足を引っ張るような真似だけはしないでもらいたい。
下記のグラフは連立政権が掲げる主な政策についての評価である。
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亀井氏は、「郵政民営化見直し」を国民新党の『一丁目一番地』と位置づけて意気込んでいるが、郵便と郵便局、貯金と保険で会社が分かれている「4分社化」を修正し、政府保有株の売却を凍結するとした郵政民営化の見直しは「評価しない」が38.3%と最も多く、「どちらかと言えば評価しない」と合わせると53.6%に達している。
また、亀井氏が打ち出した「中小企業に対する借入金の返済猶予制度」はまだはっきりと3党合意には至っていない。実現すれば、金策から解放される中小企業や個人は大助かりだろうが、借りたお金を返さなくていいと国がお墨付きを与えるような制度には問題があるという意見には賛成だ。また、お金の貸し借りに国が介入して契約を変更させることになると、金融機関が安心して取引できなくなり、返って貸し渋りが増えるのではないかという人も少なくない。
そして、福島氏が主張する「製造業派遣を原則禁止」の派遣法制の見直しも「評価しない」との回答が36.4%と最も多く、「どちらかと言えば評価しない」と合わせると56.5%。製造業派遣が禁止された場合、人件費の増加を招くため、企業側はかえって雇用を減らす方向に動く可能性が懸念される。また、柔軟な雇用調整ができなくなれば、日本企業は人件費の安い中国や東南アジアなどに生産をシフトすることも考えられ、ひいては、国内全体の雇用を減らし、失業率の上昇を招きかねないとも言われている。
どうもこれらの評価の低さは亀井氏や福島氏への期待度と関係があり、その人の好感度にもよるのではないかと思う。好感度で政策まで評価されるのはたまったものではないだろうが、人間は得てして自分の感情で物事を判断する傾向があり、それはどうしようもないことである。
話は変わるが、ファースト・レディの鳩山幸さん、外国では意外と評判がよろしいようで結構なことである。今までの総理夫人とはちょっと違ったタイプではあるが、英語はペラペラ、物怖じしない度胸のよさと、第一、あの明るさ、気さくなところがいい。これからのファースト・レディは夫の影にいる添え物ではなく、こういう行動的な女性がふさわしいのかもしれない。鳩山首相が「鳩山家は代々、女性の力が強いので…」と言っていたが、「カカア天下」が家庭円満というのはいずこの家庭も同じことのようである。
また、新政権への期待度は58.7%と高く、日経ビジネスのウェブサイトで9月17~18日に「閣僚期待度ランキング」の緊急アンケートをしたところ、下記の票のような結果が出たそうである。
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「ミスター年金」と呼び声の高かった長妻昭厚労相の1位は、民主党の目玉としての布陣だけに当然だと言えよう。2位は前原誠司国交相、3位が岡田克也外務相だが、3位の岡田氏は4位の原口一博総務相とは僅差で、どちらが前後してもおかしくはない。
そして、「期待できる」と「期待できない」の割合は4大臣ともほとんど大差はないが、「期待できる」より「期待できない」の割合の方が高かった閣僚は17人中10人。まあ、これらの人たちは知名度が高くないということもあるから仕方ないが、なぜか、知名度の高いわりには期待度の低いのが国民新党代表・亀井静香氏と社民党代表・福島瑞穂氏である。これには、「民主党に投票したのであって、社民や国民新に投票したわけではない」という厳しい評価があるのだという。
私もどうも亀井氏は好きになれない。福島氏も同様だが、まだこの人には施策によっては柔軟さが見えるところもあるし、女性の視点で物事を考えるところは評価するとして、亀井氏は何かにつけて、「私が担当大臣ですから…、亀井がやるといったらやります」という強引さ、スタンドプレーは不愉快である。願わくば、民主党の足を引っ張るような真似だけはしないでもらいたい。
下記のグラフは連立政権が掲げる主な政策についての評価である。
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亀井氏は、「郵政民営化見直し」を国民新党の『一丁目一番地』と位置づけて意気込んでいるが、郵便と郵便局、貯金と保険で会社が分かれている「4分社化」を修正し、政府保有株の売却を凍結するとした郵政民営化の見直しは「評価しない」が38.3%と最も多く、「どちらかと言えば評価しない」と合わせると53.6%に達している。
また、亀井氏が打ち出した「中小企業に対する借入金の返済猶予制度」はまだはっきりと3党合意には至っていない。実現すれば、金策から解放される中小企業や個人は大助かりだろうが、借りたお金を返さなくていいと国がお墨付きを与えるような制度には問題があるという意見には賛成だ。また、お金の貸し借りに国が介入して契約を変更させることになると、金融機関が安心して取引できなくなり、返って貸し渋りが増えるのではないかという人も少なくない。
そして、福島氏が主張する「製造業派遣を原則禁止」の派遣法制の見直しも「評価しない」との回答が36.4%と最も多く、「どちらかと言えば評価しない」と合わせると56.5%。製造業派遣が禁止された場合、人件費の増加を招くため、企業側はかえって雇用を減らす方向に動く可能性が懸念される。また、柔軟な雇用調整ができなくなれば、日本企業は人件費の安い中国や東南アジアなどに生産をシフトすることも考えられ、ひいては、国内全体の雇用を減らし、失業率の上昇を招きかねないとも言われている。
どうもこれらの評価の低さは亀井氏や福島氏への期待度と関係があり、その人の好感度にもよるのではないかと思う。好感度で政策まで評価されるのはたまったものではないだろうが、人間は得てして自分の感情で物事を判断する傾向があり、それはどうしようもないことである。
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話は変わるが、ファースト・レディの鳩山幸さん、外国では意外と評判がよろしいようで結構なことである。今までの総理夫人とはちょっと違ったタイプではあるが、英語はペラペラ、物怖じしない度胸のよさと、第一、あの明るさ、気さくなところがいい。これからのファースト・レディは夫の影にいる添え物ではなく、こういう行動的な女性がふさわしいのかもしれない。鳩山首相が「鳩山家は代々、女性の力が強いので…」と言っていたが、「カカア天下」が家庭円満というのはいずこの家庭も同じことのようである。
今のデフレを止めない限り、いい製品は生まれないし、採算の合わない優秀な「匠」の技術は廃れてしまいます。
「会社は人なり」と言った昔の経営理念など忘れられています。
いつからこのようになってしまったのか、そもそも「派遣法」の人の使い捨てからはじまっているように思います。
松下幸之助氏のような経営者がいたころの日本がいちばんまともだったのではないでしょうか。
確かに、人件費は大きなコストですが、良い人材は会社の財産でもあるはずです。
ましてや日本は本来「匠」の国。
師匠から弟子へ受け継がれる、職人としての高い技術は何より大事にされるべきものだし、それこそが国際競争での武器になると、私は思います。
近年、商業主義に走りすぎ、何でもかんでも効率優先になってしまった日本のメーカーは、その技術力で韓国や中国に遅れを取り始めました。
それは、人材を単なる労働力として数値化してしまった事のツケなのではないでしょうか?
もともと器用で勤勉な国民性なのですから、自国の若者をきちんと育てて、より付加価値のある「人財」とする事こそが、日本再生のきっかけなるのではないでしょうか?
それには、もはや拝金主義となってしまった、日本の商業主義一辺倒の価値観を、みんなが考え直す所から始めないといけないとは思いますが・・・・。
国民とかけ離れた階層に住む人というのには貧乏人のひがみで抵抗を感じます。
鳩山夫人はセレブでありながらそれほど嫌味を感じさせない人のようですね。
いろんな面において好感度を得るのは難しいでしょうが、こうした縁の下の力も大事ですね。
変わり者のレッテルを貼った評価もあるようですが、奇行ではなく人が真似できないことを積極的にされているだけですし、私はとても好感が持てます。
鳩山さんも、ご婦人に合わせる事ができるのは、人としての器を期待させられますね。