最近のネット記事から。【ネックレスやピアスに使われる特定の金属に気をつけて――。皮膚炎になった患者が身につけていた装飾品を調べたところ、ニッケルやコバルトなど3種類の金属がアレルギーの主な原因になっていたことが、厚生労働省研究班の調査でわかった。専門家は改めて注意を呼びかけている。
研究班が全国77カ所の病院で2010年度に皮膚炎を起こした約900人を対象に調査。このうち、身につけていた装飾品が原因で皮膚炎を起こした約30人について調べたところ、ネックレス(16%)、ベルトのバックル(9%)、ピアス(8%)の順に多かった。これらの製品では、日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会が日本人が反応しやすい物質として指定する「硫酸ニッケル」「塩化コバルト」「重クロム酸カリウム」を含んだものが大半を占めた。】
昨今、化粧品や洗顔石けんでトラブルが発生、損害賠償を求めて裁判に発展するケースが増えている。私も20代前半のうら若き頃? 化粧品で大変な目にあったことがある。今から40数年前のこと、知人の紹介でポーラ化粧品一揃いを割賦販売で購入した。使い始めて2、3日したら、ブツブツができてかゆくなり、まぶたが腫れて顔全体が真っ赤になった。あわてて販売店に持って行って事情を話すと、すぐに解約に応じてくれた。その頃は今のように慰謝料だ、損害賠償だのと騒ぐ人は少なく、私もそんなことは思いもつかず、むしろ快く返品に応じてくれたことを感謝したくらいである。今なら厚かましく治療費くらいは請求したかも…。
若い頃から見かけによらず皮膚がデリケートで、ハイネックのセーターを着ると首周りが赤くかぶれてかゆくなって医者通いをしたこともある。多分、合繊のセーターがダメだったのだろう。が、加齢と共に面の皮が厚くなったのか、今では化粧品でかぶれることも、セーターで首がかぶれることもなくなった。しかし、アクセサリーや腕時計のバンドがダメで、冬場はまだいいが、夏場に汗をかくとブツブツができてかゆくてたまらなくなる。私はアレルギー性鼻炎、アレルギー性ぜん息というアレルギー体質だから、金属アレルギーがあってもおかしくはないか。
若い頃はアクセサリーを買う余裕もなくて、金属アレルギーなど縁のない話だったが、40代を過ぎた頃、ピアスが流行していたので耳に穴をあけたが、まがい物はダメ。貧乏育ちのくせに皮膚だけはセレブ級か、アクセサリーは今でも18Kか24Kでないとダメというから笑える。
20年数年前に、友人3人とハワイに行った時、免税店で14Kのピアス3点と18Kのブレスレットを買った。今はどうか知らないが、その頃のハワイは14Kのアクセサリーが多かった。安いのに飛びついて買ったのだが、付けたその晩から耳がかゆくてたまらなくなった。友だちはピアスや細いチェーンは、寝る時もお風呂に入るときも外さないというが、私には考えられないことである。18Kのブレスレットは大丈夫だったが、結局、ピアスは3つとも友人にあげた。
この年になると、もうアクセサリーは欲しいとは思わないが、たまに外出するときにネックレスをつけることがある。が、18Kでも汗をかく夏場はダメで、襟元の開いた洋服を着てもネックレスがつけられない。時計はバッグに入れるか、ポケットに入れて持ち歩いていたが、昨今は携帯が時計の代わりをしてくれるので、今では引き出しの中に転がったまま、それでも正確に時を刻んでいる。
唯一のおしゃれは、左手にはめているスイート10リングと梅鉢型ダイヤ2本の指輪である。これには特別の思い入れがあり、昔は、死後に骨壷に入れてほしいとまで思っていた時もあった。きれいだった指もシワシワ、関節も太くなり、30年近く外したことのないこの指輪は、もうしっかり指に食い込んですぐには外れない。
古希を過ぎ、すっかり面の皮も厚くなって、心臓には毛が生えた厚かましいオバアサンになったのに、お肌だけがデリケートだなんて、おかしいよね。
せめて赤や青の色物を塗ってごまかさなくては、スッピンで外に出ようものなら「お盆にはまだ早い」といわれそうです。
素肌美人という言葉に嫉妬さえ覚えます。(笑)
今ではスーパーで売っている化粧品で十分、もともとの土台が悪いのですからしかたありませんね。
私の亡母は若いときから米ぬかに黒砂糖を入れて洗顔してました。そのせいか、私よりよほどきれいな肌をしてましたね。
やはり若い頃から多少の手入れは必要なのでしょうね。
いいえ、可愛いですよ。私など昔から化粧は
ほとんどしないし、娘の残りの化粧水や宣伝の物でまかなっていたので肌に合う・合わない以前に
終わっている感じでした。(笑)