曇るのか、晴れるのか、どっちだあ? 1時間もしたらカンカン照りだったよ。
安倍元総理もその昔、ODAと称して諸外国に大金をばら撒いてきた。が、岸田首相も負けず劣らずで、ウクライナ支援ではアメリカや西欧諸国と足並みを揃え、巨額の資金提供を繰り返している。そのニュースを見るたびに、終わりが見えない戦争だけに漠然とした不安や不満を感じる。
先月19日、岸田首相はウクライナを支援するための借款を計6億ドル(約772億円)に倍増する考えを表明した。
そして6月27日、ドイツで開かれているG7(首脳会議)の演説で、途上国のインフラ投資を目的に、日本が今後5年間で650億ドル(約8.8兆円)以上の拠出を目指す考えを示した。
さらに、ウクライナ侵攻に伴う食料危機への対応として、中東・アフリカ諸国への食料支援とウクライナの穀物輸出再開に向けた支援のため、約2億ドルを拠出。加えてウクライナと周辺国に対し、人道・復旧支援として1億ドルを追加拠出することも明らかにした。
これらの報道に、ネット上では《岸田首相、誰のお金だと思っているのですか。納税者が納得すると思うのですか》《8兆円を社会保障費に回してください》《日本国民のために税金を使ってほしい》《税金は政治家のポケットマネーではありません》などと批判の声が続出しているそうだが、無理もない。
日本は今、経済・物価情勢は先行き不透明、加速する円安はどこまで進むか分からない。終わりが見えないウクライナ情勢。国民は将来へ大きな不安を感じているはず…。他国のことよりも自国民へもっと目を向けて欲しい、そう思うのは当然のことだ。何よりもまず国民の理解と協力を得ることが前提であろう。
余談だが、今回、勉強になったことがある。ウクライナ支援の記事に出てくる単語について。拠出とは金銭を出し合って特定の目的に用いること、特定の目的に用いるため金銭を出し合うこと。借款(しゃっかん)とは、国際機関と国家間または、それぞれ異なる国家の政府や公的機関間における長期間にわたる資金の融資のこと。供与というのは「あげてる」ということだ。
日本は無償支援も行っているが、ほとんどは拠出、または借款である。が、借款なんて名ばかりで、多くは返還されないのが常識だとか。各国首脳達が支援や救済に熱心なのは借款から受ける見返りが目的で、簡単に終わらせないことが重要だという。やっぱり! ちなみに借款の返済期間は30年、10年の猶予期間を含み、金利は年1%、この好条件も理解できる。「転んでもただは起きぬ」というわけだろうが、当てが外れるってことも…!
現在、国の借金は国と地方を合わせると総額は約1200兆円に達するとか。また2020年度はコロナウイルス対策により約100兆円の借入を増やすという。怖っ! だれか止めろよ!
億ドル❓何兆円❓と発表されても単純な頭での換算は容易ではない
中国国家の一帯一路構想では
アフリカ諸国への貸付ローンの総額1520億ドルの3%、返済免除にするとか!
じわじわアフリカでの影響力を拡大する
中国政府の政治駆け引きは成功するのか
後世にツケを残し、苦しい暮らしを庶民に押し付けそれでも世界、で目立ちたい
わが国
結果を見届けないままオサラバする
我々はせめて清廉な政治家を国会へ
送りましょう
参院選は目前で~す。
岸田首相はちょっと調子に乗り過ぎているようです。アメリカや西欧諸国に負けじと、少々見栄を張り過ぎていませんか? 面子にこだわるのもほどほどにしなければ、「支持率は気にしない」なんて、国民の支持なくては何もできないのに…。
アフリカへいくらお金をばらまいても、中国に勝てるはずはありません。世界の中での日本がどれほどのものか、「借金大国日本」がいつまで頑張れるか、将来ある若者たちのことも考えてほしいものです。参院選、比例区は維新に、選挙区は入れたい人がいません。白紙にするには惜しいし…。