今朝の記事から。「読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は発足以来最低の18%(前回7月調査24%)に下落し、民主党政権として最も低かった鳩山内閣の19%(2010年5月)をも下回った。
不支持率は72%(前回63%)に達した。菅首相に「すぐに退陣してほしい」と思う人は32%で、「今の国会が終わる8月末まで」の36%を合わせると、月内退陣を求める人は68%に上っている。
菅首相の「脱原発依存」の方針については「賛成」67%、「反対」21%だった。しかし、この方針を、首相が内閣で調整せずに表明したことを「適切だった」と思う人は16%で、「そうは思わない」が74%を占めた。
今後の国内の原子力発電所については「減らすべきだ」49%(前回46%)、「現状を維持すべきだ」25%(同29%)、「すべてなくすべきだ」21%(同19%)、「増やすべきだ」2%(同2%)の順に多かった。」
最近はマスコミも、世論調査の結果について以前ほど大きく取り上げなくなったように思う。菅さんも同様で、蚊が刺したほどの痛みくらいにしか感じないのだろう、9月の訪米にも意欲を示しているという。
このところの永田町はというと、与野党心を一つにして難局を乗り切ろうという気持ちなど全くなく、保身と足の引っ張り合いがミエミエ。自民党の古狸たちの中には解散・総選挙を目論んでいるともいう。延長国会で1日約2億円近くの開催経費を浪費しているそうだが、やる気がないなら無駄な税金を使ってまで延長しても意味がない。今、総選挙をやれば自民党も民主党も総崩れになるだろうが、そうなって初めて目が覚めるなら、それもありだと思う。
2011年8月8日の週刊現代の記事『永田町ディープ スロート』【菅直人はすでに総理ではない 総理官邸その中心に伸子夫人 彼女が日本を動かす最高権力者です】はおもしろい。
そもそも、「ディープ スロート【deep throat】」は色々な訳があるそうだが、あまりいい意味で使われることはないようだ。この週刊現代の場合、“内部告発者”という訳が適切かどうか? 記事末に筆者名もないところをみれば、漏れ聞こえるうわさ話を元に、面白おかしく仕立て上げたのであろう。一般家庭なら「カカア殿下」の方がうまく行くといわれるが、一国の主が女房に振り回されるようでは困る。
昨今、菅さんはソフトバンクの孫社長の傀儡だという人もいるようだが、誰彼の傀儡などと言われてはどんな功績も無に等しくなるだろう。
ボランテアで開催とはいかないのでしょうか。
きっと支持率があがると思うが。
1日2億円という出費を重ねてだらだらやられてはかないませんね。
3法案が成立したら、“ポスト菅”でまたにぎやかになるのでしょうね。もうだれがなっても同じだろうという、あきらめに似た気持ちになっています。