つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

母親失格、バカッ親!・・・

2009-01-19 | 怒っています
 昨年12月22日、自宅の寝室で、生後4ヶ月の次女があやしても泣きやまないことに腹を立て、布団を敷いた床に頭をたたきつけるなどの暴行を加えたとして、27歳の母親が逮捕された。次女は病院に搬送されたが、今月9日夜、頭蓋骨骨折や急性硬膜下血腫などで死亡した。この母親は夫と実母、長女の5人暮らし。驚くことに彼女は福祉施設職員だという。わが子をもてあますような人間に愛情を持って人さまのお世話ができるであろうか。

 昨年12月25日、福岡県で4歳の長男の首を絞めて殺害しようとした殺人未遂の現行犯として、36歳の母親が逮捕された。長男は病院搬送後に死亡が確認され、殺人容疑に切り替えられた。「息子を絞め殺した」と自ら110番、「育てるのに疲れた」と容疑を認めているという。どういう理由があろうとわが子を手にかけるというのは許されない。彼女は夫と長男の3人暮らしだったそうで、夫がいるのになぜ1人で育児を抱え込んだのであろうか。

 これは直接手を掛けて殺したのではないが、この母親には何の罰も下されないのだろうか。
 1月6日、千葉県松戸市の公団住宅で火事があり、幼い子ども3人が焼死した。母親は23歳、最初は病院へ行っていたと話していたが、実は男とパチンコに夢中になっていたというのだ。長男の遺体を司法解剖した結果、死因は焼死の疑いが強いことが判明したそうだが、どんなに熱かったろう、苦しかったろうか。火事のことは自分の母親の連絡で知ったそうだが、乳飲み子もいたというに置き去りにしてパチンコに興じるなんて、どういう母親であろうか。若くして1人で3人の子どもを育てる大変さは分かるが、まったく同情の余地はない。

 あきれて物が言えないバカッ親の話。福岡市の小6年男児の母親が、男児と同級生計7人が自宅で喫煙するのを黙認していたというのである。母親も子どものころから喫煙していたらしく、男児は5年生の頃から母親のたばこをもらって喫煙するようになったという。たばこは母親が買い与えていたこともあり「1日に10本吸った」と話している児童もいるそうである。
 昨今、親が吸うたばこの煙が子どもに与える影響についても問題視されている。小6の子どもが今から喫煙し続けたらどんな悪影響があるか、母親なら当然認識していなければならない。なのに、喫煙を止めるどころか与えていたというのは、あきれてものもいえない。

 これは過去の事件だが、1月9日、岡山地裁で傷害致死などの罪で起訴されていた32歳の母親に判決が下された。事件が起きたのは昨年の1月3日、母親が自宅で当時4歳だった二男の翔ちゃんの口に七味唐辛子を入れ、鼻や口をふさぐ暴行を加えて窒息死させたという。
 判決理由で裁判長は、母親が男児に七味唐辛子をのみ込ませたと認定した上で「感情に任せた理不尽かつ非情な犯行」と指摘。「子育ての現実に悩んでいた様子がうかがわれるが、動機に酌量の余地はない」と述べたという。求刑7年が4年6ヶ月、だが、一貫して起訴事実を否認していた母親は即日控訴したという。

 子供と安産の守り神である鬼子母神は、元は鬼神の妻で、常に他人の子を捕えて食べていた。だが、数多くいるわが子の中の、たった1人の子のために仏教に帰依し善神となったという。悪神であってもわが子だけは殺さなかったのに…。
 今年は人の心も荒みがちで、なんとなく殺伐とした年になりそうである。だが、どんな苦難にあおうとも、わが子に手を掛けるような非道な真似だけはやめてほしい。
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1 コメント

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Unknown (nana)
2009-01-20 17:53:04
親殺しや子殺しが当たり前にニュースになっている昨今、一体どうしたの?って感じます。
福島県の安達が原の鬼婆伝説、わが娘と生まれ来るはずの孫に手をかけてしまいましたが鬼婆になってもその事実に対して後悔をしていたようです。
さて最近話題に上る事件の当事者達は己のしたことにたいして反省とかあるのでしょうか。
秋田の事件にしてもどうしても自分の都合だけを考えているような感じを覚えます。
どうしたものでしょうか。
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