マクロードガンジで民家の一部屋を借り1ヵ月半ぐらい生活をしていた
その間 約10日 マナリへチャラスの仕入れに行っていたことがある
階下の住人チベット僧と話をするようになって時々部屋に招待されるようなった
一度 夕食をご馳走になった事もある
部屋の中はチベット仏教そのものである ぼくはその中の一点に強い興味を持った
苦行する仏陀像である ぼくの気持ちを察していたのだろうか ある日 僧は壁に
飾ってある写真を手にして目の前に置いた「君への贈り物だ 持って行きなさい」
「この像をどうしても見たい どこへ行けば会えるのでしょうか?」
ラホール・ミュージアム