「トミーお願いドアの鍵を開けて。わたしシックなの少しで良いからスタッフをちょうだい」
「二ナ、知ってるだろう。ぼくはスタッフをやめたんだ」
「フレッドがスタッフを持っているわ、彼から貰ってきて、早く、早くお願いだから」
「シックなんだ俺も、スタッフはない」
「カルロスは死んだわ、スタッフのやり過ぎよ」
「トミー助けて、助けてトミー、スタッフをちょうだい、早く、お願い・・・」
「スタッフはない、今夜だ、今夜手に入る。それまでスタッフはない」
「トミーどうして逃げるの、わたしを見捨てないで、助けてトミー、お願いだから・・・」
本文と釣り 分裂症的文章 それがおやじの精神的心理なのかもしれない
厳しい猛暑と熱帯夜が終わった いよいよ秋のチヌ釣りシーズンだ
ポイントへ行き餌や釣り具を買った 3000円也 ちょっときつい出費
10月後半からイカ タコ釣りに入る それまでのつなぎだからしょうがない
撒き餌の効果が表れるのは1時間後ぐらいから 7時過ぎ浮きが沈んだ
掛けた 強い引きで調整しているロッドから糸が出ていく 奴も逃げ道は知っている
あかん そっちはあかんのや 切られてまうで ロッドをちびっと絞ったらプッツンや
もうあかん 終わりや 片付けようか そう思っていた9時過ぎに掛けた
悪戦苦闘 42㎝のチヌを釣り上げた おまけに20㎝のアジ1匹
晩酌はアジとチヌの塩焼き チヌの刺身 うまかぁ~