バザール 意味のない風景 でもこれがぼくが知っているカトマンズの日常だ
何を撮ろうとしていたのだろうか 露店と寺院だと思う
その時 偶然にも牛とヒッピーがアングルに入った そんな気がする
70年代のカトマンズはヒッピーにとって楽園だった みんな何かを求めていた
69~71年 ジミヘン ジャニス ジム・モリソン ブライアン・ジョーン
27歳でこの世から去った 彼等からのメッセージをぼくらは聴いていた
静かなポカラ インドやカトマンズの喧騒に疲れると立ち寄っていた
気持ちが落ちつく しかし2週間も滞在するとまたバッグを担いでバスに乗る
カトマンズ盆地を流れるバグマティ河 乾季で水位が下がっている
ゴミ捨て場の下流で洗濯する女性たち 乾かすのは鉄橋の手すりだ
乾季はこの時期に設置された木の橋を雨季になると鉄の橋を渡っていた
おいちゃん 文章がなかねぇ
う~ん なんぼ頭ばひねくりまわしても言葉が浮かんでこんとや
ふ~ん 重症やねぇ ぐ~ぅと一杯呑んだらどうね
それやがな あのやぶ医者がやなぁ 呑んだらあかん とぬかしやがっとるんや
ふぅ~~ん どんこんならんねぇ・・・(おいちゃん ごまかしとらんね)・・・???
何を語り合っているのだろうか 緩やかに時が流れる
農作物の収穫を控えている時期 心配されたが被害もなく台風12号は通り過ぎた
この日 穀物の市が立っていた 袋の上に天秤棒がある 担いできたのだろう 何処から・・・
初秋の使者 つくつくぼぅ~し が鳴いた 暑い夏の峠は越えた
みんなこの蝉の鳴き声を待っていた やれ々 夏が終わり季節が変わりつつある