昨年10月、東京の知人の某氏からの紹介だということでS氏と会った。
S氏は東京から5年ほど前に沖縄に来て事業をやっている。
或る日、S氏が「栄町に飲みにいこう」と誘われた。
「栄町」は、昔は随分賑わった夜の町であることは聞いていたし出掛けたことも幾度かあった。
那覇市内で「昔は栄えた夜の町」はいくつかある。
「前島」「桜坂」等他にも行ったことはあった。
「安い店ばかりだけど、5,000円もあれば3軒ははしご出来る」
という。
「えっ!今時そんな所があるの?」
全く、そんな話は聞いたことがない。
どんなところか、行ってみない手はない。
19時ごろには開いているという。
彼が案内してくれたのは、見覚えのある栄町の本通り(市場通りか?)から栄町市場に入った。ここまでは記憶の内だった。
そこから更に路地に入って行く。
小路は小さな店があり、シャッターで閉まった店の前で酒で談笑する人たちもいる。
あちこちかって気儘に店が開店している。
常連なのであろう彼は、気軽に声をかけて一軒の店の剥き出しの椅子に腰掛けた。
「AKATSUKI」である。
カウンターでサービスしている若い男が2人。元気がいい。
話し込むうちに「よしもと沖縄」の一期生ということがわかった。
舞台やテレビ、ラジオに出演しているらしいが、話が軽妙で愉快な若者だった。
楽しいひと時を過ごした。
先々月下旬、友人を誘って17時半頃に立ち寄った。
「AKATSUKI」はシャッターが閉まっていたので時間を潰すことにした。
市場内の縦横に走る小路を歩いて見学してまわる。
偶然、開いている店をみつけて入った。
「栄町市場内の飲み屋は、大体、18時から19時に開く」と店主が云う。
30分ほど時間をつぶして「AKATSUKI」に向かった。
と声をかけると、日曜日はお笑いタレントの彼等は休みだという。
オープンが18時だと初めて知る。
「AKATSUKI]は店主の名前「KATSUAKI」をもじったものだと説明してくれた。
「AKATSUKI」の店内風景、といってもカウンターに座ると後ろは飲み客が行き交う細い小路である。
所謂、オープン店舗であるが一向に気にならない。
「AKATSUKI」のメニュー。
テーブルに座ると100円のチャージ料を支払う。
あとはメニュー板のご覧の通り。
泡盛は店が出す銘柄でお店にお任せの料金だ。
飲み慣れた泡盛だが美味かった。銘柄を訊くのを忘れた。
ジョッキーに水割りで出てくる。その時にカウンターに200円を置く。
これが基本メニューで他にも注文できるようだが、初めての事なので基本メニューで飲んだ。
つまみ等は一切ない。
先日、友人に連れられてきたときに説明されていたが、すぐ近くにある店に刺身と餃子を客が好きなものを持ち込む。
あの日は、S氏が餃子と刺身を買ってきた。
カウンターに小皿と刺身醤油、餃子のタレを出してくれた。
料金は取らないので驚いた。
「市場で買われたものは持ち込み自由です」
どこでも、そうらしい。
先ほど行った店では、料理メニューがあり、これ以外は持ち込みOKということであった。
先月下旬、那覇で用事を終えて寄り道してみようかとバスを途中下車した。
「AKATSUKI]は開いていた。仕事帰りらしい客が5,6人談笑していた。
店にはオーナーは居らず、若い男がふたりで忙しく働いていた。
飲んでいる内に飛び込んできた「まさひろ」。
以前、この店で働いていたという、3人の掛け合いが面白かった。
大阪からの若い女性二人を連れて来て、飛び入りで加勢に入りねじり鉢巻で連れのお嬢さん方のサービスに努めていた。
17半過ぎ、市場内はシャッターが閉まっていたりするが、夜だけの飲食店はこれから開く。きょうは市場の小路だけをまわった。
人混みに向けてデジカメは撮り難い。
しばらく栄町市場に通って、沖縄の素顔を記憶に留めようと思う。
インターネット上では結構面白い記事があったのでいくつか紹介しよう。
1.や~さん堂「AKATSUKI]
2.オキナワのまつり01 栄町市場屋台祭り
3.栄町「夜でも楽しめる沖縄
旅先では出来るだけ下町に足を向けるようにしている。
列車なら鈍行がいい。
土地の人たちの会話はわからなくても、文化や人情に触れ息吹を肌で感じることができる。
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S氏は東京から5年ほど前に沖縄に来て事業をやっている。
或る日、S氏が「栄町に飲みにいこう」と誘われた。
「栄町」は、昔は随分賑わった夜の町であることは聞いていたし出掛けたことも幾度かあった。
那覇市内で「昔は栄えた夜の町」はいくつかある。
「前島」「桜坂」等他にも行ったことはあった。
「安い店ばかりだけど、5,000円もあれば3軒ははしご出来る」
という。
「えっ!今時そんな所があるの?」
全く、そんな話は聞いたことがない。
どんなところか、行ってみない手はない。
19時ごろには開いているという。
彼が案内してくれたのは、見覚えのある栄町の本通り(市場通りか?)から栄町市場に入った。ここまでは記憶の内だった。
そこから更に路地に入って行く。
小路は小さな店があり、シャッターで閉まった店の前で酒で談笑する人たちもいる。
あちこちかって気儘に店が開店している。
常連なのであろう彼は、気軽に声をかけて一軒の店の剥き出しの椅子に腰掛けた。
「AKATSUKI」である。
カウンターでサービスしている若い男が2人。元気がいい。
話し込むうちに「よしもと沖縄」の一期生ということがわかった。
舞台やテレビ、ラジオに出演しているらしいが、話が軽妙で愉快な若者だった。
楽しいひと時を過ごした。
先々月下旬、友人を誘って17時半頃に立ち寄った。
「AKATSUKI」はシャッターが閉まっていたので時間を潰すことにした。
市場内の縦横に走る小路を歩いて見学してまわる。
偶然、開いている店をみつけて入った。
「栄町市場内の飲み屋は、大体、18時から19時に開く」と店主が云う。
30分ほど時間をつぶして「AKATSUKI」に向かった。
「AKATSUKI」の店長オーナー石原 克明さん
「今日はおひとりですか?」と声をかけると、日曜日はお笑いタレントの彼等は休みだという。
オープンが18時だと初めて知る。
「AKATSUKI]は店主の名前「KATSUAKI」をもじったものだと説明してくれた。
「AKATSUKI」の店内風景、といってもカウンターに座ると後ろは飲み客が行き交う細い小路である。
所謂、オープン店舗であるが一向に気にならない。
「AKATSUKI」のメニュー。
テーブルに座ると100円のチャージ料を支払う。
あとはメニュー板のご覧の通り。
泡盛は店が出す銘柄でお店にお任せの料金だ。
飲み慣れた泡盛だが美味かった。銘柄を訊くのを忘れた。
ジョッキーに水割りで出てくる。その時にカウンターに200円を置く。
これが基本メニューで他にも注文できるようだが、初めての事なので基本メニューで飲んだ。
つまみ等は一切ない。
先日、友人に連れられてきたときに説明されていたが、すぐ近くにある店に刺身と餃子を客が好きなものを持ち込む。
あの日は、S氏が餃子と刺身を買ってきた。
カウンターに小皿と刺身醤油、餃子のタレを出してくれた。
料金は取らないので驚いた。
「市場で買われたものは持ち込み自由です」
どこでも、そうらしい。
先ほど行った店では、料理メニューがあり、これ以外は持ち込みOKということであった。
先月下旬、那覇で用事を終えて寄り道してみようかとバスを途中下車した。
「AKATSUKI]は開いていた。仕事帰りらしい客が5,6人談笑していた。
店にはオーナーは居らず、若い男がふたりで忙しく働いていた。
「まさひろ」
飲んでいる内に飛び込んできた「まさひろ」。
以前、この店で働いていたという、3人の掛け合いが面白かった。
大阪からの若い女性二人を連れて来て、飛び入りで加勢に入りねじり鉢巻で連れのお嬢さん方のサービスに努めていた。
17半過ぎ、市場内はシャッターが閉まっていたりするが、夜だけの飲食店はこれから開く。きょうは市場の小路だけをまわった。
↓ ↓ ↓
人混みに向けてデジカメは撮り難い。
しばらく栄町市場に通って、沖縄の素顔を記憶に留めようと思う。
インターネット上では結構面白い記事があったのでいくつか紹介しよう。
1.や~さん堂「AKATSUKI]
2.オキナワのまつり01 栄町市場屋台祭り
3.栄町「夜でも楽しめる沖縄
旅先では出来るだけ下町に足を向けるようにしている。
列車なら鈍行がいい。
土地の人たちの会話はわからなくても、文化や人情に触れ息吹を肌で感じることができる。
栄町市場は中心点の一帯
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