大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントを安易に考えてはいけない!

2007年08月07日 | Weblog
インプラントが一般的になるに連れて、それが既に完成している、安全な治療方法であると、安易に受け止められている風潮が広がっているようで、非常に危険であると思います。
昨年は、即時荷重、即時インプラントが流行し出し、我も我もと出来ると宣伝がだいぶされていました。
今年に入って、インプラント治療の安全性とかが世界的な流れで、見直しの時期に成っています。
これは明らかに、昨年まで行け行けで治療して、何でも出来るとばかりにDRや企業が走ってしまった反動であると判断出来ます。
世界で今、かなり深刻な失敗例が広告され出して、某メーカーが相当批判の矢面に晒されています。
遅ればせながら、日本においても反省の時期に成っており、行過ぎた治療を回避すべきであると、主張するDRも出て来ています。

しかし、従来の行け行けの雰囲気は、一度出来上がると簡単には変えられません。
しかも、それが患者さん側の方の意識で浸透しつつある事に、非常に危険性を感じます。
どう言う事かと言うと、インプラントは上手く行くものである、成功して当然で簡単なものであると言う意識が広まる事が怖いのです。
患者さんは、やはり素人さんですから、自分達で正確に診断出来ません。
その判断で、安易に治療を受けてしまうと、例えばオペ後のメインテナンスとかを真剣にやらず失敗する可能性が、物凄く高まるという事なのです。

特に、即時荷重、即時インプラント等は、その典型です。
オペ後のメインテナンスが守れない方が、必ず大きなトラブルを引き起こします。
即時インプラントでのトラブルは、必ず大きな骨の喪失を伴います。
こうなるとリカバリーはとてつもなく大変です。
私は幸い、DRラムに教えを授かり、危険を回避する方法を知っていましたが、どうやら昨今即時インプラントが忌避され出しているのは、そこら辺に理由があるようです。

黙って見ていられないので、それを回避する方法だけは告知しましょう。
重要な事は、噛み合わせの調整です。
オペの翌日、翌々日、時には毎日でも来て貰って、絶対にインプラントが揺れない様に調整する事です。
それも必ず、水平の時と座った時で調整する事、これしかありません。

某有名DRは、オペ後1週間来院させないそうで、アメリカンスタイルは結構ですが、私には怖くて出来ません。
従って、私は彼らのようにバカバカ埋入してネジで仮歯を止めるような、技工士任せの治療は出来ません。
その為、私は彼らほど1000本とか2000本とかは出来ませんし、しようとも思いません。
それでは、私には管理出来ないと明言します。
うちの限界は5~600本でしょう。
これ位なら、即時インプラントをほぼ毎日すれば、私の目が届きます。
本当にしているから出来る発言であると、分かる方は分かる事でしょう。

これ位細心の注意を払わないと即時インプラント始め、インプラント治療は上手く行かないのです。
他にも、沢山手数がありますが、逆の意味で危険なので言えません。
要するに、下手なDRが物真似するからです。

インプラントは簡単ではありません。
特に即時荷重、即時インプラントは難しいです。
例の林先生のも、他のインストラクターは楊春先生は出来るけど、真似はしないで下さい、と釘を刺すくらいですから。

私のも同じです。
私やDR.ラムは出来ますが、真似では出来ないとご注意致します。