大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

CT持ってても宝の持ち腐れのインプラント治療

2008年05月02日 | ニュートンドクター見て下さい。
今日は少々腹立たしい記事を読んでいるので、啓発的意味で書きます。
そしてGW中は、私は田舎に帰郷していますので、更新は帰京後に成ります。
GW中この内容を周知させるべく、このままで行きます。

昨日も書きましたが、GBR骨造成とか骨移植の伴うインプラント治療を当たり前のように乗せている記事が専門誌でも多過ぎます。
しかも、せっかく歯科用CTを持っていても、全く術式が従来と違わない、ただ術前にその部位とかの状態を把握しているだけで、術式がシンプルに成ったMIだとのたまわっている内容が目立ち過ぎです。

かと思えば、CTもなしでグラフトレスソリューションとか言って、骨移植等を避けると方法が語られているし、全く不見識も甚だしい、と私は個人的責任下で発言します。

CTがあっても従来どうりの術式も、CTなしでの移植避ける術式も、全く正反対に見えてその裏側の問題点は全く同一です。
それは何でしょうか?

答えを言いましょう。
物真似です。
即ち全て海外の偉いDR達の受け売りばかりです。

いつも言いますが、海外の例を持って来ても、そのまま日本人では適用出来ません。
私自身がDR.ラムの方法を尊敬しながらも、改良して用いていると明言しています。

何時になったら、物真似から日本人DR達は脱却出来るのでしょうか?
彼らは、神々に使えるしか能がない猿真似DRなのでしょうか?

せっかく世界に誇れる歯科用CTを送り出している国が、何時までも世界をリード出来る先進的治療を提示出来ないのは、恥ずかしいと私は思います。
もう良い加減にしないといけない、と提言します。

まず何時までたってもGBRを従来どうりしているDR達には、その歯科用CTの画像をもっと良く解析して、GBRしなければいけないのかどうか検討しなさい、と言いましょう。
しないで済むのに、したくてGBRしていませんかと詰問します。

逆のグラフトレスのDR達には、歯科用CTの画像なしで短いインプラントを使う正当性を幾ら主張しようとも、なら、十分な骨のある時でも敢えて短いインプラントを使って下さい。
特にALL-ON-4とかで使えるものなら使って見て下さい、と言いましょう。

非侵襲、低侵襲の名の下に、まるで学問的な順序立てた考え方が為されず、何となく受けが良い、格好が良い治療の宣伝を、海外のカリスマDRのお先棒を担いでするのは見苦しい極みです。

もっと純粋に、根本に立ち返り概念から考え直して頂きたいものです。

腕が立つからと言って、大きな手術や難しい手術をこれ見よがしに宣伝してはいけません。
迷惑するのは、まず患者さん達であり、洗脳されたDR達です。

歯科用CTを真に活用し、もっと真のMIインプラント治療を!と強く主張します。