大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラント治療の国内の現状に大いに異議有り!

2008年05月10日 | ニュートンドクター見て下さい。
インプラント治療は、絶対に、外科を避けて通れません。
外科は、絶対的に必要十分な条件を満たす手術をしなければいけません。
この意見に、異論はまず出ないでしょう。

しかし、現状のインプラント治療を見ていると、過剰な手術を行なっているとしか見えないものが横行しています。
その最大の理由は、補綴主導型と言われる、被せ物の歯が、天然歯と同じように綺麗に入る事を目指す治療が主流になっているからです。
正確に言うと、今はそれが行き過ぎで反省期で、患者主導型と言う概念が主張されていますが、それでも尚、まだまだ補綴主導型の治療が幅を利かせています。

私はそう行った流れに敢えて異を唱え、反対している訳ですが、かと言って被せ物を作るのを非審美的にしていると言う訳では全く有りません。
非審美的治療と言えば、代表例がかつてのブローネマルクのしていた高床式の治療でしょうが、私は元々そんな治療をした事すらなく、常に審美的治療をする事を実践して来ました。

逆に余りにも審美的にする為に、そんな植立するのはインプラントじゃないとまで罵倒された経験があるくらいです。

私が主張しているのは、所謂補綴主導型の治療ほどしないでも、ちゃんとした審美的なインプラント治療は可能である、と言う事です。
所謂補綴主導型と言うのは、過剰にGBR骨を造ったり、その結果として歯肉が足りないからと言って歯肉移植を強いたりしたりするような治療の事です。

私はこう行った、サド的な手術を何回も強いる治療は、絶対的に大大嫌いです。
手術は1回きりで納められるなら、それが良いに決まっています。
それを、患者さんを説得してそう言う治療をするなど、持っての外だと断言します。

はっきり言いますが、そこまでしないでも出来る方の方が、大多数です。
現に私はそう言う治療は殆どしていません。
MI最小限の手術で最大限の成果を挙げられる治療を指向し、実践し結果を出し続けています。
それでも、救いを求めて来られた患者さんの治療は、断った事が有りません。
所謂補綴主導型治療は、極限られた場合にしか必要ないのです。

それが、日本人は歯肉や骨が薄いからと言って、やたらGBR骨造成、歯肉移植が行なわれ捲くっています。
こんなの異常以外の何ものでも有りません。

患者さんは綺麗な歯を求めているのであって、骨とか歯肉とかまで造ってくれとは言っていないのです。
それをインプラント医が、そうしないと出来ないからと説き伏せてやっているのです。

しかも、最近は歯科用マイクロCTを持っていても、相変わらずの治療しているDRが多い始末です。
私の下には、骨の断面見てそのままインプラントが入るのに、GBR骨造成をしようと言われて、逃げて来ている患者さん達が沢山来ています。
私は当然の如く、そのままインプラントを植立し、条件が良い時には仮歯まで審美的に入れて差し上げています。

患者さんは大喜びです。
そりゃそうでしょう。
前のDRは歯が入るのに半年とか言っていたのが、1日どころか2時間足らずで入ってしまうんですから。

こう言う事態を何度も経験して、私は今の日本のインプラント状況に危機感を持ちました。
即時荷重でも安易に真似する輩に手を焼いて、ここで書くのを控えるほどでしたが、今のようなケースも黙視は絶対に出来ません。

私は、恐らく世界で1番小さい手術で、インプラントを植立して退けているDRだ、と自負しています。
下手に真似されると危険なので出せませんが、事実は事実です。

今の日本の状況は異常です。
私はそう言った勢力とは断固戦い続けます。

恩師DR.ラムの道筋を国内に付ける事も、漸く見え出しました。
所謂補綴主導型にドップリ漬かり切っているDRほど、8月のDR.ラムのセミナーに参加すべきと明言します。
真実はそこにこそ有ります。