最近富に感じるのが、ベストなインプラント医を探して治療受けようと考える患者さんが増えている、いや増え過ぎているんじゃないのか?と言うことです。
そして、色々な情報を仕入れ過ぎて、判断不能に陥り、結局右往左往する、つまりは治療に取り掛かれない方が増えている、そう確信しています。
この大きな原因はインターネット上に溢れる情報、皆が自分は一流ですよ、自分の所の治療は凄いんですよ、とHPやブログ、ツイッター、FB等々で情報を流すからです。
しかし、現実はそう夢物語みたいには行きません。
実際のトップレベルのインプラント医は、正直3%もいないでしょうし、過大広告だろうと思われるものが蔓延しているのが現実だからです。
皆が皆、患者さんにとって美味しいこと、嬉しい事を書き並べます。
最近の流行は痛くない、腫れない、即時で治る、少し前から出ているのは骨がなくても出来る、他所では難しいと言われていても私なら出来る、と言うものです。
かく言う私自身も、正直に書きますが、そう言う内容のことを書き連ねています。
ここで一番重要なことは、そう言い切れる根拠、書き連ねていることが事実なのかどうか、どれ位の確実さで出来ているのか、になるでしょう。
そこの所は、全然誤魔化していて書いていません。
殆どの方が、私は出来るとだけ書いていて、根拠に関しては濁してあります。
時々写真とかの実例を出しているブログとかもありますが、私が見れば色々問題点が見えて来ますが、患者さんでは判断は出来ないことでしょう。
そして、一番困るのが嘘を平気で吐いている、データ等を飾って書いている所までがある、と言う事実です。
これでは玉石混合、味噌も糞も一緒、と言う状態と看過するしかないでしょう。
だから、患者さんでは判断するのは無理、と言い切るのです。
話がずれますが、これは歴史上で起きた事例に実に良く似ています。
幕末の名医として余りにも有名な緒方洪庵先生が、天然痘予防接種牛痘を始めた時、世間は洪庵先生が気がふれたと信じました。
だから、洪庵先生が歩いていると牛の糞をぶつける輩も出たそうです。
しかし、それにもめげず洪庵先生は子供達を救う為に牛痘をし続けました。
そして、やがて成果が出始め、洪庵先生の名声が高まることになったのです。
しかし、この話には続があります。
牛痘が天然痘予防になる、と言うのが認識され出したら、何と今度は、真似をする偽物達が出現し出したのです。
勿論、彼らの目的は自分が名医であるとの評価を得る為であり、更に言えば、お金儲けをするためでした。
そして、その結果死亡する患者さんが続出し、洪庵先生自体の牛痘まで迫害される事態が又起きてしまったのです。
この事に、洪庵先生自身が凄く悩まされたそうです。
その結果として、洪庵先生が考えたことが、お上の認可制にすると言うことでした。
それが実施されて、被害を被る患者さんはいなくなっていったのです。
この歴史的事実が、我が国に置いて、新しい医療がお上による認可制の走りになったのです。
今国内で蔓延しているインプラント治療は、間違いなく評価が固まり、広まり始めている状況、つまり、偽物と本物が目茶苦茶混ざり合っている状況だと、私は断言します。
より混迷の度合いを深めているのは、皆が一応国家資格を持っている歯科医である、と言うことでしょう。
そして、インプラント学会の認めている認定医制度もありますが、その認められる内容に関しては、極々基本的なレベルでしかない、世界のトップを狙うような内容に関しては、審査もされないで門前払いである、と言う事実が厳然としてあるのです。
この事実は、患者さんは殆ど知らない、エッそうだったの!と驚かれる内容でしょう。
しかし、個人的責任で明言しますが、これは紛れもない事実です。
例えば、私の専門と言って良い即時荷重なんかは例え臨床実績が12年あって、何事もなく経過していて、成功率が95%を超えていても認定医制度の審査では全く駄目なんです。
増してや、低侵襲GBR、審美歯肉再生手術内容とか、1回きりで痛みも腫れもなく治せる手法で8年の実績があっても、勿論駄目なんです。
これで本当の実力判定が出来ているのでしょうか?
私は明言します、答えはNo!です!
PS.世界の学会は正当に評価して下さっていて、PRD2004,2007と連続2回私は発表させていただいています。世界は見ている所は見ている、と実感します。この事は今回の原発事故でも全く同じではないでしょうか?国内で出される情報が当てにはならない、海外の情報が判断目安になっている。国内情勢は何処も憂慮すべき事態になっている、と憂えます。しかし、めげていては終りです。屈することなく進み続けること、それが一番重要でしょう。何でもかんでも自粛、萎縮では本当に拙い。諦めず進み続けましょう。例え半歩ずつでも。
そして、色々な情報を仕入れ過ぎて、判断不能に陥り、結局右往左往する、つまりは治療に取り掛かれない方が増えている、そう確信しています。
この大きな原因はインターネット上に溢れる情報、皆が自分は一流ですよ、自分の所の治療は凄いんですよ、とHPやブログ、ツイッター、FB等々で情報を流すからです。
しかし、現実はそう夢物語みたいには行きません。
実際のトップレベルのインプラント医は、正直3%もいないでしょうし、過大広告だろうと思われるものが蔓延しているのが現実だからです。
皆が皆、患者さんにとって美味しいこと、嬉しい事を書き並べます。
最近の流行は痛くない、腫れない、即時で治る、少し前から出ているのは骨がなくても出来る、他所では難しいと言われていても私なら出来る、と言うものです。
かく言う私自身も、正直に書きますが、そう言う内容のことを書き連ねています。
ここで一番重要なことは、そう言い切れる根拠、書き連ねていることが事実なのかどうか、どれ位の確実さで出来ているのか、になるでしょう。
そこの所は、全然誤魔化していて書いていません。
殆どの方が、私は出来るとだけ書いていて、根拠に関しては濁してあります。
時々写真とかの実例を出しているブログとかもありますが、私が見れば色々問題点が見えて来ますが、患者さんでは判断は出来ないことでしょう。
そして、一番困るのが嘘を平気で吐いている、データ等を飾って書いている所までがある、と言う事実です。
これでは玉石混合、味噌も糞も一緒、と言う状態と看過するしかないでしょう。
だから、患者さんでは判断するのは無理、と言い切るのです。
話がずれますが、これは歴史上で起きた事例に実に良く似ています。
幕末の名医として余りにも有名な緒方洪庵先生が、天然痘予防接種牛痘を始めた時、世間は洪庵先生が気がふれたと信じました。
だから、洪庵先生が歩いていると牛の糞をぶつける輩も出たそうです。
しかし、それにもめげず洪庵先生は子供達を救う為に牛痘をし続けました。
そして、やがて成果が出始め、洪庵先生の名声が高まることになったのです。
しかし、この話には続があります。
牛痘が天然痘予防になる、と言うのが認識され出したら、何と今度は、真似をする偽物達が出現し出したのです。
勿論、彼らの目的は自分が名医であるとの評価を得る為であり、更に言えば、お金儲けをするためでした。
そして、その結果死亡する患者さんが続出し、洪庵先生自体の牛痘まで迫害される事態が又起きてしまったのです。
この事に、洪庵先生自身が凄く悩まされたそうです。
その結果として、洪庵先生が考えたことが、お上の認可制にすると言うことでした。
それが実施されて、被害を被る患者さんはいなくなっていったのです。
この歴史的事実が、我が国に置いて、新しい医療がお上による認可制の走りになったのです。
今国内で蔓延しているインプラント治療は、間違いなく評価が固まり、広まり始めている状況、つまり、偽物と本物が目茶苦茶混ざり合っている状況だと、私は断言します。
より混迷の度合いを深めているのは、皆が一応国家資格を持っている歯科医である、と言うことでしょう。
そして、インプラント学会の認めている認定医制度もありますが、その認められる内容に関しては、極々基本的なレベルでしかない、世界のトップを狙うような内容に関しては、審査もされないで門前払いである、と言う事実が厳然としてあるのです。
この事実は、患者さんは殆ど知らない、エッそうだったの!と驚かれる内容でしょう。
しかし、個人的責任で明言しますが、これは紛れもない事実です。
例えば、私の専門と言って良い即時荷重なんかは例え臨床実績が12年あって、何事もなく経過していて、成功率が95%を超えていても認定医制度の審査では全く駄目なんです。
増してや、低侵襲GBR、審美歯肉再生手術内容とか、1回きりで痛みも腫れもなく治せる手法で8年の実績があっても、勿論駄目なんです。
これで本当の実力判定が出来ているのでしょうか?
私は明言します、答えはNo!です!
PS.世界の学会は正当に評価して下さっていて、PRD2004,2007と連続2回私は発表させていただいています。世界は見ている所は見ている、と実感します。この事は今回の原発事故でも全く同じではないでしょうか?国内で出される情報が当てにはならない、海外の情報が判断目安になっている。国内情勢は何処も憂慮すべき事態になっている、と憂えます。しかし、めげていては終りです。屈することなく進み続けること、それが一番重要でしょう。何でもかんでも自粛、萎縮では本当に拙い。諦めず進み続けましょう。例え半歩ずつでも。