大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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MI低侵襲外科手術インプラントという専門用語を乱用するなかれ!

2011年04月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
MI低侵襲外科手術インプラントと言う言葉・用語が独り歩きして、キチンとした学問的定義もあやふやなまま平気で使われています。

この事に関しては、私は猛抗議します。

特にAと言うインプラントメーカーのしているセミナー関係で、MIコンセプトと銘打っているモノが最近雑誌とかに出ていて、不勉強極まりないDRが自分で自分をMIと信じ込み開催しているのが、絶対おかしいと言い切ります。

誰がそのDRの術式がMIである、と容認しているのでしょうか?

そこに案内されているセミナー内容からして、絶対にMIなんかじゃない!

その内容がMIと言っていたら、一般的普通の外科処置ですらMIと言えるでしょう。


何故、こんな誤用が起きるのでしょう?

答えは、やはり一番最初に書いたように学問的にキチンとした定義がない事、そして、誰もキチンと定義できていない、客観的評価基準での比較検討が全くなされていない、と言う事になるでしょう。


MIと言う用語に関しては、私は相当に拘っています。

2003年恩師DR.ラムの元での薫陶以降、MI低侵襲外科手術に取り組み、全く切り開くことなくインプラント手術を出来る事、インプラント周囲に骨を作れる、歯茎を造れる事、を私自身たった一人の改良、工夫で成し遂げて来ました。

患者さんに痛い思いをさせたくない、辛い思いをさせないでも治せる、そう言うインプラント治療の究極の目標がMIコンセプトであり、全く切り開かないでも綺麗に治せるものこそが真のMIインプラントだ、と私は明言し定義します。


私は別に切ったり開いたりしてインプラントするやり方を否定する気もなければ、GBR骨造成、CTG歯茎再生を否定する気もありません。

そう言うやり方を信奉し、それこそが救う道と信じている方々は、その道を行けば良い。

しかし、その方法の亜流ふぜいがMIを名乗る事は絶対におかしい、と言い切ります。

そりゃ君が以前していた方法よりも侵襲を少なくしているのだろうが、それ位は今や当り前の工夫で、特段MIを誇称するなど片腹痛いと明言できます。

真のMIはもっともっと切らない、歯茎剥がさない、大きな手術をしないもので、強拡大鏡使ってやっとの世界、極小の世界の手術野で、大きく切り開くのと同様の成果を上げられるものだ。

狭い世界しか知らない残念なインプラント医、本数植立しているだけでインストラクターにしているA社は恥を知って欲しい。

業界内の混乱を招くものだ。

本当にこう言う用語の乱用は止めて貰いたい。

そして、真のMIが知りたいのなら、幾らでも手の内は見せるからオペ見に来なさい。

同じKIRGの故添島先生を師として抱く者として、恥ずかしい行いはしないで欲しい。

兄弟子として、改心するなら面倒は幾らでも見よう!