大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントに必要以上に時間をかけるな!

2011年04月28日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラント治療は、今や誰でも歯科医ならやっているイメージのようです。

しかし、同じように出していても、治る期間が差があること、やり方がかなり違うことは意外に知られていません。

極々基本的なことで、凄く大事なことなのに軽視されていて、たまたま当たった先生がインプラントしてるからインプラントにした、という患者さんが多いと感じるのです。

患者さんがまず知るべきは、手術は何回やるのか?どれくらいの期間がかかるのか?だと、私は思います。

ところが患者さん達は、別の話、主に費用の心配、手術が大変じゃないのか?痛くないのか?腫れたりしないのか?夜寝れないくらいのたうち回る羽目にならないのか?に関心があります。


患者さんの関心の中では、治療期間や回数は余り重くないようです。

患者さんはしっかり治るなら回数、期間は大目に見よう、と考えてるんじゃないか?と私には見えて来ます。


本当に日本の患者さんは優しい、そう思いますが、優しさが進歩の足を引っ張っている、と私には見えてしまうのです。

残念です。


めげてばかりではいられないので、私なりに勧められる答えを書きます。

まず手術は一回。
2次手術したりするのは、まだまだ甘いでしょう。

そして今から何時終わるのか?です。

インプラント極めるには総義歯から1 技工士さん、歯科医へ送る総義歯臨床の鉄則

2011年04月28日 | 日々のインプラント臨床の話
今日から”総義歯の臨床の鉄則”と”インプラントの最前線”の話2本立てで書き綴って行きます。
どうしても見逃せない事態を見てしまって、これではいけない、何とかしたい、と切に願っての事です。

総義歯臨床の鉄則と言う題名は、私がかつて連載させていただいたアポロニア21で使ったものです。
元々は勤務医時代、そして開業直後に都合9回ほど書かせていただいた総義歯臨床の解説で、読んで下さった先生方からとても嬉しい反応をいただき、又恩師故添島義和先生からまで、あれは中々良く分っている、良いとお褒めいただいたものです。

今回は時代が余りにもインプラントばかりに流れ過ぎ、歯周病も咬合再構成も良く分らない先生が増え過ぎ、若い先生方見ているとその大元になる総義歯関係の情報が不足しているのでは、と見逃せなくなって、今のインターネット時代憚りながら”総義歯の神”を自称する私から、次代の先生方、技工士さんへ伝えたい事、残したい本当のお話を書いて行こうと決め、始めるものです。

生意気な言い方になりますが、同世代±15歳で見て、これから公表、解説して行く内容を微に入り細に渡って書ける人材は、私を置いて他にはいないだろう、と自負しております。

議論は全く嫌いな性質ではないので、本名等素性を明らかにして下さっての疑問、質問、抗議等議論は何時でも受けておりますので、どうぞ。
アントニオ猪木先生ではないですが、何時でも掛かって来なさい!です。


では、総義歯臨床の鉄則、開講します。

まず、総義歯は”形”です。
チャンとしている総義歯は、機能的で審美的な綺麗な形を成しています。

その形を知る必要があります。
つまり答えを先に知る、と言う事です。

私が形を知る上でお勧めできる先生は、加藤武彦先生、阿部二郎先生、村岡秀明先生です。
特に一人と言われれば阿部先生の形が最も優れている、と明言します。

総義歯の話に成ると、先生方が困るのが下顎に尽きるでしょう。
上顎の総義歯は、下手くそでもそれなりに何とかなるものですが、下顎の総義歯は誤魔化しが効きません。

悩みの大元、元凶は下顎の総義歯、と言えるでしょう。

その本当の”形”から知って下さい。

下顎の総義歯の形を綺麗に出すには、臨床的解剖を知らなければいけません。
しかし、ここで臨床的解剖のお話をしても、眠くなるだけでしょうから、面白そうな話を織り交ぜながら、所々に混ぜてして行きます。

では、面白そうな実際の臨床の話で、実際の一番最初に当る研究用模型の型取りの話からして行きましょう。
今日は、トレー選びの話からです。

先生方は、総義歯となると総義歯専用トレーとかを使ってした方が良いと誤解していませんか?
これは全く間違いです。

人はいきなり総義歯に成る訳ではありません。
歯があったのに、段々駄目になって総義歯に成るのです。

言い換えると、歯がなくなっても顎、口腔内自体の咀嚼系は、極端な変化をするものではないと言うことです。
患者さんには咀嚼し易い顎の位置、嚥下し易い解剖学的関係がある、と言う事です。

簡単に言い換えると、舌の位置を気にしましょう、と言う事です。

総義歯専用の平べったいトレーでは舌が迷ってしまって、口腔内を上手に写し取れない、だから駄目なのです。
舌が安定している事、安静な事が下顎の印象・型取りの要諦である、と言う事です。

つまり、総義歯の型を取る時にも、有歯顎用トレー状のものを使って取るのが良い、と言う事です。
有歯顎用トレーで、歯があった時の状態に近い舌の状態、口腔内の状態を印象で写し取る。
それが研究用模型の正しい取り方です。

今入っている総義歯が丸々納まる大きさのトレーを必ず選択して、大きくしっかりと写し取る。
下顎の骨にアイロン掛けしたように型取りをする。
この要点を、まず一番最初に心に刻んで下さい。

具体的取り方、解剖混ぜての解説は次回以降して行きます。

次回へ続く・・・




4月27日(水)のつぶやき

2011年04月28日 | Weblog
00:02 from web
RT @adayosi3: 「なれなかった自分になるのに、遅すぎることはない」  ジョージ・エリオット 
00:02 from web
RT @lupin1000: 恵まれない天才など語り草になっているほどだ。  カルビン・クーリッジ (アメリカ第30代大統領)
10:27 from web
今日は朝一から大阪からの患者さん。昨年12月中旬後半に上顎大臼歯部抜歯即時植立、即時ソケットエレベーション(上顎洞挙上術)、GBR骨造成術した患者さんの上部冠の型取りです。ペリオテストデータも0前後で大変良好。遠方なので超音波のBRソニック出来ませんでしたが、ここまで早く治ります
10:31 from web
早春塾での治療計画の話で、私の治療計画が1番目に発表のご指名を受けました。そこで、私は上顎のフルのケースで治療期間6ヶ月、勿論即時荷重で、オッセオインテグレーション期間4ヶ月、補綴期間2ヶ月と提案しました。武田先生に少し突っ込まれましたが、やはり4ヶ月で充分行けますね、私の場合。
10:36 from web
早春塾だからと言って、私はHAインプラント、カルシテックを特別用いてません。使っているのはストローマンSLA。している事はPOIの山道先生、水上先生、林先生に教えていただいたPRP、PPP等を併用して、BRソニックを治癒期間にしています。色々な良い理由で早いんだ、と考えています。
10:39 from web
もうこのやり方にしてから2002年からなので、10年に成ろうとしています。一時PRP、PPPは廃れた感じでしたが、私は結果が良かったので、ズーット使ってました。別に宣伝ではなく、POIのインプラントセミナーは良いと思います。特に水上先生の審美治療は世界の第一人者と言えるでしょう。
13:47 from web
RT @iwakamiyasumi: 今、火力の稼動率は5割。7割に上げれば、原子力分はカバー。RT @seicha_ino 火力を持ち出すところが岩上さんの健全性だと思ふな
RT @iwakamiyasumi: 原発を止めると電力供給が不足するというのはデマ。火力で足 ...
13:54 from web
朝一の患者さんも、大阪で色々と回られたそうだが、何処に言っても抜歯して暫く待って、サイナスリフト+GBR骨造成、諸々の手術で治療期間2年24ヶ月と言われていたそう。それが4ヶ月でインプラントがくっ付いて噛める状況まで治せてしまう。どちらを患者さんが望まれるのかは自明の理、だろう。
14:00 from web
こう言うやり方していると、必ず突っ込まれるのが、インプラント周囲の歯茎、骨の状況。しかし、抜歯即時植立する事で、頬側の歯肉を維持できる。それを活用する手術が出来れば問題はなくなる。痛いFGG、CTGされたい患者さんはいない。抜歯して待ってると、骨も歯茎もなくなる。有るものを使おう
14:06 from web
有るものを使う為に、重要なのが再生療法のPRP、PPP、CGF等。移植材等も人工物を使う事で患者さんは痛む事はない。抜歯してインプラント植立して、周囲にそのままの組織を増やすように再生材を充填する。減張切開もしないので痛ませない。重要なのは、病巣が綺麗にチャンとなくなっている事。
14:10 from web
簡単に解説すると、ソケットプリザベーションとインプラント植立を同時にしているだけ。やや多めに増やして置く事が鍵。私は、PPP、CGFは軟組織の吸収1mm分は補える、増やせると感触を持っている。それだけの事でFGG、CTGから患者さんは解放される。そして、治療期間も劇的に短縮する。
14:15 from web
だから、是非有志の皆さんはPOIのセミナーに行って、林先生の話を聞いて下さい。問合せは日本メディカルマテリアルhttp://www.ishiyaku.co.jp/ad/detail.aspx?idA=6092へどうぞ。何も貰ってませんが、良い所なので、お勧めします。
by mgenchan on Twitter