連日来て下さって、お蔭様で経過をご報告することが出来ます。
実は奥様の治療に付き添ってこられたのですが、ついでで折角だからでクリーニングして写真撮らせていただきました。
私の身体に徹底的に優しい低侵襲外科手術では、このような経過を辿って治ってくれます。
これなら、患者さんは辛いことを経験しないまま綺麗に治ってくれます。
そう言う外科手術を私は提供したいんです。
そして、今日言いたいことは、この患者さんの中に入っているインプラントは私がしたものではない、と言うことです。
つまり、このインプラントをした先生は、インプラントまではするけれど、親知らずは放置していたと言うことです。
痛くなければ良いじゃないか、と言う考え方をする同業者も多いかも知れませんが、私はそう言う考え方に組しません。
それは私が高齢者医療、特養とかに長年関わっていて、こう言う親知らずがとても危険なことを良く知っているからです。
実際この患者さんも、ここの部位からは凄く沢山膿が出て来ましたし、歯石も凄く着いていました。
そう言うのを知ってるのに放置する、と言うのは医療人がすることではない、と思います。
その患者さんの人生を背負って、色々なことちゃんと考えてその一つの治療に当たる。
それが正しい姿だと信じます。
過剰な治療もいけませんし、不足な治療も良くありません。
適正な治療、が何処にあるのか?を常に厳しく問い詰めながら仕事するべきである、と明言します。
いずれにしても、この患者さんの前医に私は賛成することは出来ません。
インプラントだけ上手くてどうなの?と思います。
親知らずの抜歯は、腫れたり痛んだりして嫌がられます。
でも、だからと言ってしないのは違う、と思います。
未必の故意、に当たる行為だと思います。
このような風潮が根強く残っている業界に対し、私は姿勢を正すべし、と言い続けます。
すみません、又偉そうなこと書いて・・・大した人間じゃないのに・・・