痛くない、怖くないインプラント手術をできる、と言うことで、静脈内鎮静法をされている医院が増えています。
しかし、私はそれは怖いのでしていません。
何が怖いのか?
本当に安全安心なインプラント手術をするなら、私は術中の確認のCTが必須だ、と考えています。
ところが、静脈内鎮静をしてしまうと、患者さんは完全に寝てしまい、CT撮影をキチンとすることができなくなってしまうんです。
私のところに来られる患者さんは、他では抜歯即時インプラント、特に即時荷重インプラントで直ぐに歯を入れて欲しい、と言う方が多いのです。
抜歯即時荷重インプラントでは、ギリギリの部位に埋めなければならないことが多々あります。
そうなると、ほんの少しのズレが命取りになって、患者さんの願いを叶えられなくなるのです。
私の抜歯即時荷重インプラント治療は、良くあんな風にできる、と言われてしまうことが多いです。
あんな怖いことできない、と言われることもしばしばです。
しかし、私はかなり用心深い人間、と言うよりも小心者、怖がりの歯科医ですから、大丈夫なように手術をしないと安心できません。
その為に、私は常に抜歯してインプラントホールを形成する時には、CTで確認をさせていただいているのです。
恥ずかしい本当の話を書きますが、それでインプラントホールを診ると、少しだけ修正した方が良いことが殆どなのです。
天才的に器用で、手術の上手い先生ならシュミレーション通りにズバリと行くのでしょうが、私は違います。
だから、CTで術中に確認して、補正して、理想的なインプラントホールを形成しています。
このやり方を厳守しないと、安心安全な手術はできない、とまで思っています。
その為に、精密なCTを撮影したいのですが、静脈内鎮静をしてしまうとそれができないのです。
静脈内鎮静をしてインプラント手術をしたことが何回かありますが、術中CTを撮るのがとても大変でした。
患者さんがどうしても寝てしまい、動いてしまうのです。
仕方ないので、私がCT室に入り頭を抑えたこともありました。
こんな経験から、私は静脈内鎮静をしなくなりました。
それに私の抜歯即時荷重インプラント手術には、痛くない、腫れない、怖くない手術をできていますから、患者さんが次からは要らない、と言われるまでのことができてるんです。
手術の翌日のお顔も綺麗で、普段通りにお喋りできて、普通にされてます。
だから、私には静脈内鎮静は要らない、と明言してるのです。
麻酔が切れた時から、ズキズキと痛くて、翌日の朝顔見たら腫れて、と言うような手術はしていないので、特に要らないんです。
このような身体に優しい低侵襲な外科を、私は恩師ラマ先生に薫陶いただいて2003年から始め、研鑽して、改善改良をして来ました。
当時は、誰も理解してくれず、批判中傷ばかりでしたが、今では世界的に認められ、皆んながこの道をやろうとしています。
しかし、それには静脈内鎮静しないでもできる技量が要るのです。
何故なら、このやり方の肝こそ、術中CTだからだ、と私は次代のために明言して置きます。
患者さんのために、静脈内鎮静が要らないくらいの低侵襲な手術を普及させる。
それが私の望みです。
本当に腫れない痛くない、綺麗に早く治るインプラント治療で治りたい方は、03-3775-0044までお問い合わせ下さい。
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