のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

地球投げ

2015-02-06 00:09:11 | 歌舞伎も好きです
六本木歌舞伎、観てきました。

『地球投五郎宇宙荒事』
(ちきゅうなげごろう うちゅうのあらごと)
 @ 六本木EXシアター

レスリー・キー撮影による、
ロビーの等身大パネル(画像)、
かっくいい

市川海老蔵、
中村獅童、
宮藤官九郎(脚本)、
三池崇史(演出)
のコラボレーション。

4種の水と油が混ざり合い、
特殊な化学反応が炸裂。
(フツー、水と油じゃ化学反応しないけど。笑)

尖っているようで、
人なつこさもあり、
はじめて観たのに、
既視感のある、
楽しくも不思議な新作だった。

歌舞伎十八番『暫』の
鎌倉権五郎が登場するせいか、
はちゃめちゃな設定なのに、
そこはかとなく
古典が香っていて…

そもそも古典歌舞伎だって、
荒唐無稽な設定、多いもんね。

自分は古典オタクじゃないので、
落語でも歌舞伎でも、
古典と新作をバランスよく
観たい(聴きたい)ほう。

でも、面白い新作のベースには、
多かれ少なかれ、
古典が敷かれていると感じる。

古典あっての伝統芸
(当たり前か。笑)

名子役として一世風靡した
加藤清史郎くんが
すっかり少年になって登場。
やっぱり上手い

成田屋の部屋子、
市川福太郎くんも、
よく通る声で将来が楽しみ

比較的、後ろめの席だったけど、
舞台平行につくられた
花道がうれしかった

コレ、演目によっては、
歌舞伎座でも採用してほしい。

クライマックスの地球投げも、
おお~、なるほど

再演と、
このメンバーでの
次なる新作も希望~♪


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