![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/d9/4f4e03c824597f5ef84c764c74726599.jpg)
自宅からいちばん近い映画館
(といっても電車で2駅の)で、
先行上映があると知り、
万障繰り合わせて観てまいりました。
(大げさ)
いきなり余談ですが、
大昔、樹木希林と松田聖子が共演する
テレビドラマを見たとき、
強烈に感じたことがある。
上手い人って共演相手まで
上手く見せてしまうんだなぁ…と。
この映画、
その樹木希林をはじめとして、
リリーフランキー、安藤サクラ…
その予備軍として、
松岡茉優、子役までも、
そんな人ばかり出てくるから、
異様にリアル。
芝居を観てる感覚にならない。
是枝監督の前作は未見だけど、
その前の『海街diary』、
『そして父になる』ですら、
今作に比べれば「お芝居」に
思えてくるほど。
もともとファンだったけど、
安藤サクラ、
ますます好きになりました。
演技派と呼ばれる人に
ときどきありがちな、
「私って上手い(巧い)でしょう!?」感が一切ないから。
上手い人が
上手さをひけらかすことほど、
見ててシラケるものはない。
(個人的意見ですが)
これは芝居だけじゃなく、
音楽、アート…
どんなジャンルにも言えること。