のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

春興鏡獅子が観たくて

2019-01-07 23:06:39 | 歌舞伎も好きです


新橋演舞場で新春歌舞伎公演、
夜の部を観てきました。

市川海老蔵親子3人共演も、
もちろん楽しみでしたが。


夜の部の最終演目、
『春興鏡獅子』が観たくて。

15年前、
歌舞伎座での海老蔵襲名披露公演で、
それを観て衝撃を受けた。

席は花道すぐ脇の後方、
揚幕の近く。

幕がチャッと開き、
獅子に変身して登場した海老蔵は、
ギラギラと光を放つ
エネルギーの塊そのもの
ドギモを抜かれた。

同じ演目をどのように演じるのか、
それがこのたびの歌舞伎見物の
最大の興味。

劇場は違えど、なんと今回も、
席は花道すぐ脇、後方。

うっかりバッグ置いちゃいそうな、
すぐお隣りです。実際に荷物置いて、
係員に注意されてるオジサン、
何人か目撃。笑。

ちなみに今回の夜の部は、
チケット争奪戦で、
歌舞伎会に入会してる友人すら、
取り逃がしたとか。

こんな席取れたの奇跡です。
亡き母の遠隔操作かもね。笑。
(15年前、一緒に観たので)

前置き&余談が長くなりましたが、
本題に戻って。

現在40代の海老蔵さんのお獅子、
海老蔵襲名時のヤンチャ度は薄れ、
落ち着きと貫禄が感じられました。

ちょっと寂しいような…
でも当たり前だよね。
いつまでも20代の暴れん坊のままでは
いられないし、いるわけにはいかない。

円熟味を増した、
『春興鏡獅子』でありました。

海老蔵お獅子が花道引っ込むとき、
いい匂いした〜。笑。

春興…マニア(?)としては、
團十郎襲名披露公演にも期待。

いつ?来年?席取れるのか??
母よ、お空から遠隔操作よろしく!笑。

話題の姉弟共演は、
長女レイカちゃんのキレッキレの動きに、
海老パパのDNAをビシビシ感じました。


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