
新橋演舞場で新春歌舞伎公演、
夜の部を観てきました。
市川海老蔵親子3人共演も、
もちろん楽しみでしたが。

夜の部の最終演目、
『春興鏡獅子』が観たくて。
15年前、
歌舞伎座での海老蔵襲名披露公演で、
それを観て衝撃を受けた。
席は花道すぐ脇の後方、
揚幕の近く。
幕がチャッと開き、
獅子に変身して登場した海老蔵は、
ギラギラと光を放つ
エネルギーの塊そのもの

ドギモを抜かれた。
同じ演目をどのように演じるのか、
それがこのたびの歌舞伎見物の
最大の興味。
劇場は違えど、なんと今回も、
席は花道すぐ脇、後方。

うっかりバッグ置いちゃいそうな、
すぐお隣りです。実際に荷物置いて、
係員に注意されてるオジサン、
何人か目撃。笑。
ちなみに今回の夜の部は、
チケット争奪戦で、
歌舞伎会に入会してる友人すら、
取り逃がしたとか。
こんな席取れたの奇跡です。
亡き母の遠隔操作かもね。笑。
(15年前、一緒に観たので)
前置き&余談が長くなりましたが、
本題に戻って。
現在40代の海老蔵さんのお獅子、
海老蔵襲名時のヤンチャ度は薄れ、
落ち着きと貫禄が感じられました。
ちょっと寂しいような…
でも当たり前だよね。
いつまでも20代の暴れん坊のままでは
いられないし、いるわけにはいかない。
円熟味を増した、
『春興鏡獅子』でありました。
海老蔵お獅子が花道引っ込むとき、
いい匂いした〜。笑。
春興…マニア(?)としては、
團十郎襲名披露公演にも期待。
いつ?来年?席取れるのか??
母よ、お空から遠隔操作よろしく!笑。
話題の姉弟共演は、
長女レイカちゃんのキレッキレの動きに、
海老パパのDNAをビシビシ感じました。