のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

誰?

2019-01-15 17:19:09 | ひとりごと


実家至近の兄宅の庭で、
犬娘とボール遊びをしていたら、
門扉越しに派手めな高齢女性が
苗字を名乗りながら近づいてきた。

「あなたのお母さんとは、
1歳違いだったのよ」

妙に親しげ。
近所の人らしいが、
聞かない名前。

誰?

だか知らねど、
尚も話しかけてくる。

「あなた娘さんでしょ?
ここは息子さんのお宅よね?
あなたはお姉さん?」

ここは兄宅で、
私は妹です!(キッパリ)

「アラ、お姉さんじゃないの?」

二度言うな

子供の頃から慣れっこだが、
妹なのに、
しょっちゅう姉と間違われるんだよな…
(ぶつぶつ)。

「うちの窓からお宅が見えるから、
夜寝る前とか、
まだ電気が点いてるなぁとか、
見てるのよ」

監視かい!?
兄が知ったらドン引きだ。

「じゃ、また」

と言いながら去って行くかと思いきや、
にじりにじり戻ってきて言った。

「市議選のときは、
◯◯さんにお願いしますね」

誰?…再び。

…あ、K明党か
そういうことね。うんざり。

その後、市から配布されている
居住者名入り地図
(どこに誰が住んでるか記載された、
個人情報保護時代に逆行した代物)で、
その派手な婆さま…いえ、
高齢女性の家を確認したとたん、
記憶がよみがえった。

母が大層嫌っていた人だった。笑。

昔、祖母が可愛がっていたノラちゃんが、
そのお宅の前に排便したとかで、
凄まじい剣幕で怒鳴り込まれ、
母がホウキとチリトリを手に、
片付けに走ったと聞いていたから。

両親亡きあとも、
うだうだ鬱陶しい、
実家界隈の近所付き合い。

もし次に会って、
市議選の話を持ち出されたら、
丁重に、かつ毅然と返すぞ。

支持する政党が違いますので、
失礼いたします!と。

自分は実家近所に住んでないから、
STOP the しがらみです。笑。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする